サウジ政府招待の国際会議「REBCM Forum」に参加
3ヶ月連続の現地訪問で、日本発GX・防災・レジリエンス技術の国際展開を加速
株式会社SAKIGAKE JAPAN(本社:日本、代表取締役:近藤宗俊)は、2025年11月24日から26日にかけて、サウジアラビア・リヤドで開催された国際会議「REBCM Forum(Resilient & Environmentally Balanced Construction & Management Forum)」に、昨年に続きサウジアラビア政府からの公式招待を受けて参加しました。 REBCM Forumは、Business Continuity(事業継続)、レジリエンス、GX(グリーントランスフォーメーション)分野において、政府直轄機関、国営企業、グローバル企業が一堂に会する中東有数の国際会議・展示会です。創業2年目の日本企業である当社が継続して招かれていることは、日本の防災・レジリエンス技術が国際的に高く評価されていることの表れといえます。

サウジアラビア市場で高まる「レジリエンス」への関心
サウジアラビアでは国家ビジョン「Vision 2030」のもと、都市再開発、インフラ刷新、GX投資が急速に進んでいます。その中で、
・広域停電
・砂嵐や高温環境による設備障害
・集中豪雨による都市浸水
といった“頻度は低いが影響の大きいリスク”への備えが重要政策テーマとして位置づけられています。
会期中のミートアップや意見交換では、
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電源に依存しない災害対応インフラ
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AIを活用した防災・リスク予測
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太陽光を活かした分散型・オフグリッドエネルギー
といった分野で、日本との連携に強い関心が寄せられました。

REBCM Forumでの主な議論テーマと当社技術との親和性
REBCM Forumでは、以下のテーマが重点的に議論されました。
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レジリエント都市開発
気候変動・停電・災害を前提とした都市設計、建築基準、運用体制の構築 -
スマートビルディングとデジタル化
IoT・デジタルツインを活用した都市管理とリスク可視化 -
GX・分散型エネルギー
再生可能エネルギーと蓄電技術による持続可能なインフラ -
Public–Private Partnership(官民連携)
国営企業と民間企業による共創型プロジェクトの推進
これらは、SAKIGAKE JAPANが展開する
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オフグリッド型冷蔵インフラ
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AI防災・リスクデータ活用
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フェーズフリー型防災ソリューション
と高い親和性を持ち、複数の政府・企業関係者との間で、将来の共同プロジェクトを見据えた具体的な議論が行われました。

3ヶ月連続の現地訪問がもたらす信頼構築
サウジアラビア市場では、単発の訪問や短期的な商談よりも、継続的な対話と関係構築が重視されます。当社は今回、3ヶ月連続で現地を訪問し、政府機関・国営企業・民間パートナーとの信頼関係を段階的に深めてきました。
その結果、
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議論が概念段階から具体的な案件検討へ進展
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継続的な協議要請の獲得
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日本の防災・GX技術に対する明確な期待の把握
といった成果を得ています。
今後の展望
SAKIGAKE JAPANは今後、アジアに加え中東地域においても、GX × 防災 × 分散型インフラを軸とした国際展開を本格化させていきます。日本の防災技術と実装ノウハウを世界の現場につなぎ、「災害に強い社会」をグローバルに実現することを目指してまいります。
株式会社SAKIGAKE JAPANについて
株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。
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