台湾最大級AI・IoT展示会に日本の防災テクノロジーが登場

株式会社SAKIGAKE JAPAN

2025.12.03 10:00

日本台湾交流協会の推薦により出展が実現

株式会社SAKIGAKE JAPAN(本社:東京都、代表取締役:近藤宗俊)は、2025年10月22日~24日に台北市で開催された AIoT Taiwan 2025 に、日本台湾交流協会の推薦を受けて、日本パビリオン出展企業として参加したことをお知らせいたします。

AIoT Taiwanは、AI、IoT、ロボティクス、スマートインフラなど台湾が強みを持つ先端分野の最新技術が集結する、アジア有数の国際展示会です。今年も台湾内外の企業・技術者・研究機関・行政関係者が来場し、国境を越えた産業連携が生まれる場として注目されています。

今回、日本台湾交流協会より「日本の先端防災技術を紹介する」企業として推薦され、SAKIGAKE JAPANの出展が実現しました。

台湾が求める「防災・レジリエンス技術」への日本からの回答

台湾は地震・台風・洪水など自然災害が多く、災害対応力の強化は国家レベルの重要テーマです。本展示会では、日本の高度な防災技術が注目を集める中で、SAKIGAKE JAPANのブースにも多くの来場者が訪れました。

ブースは日本パビリオン内の主要導線に配置され、初日から想定を上回る反響が寄せられました。来場者からは、

  • 医療用コールドチェーンへの活用

  • 農産物の低温物流支援

  • 観光地での電源レス冷蔵ニーズ

  • 台湾の酷暑環境での安定稼働性への期待

など、多様な観点から質問と協議が行われました。

注目を集めた製品:「Cold Storage Box Portable」

今回の中心展示となったのは、SAKIGAKE JAPANが国際展開を進める Cold Storage Box Portable(オフグリッド型冷蔵インフラ) です。

<主な特徴>

  • 100V/太陽光/内蔵バッテリーの3電源対応

  • 5〜−25℃を長時間安定保持

  • 軽量モジュール構造で設置が容易

  • 30分以内に最大氷結晶生成帯へ到達(急速冷凍機能)

  • 高温環境下でも冷却性能維持(台湾の過酷な気候下で検証済)

医療、食品、物流、観光、自治体の各分野の来場者から「台湾の課題にフィットする技術」と高く評価され、多くの個別面談が実施されました。

■ 台湾を起点としたアジア展開へ

今回の展示会を通じて、当社が見据えるのは台湾市場だけではありません。台湾はアジアにおける製造・技術のハブであり、

  • 販売代理店契約の検討

  • 部材調達・OEMを含むローカライズ

  • 台湾自治体での実証プロジェクト

  • 台湾からASEAN地域への展開

など、より広域での展開可能性が高まっています。

台湾の強みであるバッテリー技術・ICT産業と、日本の防災テクノロジーが融合することで、アジア全体のレジリエンスを高める新たなインフラモデル創出を目指します。

今後の展望

AIoT Taiwan 2025 日本パビリオンへの出展は、SAKIGAKE JAPANにとって、日台連携の強化とアジア展開加速の重要なステップとなりました。今後も台湾企業・研究機関・行政と協力し、より安全でレジリエントな社会の実現に貢献してまいります。

株式会社SAKIGAKE JAPANについて

株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。

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カテゴリ
エネルギー・環境

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