東京都「グローバルサウスGX促進プロジェクト」でサウジ訪問
日本のGX・防災技術がサウジで高い関心を獲得
株式会社SAKIGAKE JAPAN(代表取締役:近藤宗俊)は、2025年10月27日〜31日にかけて、東京都が推進する公式プログラム「グローバルサウスGX促進プロジェクト」に参加し、サウジアラビア・リヤドを訪問しました。本訪問は、同プロジェクトの一環として都内企業20社が参加したもので、SAKIGAKE JAPANとしては3度目のサウジ訪問となります。今回はGX(グリーントランスフォーメーション)を軸に、政府機関・産業界との連携可能性を多角的に探索しました。 本プログラムは東京都産業労働局およびSusHi Tech Global(スタートアップ戦略推進本部)の合同事業として実施され、東京都幹部によるトップセールス、日・サウジ合同レセプション、商工会議所との意見交換、サウジ投資省(MISA)訪問などが体系的に組み込まれています。

サウジ政府・産業界が示すGXへの強い意欲
リヤド到着後、プログラム参加企業はまず サウジアラビア商工会議所連盟(FSC) を訪れ、同国のGX政策・産業戦略について意見交換を実施しました。
さらに、サウジ投資省(MISA) からは、投資政策の最新動向、優先産業、海外企業との協業方針などが共有され、会場ではSAKIGAKE JAPANの主力技術である 「オフグリッド型モバイルコールドストレージ」 に高い関心が寄せられました。
SAKIGAKE JAPANの技術は、同国の GX・医療・物流・防災の各分野と密接に結びつくことから、
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災害時のレジリエンス確保
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医療用コールドチェーンの強化
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遠隔地の物流インフラ整備
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観光・イベント用途の電源レス冷蔵
など、多様な活用可能性が議論されました。
参考:東京都、新興・中小のGX技術をグローバルサウスへ サウジで商談会(日経新聞)

日本のGX技術 × サウジ「Vision 2030」が示す親和性
当社の中心技術 Cold Storage Box Portable は、100V・太陽光・内蔵バッテリーの3電源に対応し、災害時や電源が確保しづらい環境でも温度管理を維持できる“電源不要の冷蔵インフラ”です。
サウジアラビアで特にニーズが強い
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砂漠地帯での医薬品・ワクチン保冷
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電力が不安定な地域での物流・食品供給
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遠隔地での医療アクセス改善
といった課題に対して、極めて高い親和性を持つことが明らかになりました。
東京都の公式資料でも、SAKIGAKE JAPANは 「オフグリッド冷蔵インフラを活用した自律分散型ロジスティクスモデル」 の提供企業として紹介されており、日本とサウジの協業領域として有望視されています。
製品販売にとどまらない「中長期の共創モデル」を構築へ
サウジアラビアとの連携は、単なる製品販売ではなく、
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サウジ企業との共同開発
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現地仕様へのローカライズ
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パイロット導入・実証
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生産拠点の構築検討
など、中長期にわたるパートナーシップ形成が前提となっています。
今回の訪問を通じて、サウジ政府・産業界との信頼関係は大きく進展し、日本とサウジが協働してグローバルサウスの課題解決に挑むための「新たな協業モデル」の土台が形成されつつあります。

コメント(SAKIGAKE JAPAN代表・近藤宗俊)
「サウジアラビアが掲げる“Vision 2030”の変革スピードは日本の想像を超えています。
GX・防災・レジリエンスは、国の未来を左右する重要テーマであり、日本の技術が大きく貢献できる領域です。
SAKIGAKE JAPANは、サウジの皆さまとともに、グローバルサウスのインフラ課題を解決する“自律分散型インフラ”の国際展開を引き続き推進していきます。」
株式会社SAKIGAKE JAPANについて
株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。
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