本セミナーは、日本の国土交通省およびフィリピンの公共事業道路省（DPWH）が主催し、両国の防災技術の共有や洪水リスクに関する意見交換を目的としています。近年、気候変動の影響による水害リスクの増大が課題となっており、日本の防災技術がどのようにフィリピンの防災強化に貢献できるかを議論します。

イベント概要

• 日時：2025年2月13日（木）9:00～15:15
• 場所：フィリピン・マニラ市内 ホテル（The Bayleaf Intramuros）
• 言語：日本語・英語（同時通訳あり）

主なプログラム（予定）：

• オープニングスピーチ（国土交通省・DPWH・JICA・日本大使館など）
• フィリピン・マニラの水害対策と課題
• 日本の内水氾濫・都市型洪水対策の事例紹介
• 日本の統合水資源管理（IWRM）とダム運用の講演
• 洪水リスク軽減に関する意見交換会

本年のテーマは「大規模または流域規模の洪水調節および統合水資源管理（IWRM）施設の整備と運用」です。

また、企業パネルセッションでは、日比両国の企業による防災技術の展示が行われ、SAKIGAKE JAPANも最先端の防災ソリューションを紹介いたします。

昨年度（2023年）の開催実績

2023年11月に開催された「第4回日比防災セミナー」には、日比両国から約130名が参加し、専門家による発表と意見交換が行われました。

主な議論テーマ：

• 遊水地を活用した水資源管理と洪水対策
• ダム再生技術の活用
• 都市型洪水対策の事例紹介

特に遊水地整備や雨水利用の可能性について活発な議論が交わされ、フィリピンでの適用についても注目が集まりました。

日比防災セミナーは、2021年の第1回開催以降、毎年継続して開催され、両国の防災協力を深化させる重要な場となっています。

SAKIGAKE JAPANの出展内容

本イベントでは、最新の防災ソリューションを展示し、日本の技術がどのようにフィリピンの水害リスク管理に貢献できるかを紹介します。

展示ブースの内容

• 気候リスク分析・洪水予測ツールの紹介
• インフラ整備に関する最新技術の紹介
• フィリピンの自治体・企業関係者との意見交換の機会

フィリピンの防災関係者との連携を深める機会に

本セミナーには、フィリピン政府関係者、自治体、建設・インフラ関連企業、防災専門家などが多数参加予定です。
SAKIGAKE JAPANは、本イベントを通じて、日本の防災技術がフィリピンの防災強化にどのように貢献できるかを議論し、新たな連携の機会を創出してまいります。

今後も、SAKIGAKE JAPANは国際的な防災協力を推進し、企業・自治体の災害リスク管理の強化に貢献してまいります。

株式会社SAKIGAKE JAPANについて

株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム2024」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。