日ASEANスマートシティネットワークハイレベル会合に出展
日本発の防災ソリューションをASEAN都市へ向けて発信
株式会社SAKIGAKE JAPAN(本社:東京都中央区、代表取締役:近藤宗俊)は、2025年11月10日に香川県高松市で開催された国土交通省主催「日ASEANスマートシティ・ネットワーク ハイレベル会合(ASCN)」にブース出展企業として参加いたしました。本会合はASEAN10カ国・26都市が参画し、都市のレジリエンス向上やスマートシティ化に向けた国際連携を推進する重要な国際会議です。

日本の防災技術をASEANへ——レジリエンス強化へ向けた国際協力の前進
本会合には、タイ・カンボジア・インドネシア・フィリピンをはじめとするASEAN諸国の政府関係者・自治体担当者が参加。気候変動による洪水・停電・インフラ老朽化への対策が議論される中、SAKIGAKE JAPANは、日本発のフェーズフリー型防災ソリューションを紹介しました。
出展した主な技術は以下の通りです。
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Cold Storage Box(オフグリッド移動型冷蔵ユニット)
停電下でも稼働し、医薬品・食料の保冷を維持する自律型インフラ。 -
Aster Power Coating(特殊耐震塗料)
既存建築物の耐震性を向上させ、倒壊リスクを軽減する新技術。 -
Water Vision(AI洪水予測ソリューション)
洪水リスクの高いASEAN都市でニーズが高まる、早期警戒・避難判断支援技術。
ブースには多くのASEAN政府関係者が訪れ、特に「停電が多い地域での冷蔵確保」「洪水予測の活用」「既存インフラの耐震補強」に対して高い関心が寄せられました。
スマートシティ × 防災の融合が切り開く新たな国際連携
本会合では、都市運営・エネルギー管理・災害対策を一体型で考える“スマートシティ・レジリエンス”の重要性が強調されました。SAKIGAKE JAPANの技術は、特に以下の課題を抱えるASEAN都市から高い評価を得ました。
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気候変動による洪水の増加
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災害時の長時間停電
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医療・食料冷蔵チェーンの脆弱性
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インフラ老朽化と耐震性不足
今回の会合で得られた各国政府との直接対話は、将来的な実証導入や技術連携に向けた大きな前進となりました。

今後の展望——日本の防災技術をASEANの現場へ
SAKIGAKE JAPANは、ASEAN都市が抱える複雑な災害課題に対し、日本の技術で貢献する国際事業をさらに推進してまいります。
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ASEAN都市での実証プロジェクト推進
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AI防災データ基盤の構築
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オフグリッド冷蔵ソリューションの社会実装
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スマートシティ分野での共同開発・協働
当社は今後も「日本の防災技術を世界へ」を掲げ、国際協力と都市レジリエンス向上の取り組みを深化させてまいります。
株式会社SAKIGAKE JAPANについて
株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。
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