韓国で累計170万部のベストセラー小説『不便なコンビニ』、作家が来日&神保町でトークイベント開催!

株式会社クオン

2025.02.24 10:00

韓国と日本のヒーリング小説家が語る「今、国を超えて文学に癒やしが求められる理由」

韓国で累計170万部のベストセラーとなった小説『不便なコンビニ』シリーズ。最新刊である『不便なコンビニ2』が今年2月に邦訳出版されたことを受け、神保町にある韓国書籍専門書店「チェッコリ」がトークイベントを主催します。

近年、日本でも人気の韓国文学。歴史やフェミニズムをテーマにした重厚な作品から、ミステリー、SF、詩や絵本に至るまで、いまやネット・リアル書店問わず幅広いジャンルを手に取ることができます。なかでも人気なのは、韓国に暮らす「市井の人々」を描く群像劇。韓国と日本の社会背景や文化は当たり前に異なるものの、似ている点や重なる点、共感できる部分も意外と少なくありません。日々の悩みや喜びといった、人間の普遍的な姿を切り取った作品は、国を超えて人々に勇気や励ましを与えています。

『不便なコンビニ』は韓国で2021年に出版され、たちまち話題に。ソウルの下町にある小さなコンビニを舞台に繰り広げられる温かな人間模様が、生きづらさを抱える現代人に広く受け入れられ、本作をきっかけに「Kヒーリング小説」というジャンルが生まれたほど。舞台化やドラマ化も進行しています。

2023年に邦訳版が発売されたことで日本でもたくさんのファンを獲得した同作。今年、続編である『不便なコンビニ2』の刊行記念として、原作者であるキム・ホヨンさんの来日が決まりました。

トーク相手は、日本のヒーリング小説と言える『森崎書店の日々』の著者、八木沢里志さん。同書は2010年の刊行にもかかわらず、昨年には英訳版がブリティッシュ・ブックアワード小説デビュー作部門にノミネートされ、海外で再注目を集めています。

なぜ、今このようにして国を超えて文学に癒しが求められるのか——。韓国と日本のヒーリング小説家が自身らの作品を紐解きながら語り合う、ここだけのイベントです。店内参加ほか、オンラインでの視聴も可能で、著者サイン入り書籍とのセット券も販売しています。概要、お申し込みは以下よりご確認ください。

『不便なコンビニ2』刊行記念トークイベント キム・ホヨン×八木沢里志 韓国と日本のヒーリング小説家が語る「今、国を超えて文学に癒やしが求められる理由」

■日時:2025年3月5日(水)19:00~20:30
■場所:チェッコリ(東京都千代田区神田神保町1-7-3三光堂ビル3階)
■定員:店内20名+オンライン80名

■参加費:店内参加券1,650円/オンライン視聴券1,650円/オンライン視聴+『不便な
コンビニ2』付券3,830円/オンライン視聴+『不便なコンビニ』1・2巻セット券
5,590円(税、送料込み)
■申込み:https://chekccori250305.peatix.com/

登壇者プロフィール

キム・ホヨン(김호연)
1974年生まれ。高麗大学国語国文学科卒業。2005年に第1回富川マンガストーリーコンテスト大賞受賞。2013年に長編小説『望遠洞ブラザーズ』で第9回世界文学賞優秀賞を受賞。『不便なコンビニ』(2021)は韓国で120万部の大ベストセラーとなり、各国で翻訳出版され、ウェブトゥーン版も連載されている。さらに音楽劇はロングラン公演中、ドラマ化も進行している。本作『不便なコンビニ2』(2022)も合わせて累計170万部を突破。他の作品に『恋敵』(2015)、『ゴーストライターズ』(2017)、『ファウスター』(2019)、『私のドン・キホーテ』(2024)、エッセイ『毎日書いて、書き直して、最後まで書きます』(2020)などがある。

八木沢里志(やぎさわ さとし)
2008年、『森崎書店の日々』でデビュー。同作品は映画化され、『続・森崎書店の日々』も刊行。同シリーズは世界30カ国で翻訳が進行中で、英語版が2024年のブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされた。他の作品に『純喫茶トルンカ』シリーズ、『きみと暮らせば』がある。同作品たちも英訳版などの翻訳出版が進行中。最新作は『純喫茶トルンカ 最高の一杯』。趣味はギター、コーヒーと猫を愛する。

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