震災からの復興とともに2年ぶりに本格的な春の牡蠣シーズンが到来
冬だけじゃない、春こそ旨い「能登牡蠣」は5月GWまで楽しめる
株式会社REプランニングワークス(本社:石川県かほく市/代表:橋屋 哲)は、2025年2月に石川県・富山県・福井県が共同主催するメディア向け観光情報ウェビナー「Discover HOKURIKU Meeting」の開催と運営を行いました。各地域がプレゼンテーションを行ったコンテンツの中で、参加者の反応が特に高かった「能登牡蠣」をご紹介します。
牡蠣といえば冬の味覚と思われがちですが、実は「能登牡蠣」は春に旨味のピークを迎え、最もおいしくなることをご存じでしょうか? 能登半島・七尾西湾で育つ「能登牡蠣」は、プランクトン豊富な海で育ち、肉厚で甘みが強いのが特徴です。5月頃まで楽しむことができ、特にゴールデンウィークまでの時期は絶品の味わいを堪能できます。
しかし、「春の能登牡蠣」の魅力はまだ広く知られておらず、さらに2024年の能登半島地震の影響で、満足に能登牡蠣をお店で食べられるのは2年ぶりとなります。震災後、多くの漁業関係者や飲食店が復興に取り組み、ついにこの春、再び七尾の牡蠣を提供できる環境が整いました。
七尾で楽しめる「春の能登牡蠣」
現在、七尾市内の飲食店で能登牡蠣を堪能することができます。「居酒屋とき。」では新たなブランド「七尾牡蠣」も提供。また、5月上旬まで「能登牡蠣」を楽しめるお店として、「わいわい処八味」さんや「牡蠣テラス波音(飛田水産)」さんが挙げられます。さらに、直売店が多く集まる七尾市中島町や道の駅「能登食祭市場」でも購入・試食が可能です。
居酒屋とき。:石川県七尾市上府中町ス2
わいわい処八味:石川県七尾市中島町浜田耕128−9
牡蠣テラス波音(飛田水産):石川県七尾市中島町笠師列36−1
道の駅「能登食祭市場」:石川県七尾市府中町員外13−1
能登かき直売所:石川県七尾市中島町内に10店舗以上
新たなブランド「七尾牡蠣」も誕生
能登半島地震で被災した石崎漁港では新たな試みとして新たに「七尾牡蠣」の生産を開始しました。「七尾牡蠣」は通常の真牡蠣とは異なり産卵をしないため、身が痩せることがなく1年を通して楽しむことができます。さらに、バスケット養殖による環境負荷の軽減が期待され、生態系にも優しい循環型の養殖運営を目指しています。
七尾市内だけでなく、東京や沖縄へも出荷され始め、復興とともに再び全国の食卓に七尾の牡蠣が広まることが期待されています。
能登牡蠣
水揚げ期間:11月〜5月
養殖方法:牡蠣棚。ロープに牡蠣を連ねたものを垂下して育てる
特徴:肉厚、クリーミーで甘みが強い(加熱して食べる)
提供飲食店:七尾市中島町の牡蠣小屋などの飲食店(割烹おとみ、宮本水産など)、能登食祭市場
七尾牡蠣
水揚げ期間:通年
養殖方法:バスケット。揺れるバスケットの中で育てる
特徴:生食が前提。さっぱりとした旨み
提供飲食店:七尾市内居酒屋
能登牡蠣と一緒に楽しみたい、日本最大級の曳山が登場する「青柏祭(せいはくさい)」
七尾の春を彩る伝統行事「青柏祭」が、5月3日~5日に開催を予定しています。2024年は震災の影響で巡行が中止となりましたが、2年ぶりに復活が予定されています。高さ12メートル、重さ20トンにも及ぶ日本最大級の曳山「でか山」が町中を練り歩く勇壮な祭りで、4日には大地主神社、5日には能登食祭市場や仙対橋付近に「でか山」が勢ぞろいします。
名称:青柏祭
開催日:5月3日〜5日
場所:七尾市街地中心部(大地主神社)
ツアー情報:能登デスクさんと行く!大迫力!七尾「青柏祭」体験ツアー(株式会社丸一観光)
七尾の春は、能登牡蠣の旨味と伝統ある祭りの熱気が楽しめる特別な季節。この時期ならではの味覚と文化を満喫してください。
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