■アフターコロナ時代を健康に過ごすための必須条件

　マスクの使用が個人の判断が基本となりました。それまでのアンケートをみると、半数の方が、マスクをしなくなることを不安に思っているようです。

　時が経てば、その不安もだんだんと薄れていくのかもしれませんが、いずれにしろ、免疫力を上げることが、新型コロナウイルスをはじめとした、未知の病原菌から身を守る自分でできる重要な防衛手段といっていいのではないでしょうか。ワクチンは開発まで時間がかかります。といって、マスクや手指消毒、換気などだけでは、防ぐには限界があるというのは、今回の新型コロナウイルスのまん延によって、明らかになったといえるのではないでしょうか。

　また、コロナ禍の生活により、免疫力の低下が危惧されている今、免疫力を上げることは喫緊の課題といっても過言ではないでしょう。

■ちょっとしたことで免疫力が上がる

　免疫力を上げるためにはいろいろと気を付けることがありますが、ちょっとした生活習慣を変えるだけで、随分と変わってきます。

　たとえば、免疫力を上げるためには、どちらに気をつけたほうがよいでしょう

A　夜寝る時間を一定にする

B　朝起きる時間を一定にする

もちろん、決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。それが一番いいのは、間違いありません。

しかし、忙しい現代社会で、それはなかなか難しい。そんなときは、せめて、朝起きる時間を一定にする。そのほうが、免疫力は上がりやすくなります。

　そのほか、歩くときの姿勢やお風呂やシャワーの浴び方によっても変わってきます。

　本書では、そんな日常で簡単に取り組める習慣を集めています。

　免疫力を上げることによるメリットは、病気を遠ざけるだけではありません。

疲労を改善させたり、やる気を上げたり、痛みやこりを解消したり。なんだか最近体調がすぐれないという人も、ぜひ本書のメソッドで免疫力を上げ、健やかで幸せな日々を取り戻してください。

■書籍概要

・タイトル　　　　：『名医が教える　免疫力が上がる習慣』

・出版社　　　　　：アスコム

・定価　　　　　　：1,540円

・判型　　　　　　：四六判

・ページ　　　　　：224ページ

・著者　　　　　　：小林弘幸

・監修　　　　　　：玉谷卓也

・Amazon URL　　 ：https://www.amazon.co.jp/dp/4776212749