命と自然のつながりをテーマにした食イベント『ジビサケスタンド』を開催
ジビエと日本酒で感じる、命の循環と地域共生の新たなかたち
店舗経営・店舗コンサル・人材・イベント事業を展開する合同会社CLOVER(所在地:東京都新宿区、代表:大原拓弥、https://clover-team.jp)は、人と自然がつながり、未来を共に創る”をテーマにした食のイベント『ジビサケスタンド』を、【2025年10月13日(月)】東京都内で開催いたしました。 当日は【約50名】が参加し、ジビエと日本酒のペアリングを楽しみながら、獣害と食資源の循環について理解を深めました。

本イベントの実施の背景について
近年、イノシシやシカによる農作物被害、クマの人里出没など獣害が全国で深刻化しています。
対策として捕獲される野生動物のうち、食用ジビエとして活用されるのはわずか1割程度。残る9割は、食肉処理施設の不足や適切な処理技術を持つ人材不足により、多くが焼却処分となっているのが現状です。
合同会社CLOVERは、命を無駄にしない「食資源の有効活用」と、地域に循環する価値づくりを目指し、本イベントを企画。**「美味しい体験」×「社会的意義」**を両立させた場づくりに取り組みました。

イベントの実施内容について
◎当日は、ジビエの魅力と社会的意義を体感できるようジビエと日本酒ペアリング体験を行いました。
シカ・イノシシなどの適切に処理されたジビエを、銘柄の異なる日本酒と合わせて提供。味わいの違いと調理法のポイントを紹介。
◎ジビエを食べる意味
・食資源の有効活用 … 捕獲された命を貴重な食料として循環させる
・高い栄養価 … 高タンパク・低カロリー、鉄分やビタミンが豊富
・地域活性 … 飲食・加工・観光の新たな産業を創出
・感謝と教養 … 命をいただく意味を再認識し、共生の意識を育む
これにより、CLOVERが掲げる**「食×コミュニティ×地域」**の融合を実践する機会となりました。
今回のメッセージ(イベントを通して伝えたいこと)
ジビエを「美味しい肉」として楽しむ一方で、獣害の根本原因の一端は人間の生活圏拡大にあることを忘れてはいけません。
森林開発や太陽光パネル設置などにより野生動物の生息地を狭めたのは私たちです。
ジビエを食べることは、単なる嗜好ではなく、命への感謝と自然共生の未来を選ぶ行動である -その認識を広げていきます。

誰に貢献できるのか
・農家さん:獣害が減少し、安定した農業経営に寄与
・猟師さん:捕獲個体の買い取りによる収入確保と後継者育成に貢献
・一次産業の消費者:相場の安定が生活維持のメリットに
・地域社会:捨てられる命が資源となり、飲食・観光・ものづくりの雇用を創出
今後の展望
『ジビサケスタンド』は単発ではなく、CLOVERが推進する**“リアルな食コミュニティづくり”**の中核として継続開催します。
・2026年:都内/近郊での定期開催と、処理施設・飲食店・酒蔵の三位一体連携を構築
・2028年:生産地(里山)と都市をつなぐサプライチェーン・ツーリズムを確立
・2030年:地域の観光・物産と連携した大規模フードフェスへ展開し、循環型経済のモデルを発信
CLOVERは今後も、食を通じて人と地域、自然をつなぎ、命の循環に感謝が巡る社会の実現を目指してまいります。
【合同会社CLOVER 会社概要】
会社名 :合同会社CLOVER
事業内容 :店舗経営、店舗コンサルティング、人材事業、イベント主催・運営
代表 :大原拓弥
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