脳死判定が1000件に達しました
日本での脳死臓器提供が1000件、しかしながら日本は先進国の中で最下位
2010年の法改正施行からはご家族の承諾で提供ができるようになり、15歳未満の子どもからの提供が可能になったことで日本の移植事情が少し改善されました。
2023年11月、日本臓器移植ネットワークは、臓器移植法に基づいて行われた脳死判定が1000件に達したことを発表しました。
臓器提供をして頂いたドナー、ドナーご家族様に心からの敬意と感謝を申し上げます。
1997年の臓器移植法施行から26年、2010年の法改正施行から13年、脳死臓器提供が可能になり日本での臓器提供が1000件になりました。
2010年からはご家族の承諾で提供ができるようになり、15歳未満の子どもからの提供が可能になったことで日本の移植事情が少し改善されました。
しかしながら、日本は先進国の中で最下位です。
アメリカやスペインは臓器提供が世界の中でも多く日本の約50倍あります。
国内の移植の現状は、一年間で移植を受けられる人は希望者の4%
移植待機者は16000人
移植待機中に亡くなる方は400人
この数字から見えることは、
日本では移植ができず、亡くなってしまう人が多いという事です。
移植医療は決して他人事ではありません。
突然の病気で臓器移植が必要になる事があります。
他に治療の余地がなくなった時、日本で安心して臓器移植ができるように考えてみませんか。
臓器移植を受ける、臓器移植を受けない、臓器提供をする、臓器提供をしない、これらの意思は平等に尊重されます。
皆さま、臓器提供の意思表示をお願いいたします。
免許証、保険証、マイナンバーカードに意思表示の記入欄があります。
自筆で記載し、携帯してください。
何回でも書き換えができますので、
今の意思をご記載ください。
そして、その意思をご家族に共有しておきましょう。
臓器提供の意思表示は、もしもの時に、ご家族へのメッセージや判断の助けになります。
意思表示をすることにより、救われる命があります。
私達、グリーンリボン推進協会は皆様に正しい臓器移植医療を知っていただくための活動をしております。
ボランティアも募集しておりますのでお気軽にご連絡お待ちしております。
参考: https://www.jotnw.or.jp/faq/
日本臓器移植ネットワークホームページ
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