大阪国際工科専門職大学の学生が障がい者の「働きやすさ」を支援!治具開発プロジェクトが始動
四恩学園「あびんCOカフェ」で、ユニリクスタッフと共に実現する地域連携型IT活用支援
大阪国際工科専門職大学(以下、大工科)でITを学ぶ学生たちが、四恩学園が運営する「あびんCOカフェ」にて、障がいを持つユニリクスタッフの働きやすさを支援する治具の開発をスタートしました。本プロジェクトは、地域と大学、そして企業の障がい者雇用を繋ぐ新しい試みです。9月から始まった取り組みの中で、学生たちはスタッフから直接要望をヒアリングし、補助ツールの提案と開発を進めます。完成までの過程は、多様なバックグラウンドを持つ学生と障がい者スタッフの共創の場となり、11月の完成を目指します。
2024年9月より、大工科の学生たちが四恩学園が運営する「あびんCOカフェ」を訪れ、障がい者雇用を支援する新たな取り組みが始まりました。プロジェクトでは、スキー事故で高次脳機能障害となったTさんをはじめとするユニリクスタッフからの意見をもとに、働きやすさを向上させる治具の開発を行います。
1. 大学と地域が連携した取り組み四恩学園のカフェでは、地域の集いの場として、多くの人々が訪れるなか、ユニリクスタッフが日々働いています。今回のプロジェクトは、大学生と地域が協力し、障がい者の雇用支援を新たなステージに引き上げることを目指しています。
2. 学生たちの学びと挑戦プロジェクトに参加する学生たちは、高専出身者やAIを学ぶ専門家の卵など多様なスキルを持ち、それぞれが創意工夫を凝らして提案を進めています。また、障がいを持つスタッフが学生たちに「自分の得意・苦手」を語り、先生役として新たな視点を提供。障がい者と健常者が双方向に学び合う場となっています。
3. 完成を目指す治具開発提案は毎週実施され、学生たちはスタッフの特性に応じたアイデアを形にしていきます。例えば、高次脳機能障害を持つTさんの作業効率を上げるツールや、知的障がいを持つスタッフ向けのわかりやすい作業ガイドなど、多岐にわたる開発が予定されています。11月の完成時には、実際に導入される予定です。
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