株式会社FARM8（本社：新潟県長岡市、代表取締役 樺沢敦）は、2024年12月より自社店舗LIS摂田屋（長岡市摂田屋4丁目）にて、毎週月曜日に酒粕500gを50円で販売する「Hacco Monday（発酵マンデー）」を実施。開始からわずか数カ月で累計1000人以上の方々にご購入いただきました。

Hacco Mondayの取り組みと発酵文化の広がり

株式会社FARM8が2024年12月よりLIS摂田屋で実施している「Hacco Monday（発酵マンデー）」は、毎週月曜日に酒粕500gを50円で販売する取り組みです。
発酵文化を日常に取り戻すことを目的とし、地域の方々が手軽に酒粕を取り入れる機会を提供してきました。

この企画を開始してから約2カ月で、累計1000人以上が酒粕を購入し、多くの方々が発酵食品への関心を深めています。
開始当初は一部の常連の方に支持される形でしたが、口コミなどで注目を集めるにつれ、毎週訪れる新規のお客様が増加し、地域に広く認知されるようになりました。

新潟県長岡市の摂田屋地域は、古くから味噌・醤油・日本酒などの醸造業が盛んな「発酵のまち」として知られています。
しかし、現代では発酵食品の消費が減少し、かつて日常的に使われていた酒粕も、多くの家庭で見かけなくなりつつあります。

Hacco Mondayは、そんな状況に対し、「酒粕を食卓に取り戻す」ことをテーマにスタートしました。
地域に根付く発酵文化を継承し、多世代に広げていくための取り組みとして、家庭で気軽に発酵食品を取り入れられる環境を作ることを目指しています。

お客様からは、
「久しぶりに酒粕を使った料理を作ってみた」
「50円だからこそ、手に取るきっかけになった」
「家族にも発酵食品を食べさせる機会が増えた」
といった声が寄せられ、Hacco Mondayを通じて、酒粕のある暮らしが再び広がり始めています。

酒粕には、腸内環境を整える乳酸菌、免疫力を高める成分、美容効果が期待されるビタミンB群などが豊富に含まれています。
また、冬の寒い時期にぴったりな「粕汁」や「甘酒」をはじめ、「ホットドリンク」「スムージー」「スープ」など、現代のライフスタイルにも取り入れやすい使い方が可能です。

Hacco Mondayでは、酒粕の魅力を伝えるため、店頭で簡単なレシピを配布し、料理のアイデアを提供。
「こんな使い方があるなんて知らなかった」「料理に取り入れやすくなった」といった反応があり、酒粕を身近な食材として再認識するきっかけになっています。

Hacco Mondayは2025年3月末までの開催を予定しており、次回は2月24日（月）に実施します。
3月も毎週月曜日に継続予定です。

もともと酒造りが最盛期の冬限定の企画としてスタートしましたが、地域の反響を受け、今後も何らかの形で発酵文化を広げる活動を継続していく方針です。

今後は、酒粕だけでなく、発酵食品全般をテーマにしたイベントや多世代が参加できるワークショップの開催も視野に入れ、地域と発酵文化の新しい関わり方を提案していきます。

LIS摂田屋は、昭和初期に建てられた歴史ある蔵をリノベーションしたセレクトショップです。
発酵文化を伝える場として、地元の発酵食品や日本酒、リキュールを販売するほか、「酒みくじガチャ」や「発酵体験コンテンツ」などを展開しています。

所在地：〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目8-28（江口だんご摂田屋店敷地内）
営業時間：10:00-17:00（火曜定休）
TEL：070-2151-0351
URL：https://lis.farm8.jp

Hacco Mondayは、発酵文化を未来につなげるための第一歩です。酒粕をきっかけに、地域の皆さまに発酵食品の魅力を再発見していただけるよう、今後もさまざまな取り組みを続けてまいります。