蕨高等学校で特別講演──防災×キャリア×AI時代の学び
防災から未来をデザインする
株式会社SAKIGAKE JAPAN(代表取締役:近藤宗俊、所在地:東京都港区)は、2025年9月30日、埼玉県立蕨高等学校(所在地:埼玉県蕨市)にて、「防災から未来をデザインする」をテーマとした特別講演を実施しました。本講演は、避難訓練に続く授業として行われ、防災のみならず、キャリア形成、社会課題の捉え方、AI時代の生き方など、広い視野で未来を考えるプログラムとなりました。

日本の防災技術と国際貢献、そして起業ストーリーを高校生へ
講演の前半では、日本が災害大国と呼ばれる理由や、地震・豪雨などの災害対応を通じて発展した日本の防災技術を紹介。また、2011年以降の大規模災害、国際的な防災枠組み「仙台防災枠組(Sendai Framework)」を例に、日本の防災知見が世界で果たしている役割を解説しました。
後半では、近藤自身のキャリアを題材に、
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福岡県立東筑高校での経験
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広島大学・東京大学大学院での研究
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リクルートでの新規事業立ち上げ
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カリフォルニア大学サンディエゴ校での経験
など、「防災を軸に起業へ至るまでの道のり」を紹介。世界が直面する環境・防災課題の解決に、日本の技術が貢献できる可能性を語りました。

社会課題は“未来の価値の源泉”
講演中盤では、SDGsを例に“社会課題は新しい価値を生む起点”であることを解説。防災・環境・教育といった領域は、今後大きな成長が見込まれる分野であり、若い世代が未来をつくるフィールドでもあると伝えました。
また、蕨高校周辺が「荒川流域の洪水リスク」を抱える地域である点にも触れ、洪水ハザードマップを用いながら、地域特性を理解することの重要性も解説しました。
参照:蕨市 洪水ハザードマップ
https://www.city.warabi.saitama.jp/anzen/bousai/1011068/1000952.html
■ AI時代に必要とされる「3つの力」
講演の終盤では、AIが高度化する時代において求められる人間の力として、
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物語(自分のストーリー)
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価値観(判断基準)
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自己効力感(行動する力)
の3点を紹介。
技術が進化するほど、“人として何を大切にするか”が重要になると強調しました。
生徒アンケートでは、
「キャリアを考えるきっかけになった」
「防災を違う視点で捉えられた」
「AI時代の価値観が参考になった」
などの声が数多く寄せられ、若い世代の探究心が強く感じられる場となりました。

代表コメント(近藤宗俊)
「防災を学ぶことは、過去の災害を知るだけでなく、“これからの社会をどうつくるか”を考えることです。今日の講演が、生徒の皆さんが自分の未来をデザインする一歩になれば嬉しく思います。」
SAKIGAKE JAPANの今後の取り組み
SAKIGAKE JAPANは今後も、教育機関・自治体・企業と連携し、
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防災教育プログラム
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ワークショップ
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自治体向け防災研修
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AI・環境領域と連動した探究学習支援
を通じ、「防災から未来をデザインする」学びを次世代に届けてまいります。
株式会社SAKIGAKE JAPANについて
株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。
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