特別公開講座2025 《第2回》 開催:障害者就労支援士 ~ 資格化の意味と将来展望 ~
人材不足を背景に進む資格化。“障害者就労支援士”の意義と将来像を読み解く80分
障害者の就労支援分野で、いま大きな転機を迎えています。国が人材不足の課題を背景に制度化へと動き出した「障害者就労支援士」資格。その誕生は、単なる資格制度の拡充ではなく、専門職としての地位向上とキャリア形成の新しい道を開くものです。本講座では、資格化の意義と背景、そして就労支援の未来を切り拓くために求められる役割について、長年この分野に携わる小川 浩 氏が解説します。障害者雇用・就労支援に関わるすべての方にとって、今後のキャリアを見据える貴重な機会となるはずです。

開催背景(シリーズの位置づけ)
雇用率の引き上げや合理的配慮の義務化、新制度の創設など、制度環境は連続的に変化し、障害者雇用はまさに転換期。必要なのは、個々の関心を点で拾う学びではなく、制度・政策、キャリア、作業療法、教育・医療・福祉、企業実務を横断して“面”で学び直すことです。本シリーズは、第一線の研究者・実践家の知見が交わる場として、新潮流(制度の受け止めと活かし方)/専門職の役割/包摂的な未来の働き方を立体的に扱い、「働くことの意味」を問い直しながら、現場が動く共通言語と連携の手がかりを育てます。

第2回の見どころ
・資格化の意義:人材不足の課題を背景とした制度化の意味を整理
・背景の理解:資格創設の狙いと文脈を把握
・専門職の将来像:地位向上とキャリア形成の新しい道筋
・求められる役割:就労支援の未来を切り拓くための視点と言動
・対象者への示唆:障害者雇用・就労支援に関わる方の“これから”の指針
※上記は講座内で紹介される実践内容に基づく要点です。制度・数値の扱いは講義の言及範囲に準じます。
開催概要
名 称:職業リハビリテーション協会「特別公開講座2025」《第2回》
日 時:2025年11月22日(土)10:00〜11:20
形 式:オンライン配信(申込者に視聴方法をご案内)
テーマ:障害者就労支援士 ~ 資格化の意味と将来展望 ~
講 師:小川 浩 氏(大妻女子大学副学長/NPOジョブコーチ・ネットワーク設立者/厚労省・東京都の委員会で要職)
対 象:企業の障害者雇用・人事・現場管理者、就労系福祉/医療/教育の実務者、自治体、研究者、当事者・家族 ほか
詳 細:https://rehab-c.org/pl251122/
申 込:https://forms.gle/uXutWXWe1X8czmqx8
登壇者プロフィール(要約)
講 師:小川 浩 氏
大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科長、学部長、共生社会文化研究所長を歴任し、2021年より副学長。2003年にNPO法人ジョブコーチ・ネットワークを設立し、ジョブコーチの普及啓発と人材養成に尽力。厚生労働省職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会主査、東京都障害者施策推進協議会副部会長、同就労支援協議会副委員長などを務め、障害者の就労支援と職業リハビリテーションの発展に幅広く貢献している。
聞き手:松爲 信雄 氏
東京通信大学・神奈川県立保健福祉大学名誉教授。一般社団法人職業リハビリテーション協会代表理事・松為雇用支援塾主宰。
司 会:関川 美果 氏
株式会社キユーピーあい 経営統括部 定着支援グループに勤務。一般社団法人職業リハビリテーション協会理事。
シリーズ総題
障害者雇用・就労支援の最前線 ― 新潮流、専門職の役割そして未来の働き方
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