イベントは無料。開幕式には来日作家全員が登壇予定

　韓国文学翻訳院は、1996年に設立された政府機関。韓国文学の普及を目的に、全世界の出版社を対象として翻訳出版を支援している。加えて、韓国文学の魅力を読者に広く伝えるため、多種多様なイベントも開催してきた。

　今年は、例年にも増して豪華な作家人を日本へ招き関連イベントを企画。「こころに触れる—韓国文学がつなぐ私たち」と題して、それぞれの作品世界や創作秘話について語ってもらう。韓国国内でも根強い人気を誇る各人の話を直接聞くことができる貴重な機会だ。

　関連イベントはすべて無料。事前申込み制で、多くのイベントがすでに満席になっているが、来日作家が全員登壇する開幕式（11月19日）と、李承雨さんによるトークイベント（11月21日）は若干の残席あり。

開幕式（申込みは11日7日まで）⇒ https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=8236
李承雨さんイベント⇒  https://kbookweek112103.peatix.com
※申込み状況は11月5日現在

K-BOOKフェスティバル2025も同時期開催。韓国文学の世界が広がる「K-BOOKウィーク」 に

　続く週末には、同じく神保町で「K-BOOKフェスティバル2025」が開催される。李承雨さん、ペク・スリンさん、チェ・ウニョンさん、ナ・テジュさんの4名は、11月22日（土）に同会場ステージにも登壇し、熱気をつなげる。読者から寄せられた質問に作家たちが答える、濃厚な1時間だ。こちらも事前申込み枠は満席だが、当日券の配布がある。

　「こころに触れる—韓国文学がつなぐ私たち」と「K-BOOKフェスティバル2025」が連続して行われる一週間はまさに「K-BOOKウィーク」。韓国文学の奥深い魅力に存分に浸れるこの機会、ぜひ会場で楽しんでいただきたい。

11月22日「作家たちの素顔に迫る」⇒ https://kbookfes2025-112204.peatix.com
※着席観覧券は売り切れですが、立ち見観覧のみ「当日券」の配布があります

「こころに触れるー韓国文学がつなぐ私たち」概要

期　間：2025年11月19日（木）～22日（土）
会　場：韓国文化院（四谷三丁目）、Cafe Lish（神保町）、神保町ブックセンター（神保町）
参加費：無料
主　催：韓国文学翻訳院
開幕式共同主催：駐日韓国文化院
協　力：K-BOOKフェスティバル
後　援：韓国文化体育観光部、BOOK MEETS NEXT事務局

※下記イベントはいずれも参加無料ですが、事前お申込が必要です。
　開幕式、李承雨さんイベントのみ残席あり（11月5日時点）

＜開幕式＞

◎11月19日（水）19：00-21：00（駐日韓国文化院）
こころをつなぐ―韓国作家と日本読者の出会い
⇒  https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=8236

＜その他の作家別イベントのスケジュール＞

◎11月20日（木）19：00-21：00（Cafe Lish）
小説家チョン・ジア／歴史の傷と人生の出会い
⇒ https://kbookweek112001.peatix.com

◎11月20日（木）19：00-21：00（神保町ブックセンター）
小説家ペク・スリン／異郷の世界と孤独との向き合い
⇒ https://kbookweek112002.peatix.com

◎11月21日（金）15：00-17：00（神保町ブックセンター）
詩人ナ・テジュ／野花のような愛と日常のあたたかな抱擁
⇒ https://kbookweek112101.peatix.com

◎11月21日（金）19：00-21：00（神保町ブックセンター）112102
小説家チェ・ウニョン／傷ついた心と結ばれる私たち
⇒ https://kbookweek112102.peatix.com

◎11月21日（金）19：00-21：00（Cafe Lish）
小説家李承雨（イ・スンウ）／本質的な愛と人間存在のつながり
⇒ https://kbookweek112103.peatix.com

＜K-BOOKフェスティバルでのイベント＞

◎11月22日（土）16：00-17：00（神保町・出版クラブビル）
Q＆Aセッション「作家たちの素顔に迫る」
出演：ナ・テジュ、ペク・スリン、李承雨、チェ・ウニョン
⇒ https://kbookfes2025-112204.peatix.com
※事前申込み枠は満席。YouTubeで当日はライブ配信を行います（アーカイブなし）。また、当日来場された方のために立ち見エリアへの入場を対象とした「当日券」配布あり。詳しくはこちらより