クラフトビールの「ホップ株」オーナー様との取り組み”宮崎県産ホップ栽培”の挑戦 「宮崎フレッシュホップエール2024」発売のご案内
九州産モルト100%、宮崎県産ホップ100%。 1年に1度だけ醸造する、特別なビール!
地域に根差したクラフトビール醸造を行っております、宮崎ひでじビール株式会社(宮崎県延岡市行縢町747-58)は、契約農家とともに栽培した宮崎県産ホップを100%使用したビール「宮崎フレッシュホップエール2024」を2024年10月7日(月)より、全国発売を開始いたします。
【地域農業の活性化を見据えたクラフトビールづくり】
弊社では2010年より、宮崎県内の農畜産物を積極利用し地元宮崎を盛り上げる社内プロジェクト「宮崎農援プロジェクト」を開始しており、県産大麦だけでなく日向夏やマンゴー、金柑といった県の特産品をビール・発泡酒にすることで、クラフトビールの多様性の表現と地域の魅力PRに取り組んでおります。
ホップ栽培は2016年から開始。商業ベースでの栽培は九州初の試みでした。当時、海外はじめ専門家からは「絶対に無理」と言われていたホップ栽培ですが、近年では大分県、熊本県などへと農産振興の広がりをみせています。
【ホップオーナー制度】
ホップオーナー制度は、契約農家の収入確保や宮崎県産ホップのPR、ファンづくりとさらなる栽培面積の拡大を目指し、2020年にスタートした企画です。オンラインショップやふるさと納税で、ホップ株の「年間オーナー権」を購入されたお客様の、ホップ株ごとにオーナー名を記載。専用Facebookグループで生育状況などの共有も行いながら、収穫・仕込み後にはできたての「フレッシュホップエール」をお届けしています。今年は223名の申込みがあり、県内のお客様はもちろん、多くのビールファンの交流の場となりつつあります。
ホップの栽培は、北方、五ヶ瀬の2か所の圃場をメインに栽培に取り組んでおりましたが、今年は北方圃場の株が土壌の常在菌による「根頭癌腫病」にかかり、苗が弱ってしまったことも。しかしもう一方の五ヶ瀬圃場が順調な生育を見せ、乾燥前の生ホップは昨年+40kgの豊作。無事に宮崎ホップ100%のビールを醸造することができました。ホップオーナーからは「自分で育てている訳ではないけれど、とても愛着が湧く」 「毎年ビールが届くのを楽しみにしている」 「次は収穫も体験してみたい」等、お声をいただいています。また、今年は新たに自社圃場も建設。さらなる収量増、そして「オール宮崎県産ビール」への挑戦を続けてまいります。
ホップオーナー制度について https://hideji-beer.jp/hopowner/
【宮崎フレッシュホップエール2024の味わいと特徴】
今回醸造の「宮崎フレッシュホップエール2024」は、宮崎県産の採れたてのホップを収穫後すぐに乾燥・粉砕し急速冷凍した、新鮮なものを使用しました。さらに、今年は冷凍した生ホップをタンク内で漬け込み、発酵・熟成中にもビールにホップの香りをつける製法にもチャレンジ。採れたてホップならではの瑞々しい香りと、心地よい苦味が特徴の、華やかなゴールデンエールです。
なお、ビールは今年も先行してホップオーナー様に発送し、10月4日(金)には完成を祝うオンライン飲み会を開催します。10月7日(月)からは、オーナー様発送分を除いた約1,100本が、県内の小売店、醸造所売店、オンラインショップ等でご購入いただけます。
「県産ホップ100%」のビールは弊社のみならず全国的にも稀有な取り組みですので、ぜひ広く発信頂き、宮崎の農業と醸造の可能性、地域の魅力をPR頂きたく、お願い申し上げます。
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