特別公開講座2025《第4回》開催:キャリアコンサルティングと職業リハビリテーションの接点
8万人を超える国家資格キャリアコンサルタント。障害者雇用の現場で求められる「キャリア支援×職業リハビリテーション」の接点を、理論と事例から立体的に学ぶ100分。
本シリーズ「特別公開講座2025」は、興味のあるテーマだけを点で拾うのではなく、制度・政策/キャリア/作業療法/教育・医療・福祉/企業実務を横断して“面で学び直す”ことをめざしています。分野横断の共通言語を育み、連携力の向上を通じて、障害者雇用・就労支援の質の底上げを図ることが狙いです。 第4回では、その中核となるテーマの一つである「キャリアコンサルティング」と「職業リハビリテーション」の接点に焦点を当て、両者の関わり方や今後の可能性を再考します。

開催背景(シリーズの位置づけ)
雇用率の引き上げや合理的配慮の義務化、新制度の創設など、制度環境は連続的に変化し、障害者雇用はまさに転換期。必要なのは、個々の関心を点で拾う学びではなく、制度・政策、キャリア、作業療法、教育・医療・福祉、企業実務を横断して“面”で学び直すことです。本シリーズは、第一線の研究者・実践家の知見が交わる場として、新潮流(制度の受け止めと活かし方)/専門職の役割/包摂的な未来の働き方を立体的に扱い、「働くことの意味」を問い直しながら、現場が動く共通言語と連携の手がかりを育てます。

第4回の見どころ
・キャリアコンサルティングの現在地
国家資格キャリアコンサルタントの有資格者数は8万人を超え、キャリア支援への注目が高まるなかでの位置づけ。
・障害者雇用・支援との接点
障害者雇用・障害者支援に携わるキャリアコンサルタントが増えるなかで、どのような支援が求められているのか。
・職業リハビリテーションとの融合
キャリアコンサルティングの目的・意義、就労支援で行えること・困難を感じることを踏まえつつ、職業リハビリテーションとの将来的な融合の姿を、古今東西の研究や事例から掘り下げます。
・“面で学ぶ”シリーズ内での役割
キャリアと職リハの接点を整理することで、他回(精神障がい、難病、資格化など)と連動した理解が深まる構成になっています。
※上記は講座内で紹介される実践内容に基づく要点です。制度・数値の扱いは講義の言及範囲に準じます。
開催概要
名 称:職業リハビリテーション協会「特別公開講座2025」《第4回》
日 時:2025年12月20日(土)10:00〜11:40
形 式:オンライン配信(申込者に視聴方法をご案内)
テーマ:キャリアコンサルティングと職業リハビリテーションの接点
- キャリアコンサルタントが見た職業リハビリテーション
講 師:下村 英雄 氏(独立行政法人労働政策研究・研修機構 統括研究員)
対 象:企業の障害者雇用・人事・現場管理者、就労系福祉/医療/教育の実務者、自治体、研究者、当事者・家族 ほか
詳 細:https://rehab-c.org/pl251220/
申 込:https://forms.gle/uXutWXWe1X8czmqx8
登壇者プロフィール(要約)
講 師:下村 英雄 氏
筑波大学大学院博士(心理学/キャリア心理学)。東京成徳大学大学院講師、厚生労働省職業能力開発専門調査員、社会正義のキャリア支援研究会顧問。日本キャリア教育学会元会長、日本キャリア・カウンセリング学会元監事。国家資格キャリアコンサルタント、1級キャリアコンサルティング技能士。
聞き手:松爲 信雄 氏
東京通信大学・神奈川県立保健福祉大学名誉教授。一般社団法人職業リハビリテーション協会代表理事・松為雇用支援塾主宰。
司 会:宇野 京子 氏
職場適応援助者(訪問型ジョブコーチ)。現在、ハローワーク岡山に勤務。一般社団法人職業リハビリテーション協会理事。
シリーズ総題
障害者雇用・就労支援の最前線 ― 新潮流、専門職の役割そして未来の働き方
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