屋外設置可能 ベビーケアルーム「mamaro solana™」新発売
Trim株式会社との共創により、快適な育児環境を実現
公園や商業施設、道の駅などの空きスペースを有効活用し、赤ちゃん連れ世帯のアクセシビリティを向上
株式会社ハマネツ(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:河藤一博 以下”弊社”)は、Trim株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:長谷川裕介 以下“Trim社”)が展開中のベビーケアルーム「mamaro™」に、施設の屋外でも設置が可能なモデル「mamaro solana™(ママロ ソラナ)」を開発。2024年4月より、受注を開始いたしました。2024年初夏には全国に配荷予定です。
例えば、既存施設の場合トイレの近くに、おむつ替え台を設置するためには便器の数を減らすなど、限られた空間内で取捨選択や、増改築期間はトイレが利用できないなどの課題があります。60年の実績ある弊社の屋外ユニット製品(トイレ/手洗い設備等)とTrim社のベビーケアルーム「mamaro™」を合わせた本製品は、建屋以外の施設スペースを有効活用し設置するだけで、安心して赤ちゃん連れ世帯がご利用いただくことが可能になります。また、完成品で納入できるので、工事期間を要せず即日で設置、利用が可能。キャスターが付いているので、納入後も利用者の動線にあわせて移動することもできます。
毎年のように話題となる猛暑だけでなく、最近は激しい寒暖差や天候の急変など、気候の変化を赤ちゃんは敏感に感じ取ります。真夏の蒸し暑さが辛く、泣いている赤ちゃんに授乳などは育児の妨げとなります。新発売される屋外設置モデルには、家庭用に販売されている室内エアコン(※1)を装備しているので、簡単な使い方で快適な温度に設定可能です。
室内空間はA形ベビーカー(※2)ごと入れるほど広く、上のお子さまと3人で入ることができるので、安心で快適にご利用いただくことが可能です。
「mamaro™」の特徴的な機能である「mamaro sofa™(ママロ ソファー)」は、授乳時のソファーがおむつ替えのベッドに変化します。又、育児中は多くなる手荷物をかけるフックなど、多様な育児シーンを快適にサポートし、ご満足いただける装備です。オプションで手洗い用タンクもご用意しております。
※1家庭用エアコンの流用につきましてはモデルによる実証実験にて確認いたしました。
※2海外製大型ベビーカーや、お手荷物が多い場合、室内に入らない場合があります。
スペースの有効活用ができる以外にも、「mamaro™」が高い評価を得ている点として「プライバシーの確保」を挙げることができます。従来のベビーケアルームについてソーシャルリスニングするだけでも下記の様な事例が挙げられます
- 授乳コーナーが通路とカーテンだけで区切られていた。
- 父親も授乳やおむつ替えをしたいが、一般的にベビールームは女性用が多く、男性は利用しづらい。
- 一室を複数人で利用した。
「mamaro™」は、ユニット型の完全個室で、ドアは内側から鍵をかけることが可能です。また、これまでの導入実績では、駅構内や商業施設の通路など、トイレ施設とは異なるところに設置されおり、性別に関係なく必要な方がご利用いただくことができます。
「mamaro™」は育児関連、社会関連媒体で取り上げられ、利用者である赤ちゃん連れ世帯でも認知を得ており、心理的にも安心して利用いただけます。
「mamaro solana™」の実証実験として下記成果があり、赤ちゃん連れのご利用者からも、施設の皆様からもご好評いただきました。実証実験はイベントだけでなく、公共の公園や道の駅など継続的、日常的にご利用される施設でも実績があります。
- Yokohama Frühlings Fest 2023 ※赤レンガ倉庫 (横浜市)2023年 4月28日〜5月7日
- 第42回 横浜開港祭 2023 (横浜市)2023年 6月2日〜3日
- 資生堂レディスオープン(JLPGAツアー)(横浜市)2023年6月29日~7月2日
- RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023(北海道)2023年8月11日~8月13日
- 根岸森林公園 (横浜市) 2023年10月〜11月5日
- 道の駅 果樹公園 あしがくぼ (埼玉県)2023年12月〜 1年間
<今後の展開>
「mamaro solana™」 は昨年開催されたBtoB向け展示会に参考出品し、すでにご要望をいただいておりますが、屋外に即日設置できるユニット製品のメリットを活かし、下記のような施設において、赤ちゃん連れ世帯のアクセシビリティを向上し社会的課題と経済的課題の解決に貢献したい考えです。
- 公園 運動公園 など、日常的にご利用が多く、また災害時に避難場所になるような施設
- 観光地 観光農園 など、これまで赤ちゃん連れでは行きにくかった旅行先
- 道の駅 ロードサイド店 など、赤ちゃん連れ旅行の道中にある店舗(郊外の駐車場が広いコンビニなど)
- 商業施設の駐車場 施設の中にはすでにベビールームがあるが、男性でも行きやすい場所
- 赤ちゃん連れ世帯が暮らしやすい街を実現したい、自治体
- イベント招致を増やしたい公共施設や、公園施設
- 海外にも認知拡大し、赤ちゃん連れインバウンド拡大
Trim株式会社 代表取締役社長 長谷川 裕介氏 コメント
「よりよい子育て環境を提供する」をミッションとして立ち上げた、ベビーケアルーム「mamaro™」も、おかげさまで9年目を迎え、全国に630台以上ご利用いただいております。
この度、屋外にも設置可能なラインアップにより、これまでご提供が叶わなかった全国の施設様にも喜んでいただき「よりよい子育て環境」は一気に広がりを見せると確信しております。
国策でもある「子育て支援」を、私たちはもっと身近な形で課題解決したい所存です。
株式会社ハマネツ 企画開発本部 副参事 小野田 貴光 コメント
本製品の企画開発を担当し、この度「mamaro solana™」を商品化することができました。日本中の施設ご担当者様だけでなく、ご利用いただく赤ちゃん連れ家族、また、ご出産を予定されている皆様に「mamaro solana™」を知って頂き、快適な育児環境をご提供したい想いでいっぱいです。
当社は主に屋外ユニット製品の製造・販売を行っており、建設・工事現場など一時的な利用を想定したトイレ・洗面設備や、物流倉庫、工場施設、公園施設などで永続的な利用を想定した施設・設備、さらには関連する除菌・脱臭装置を提供しています。2024年問題に対する対策として、物流拠点におけるトラックドライバーのための休憩設備や、建設現場のトイレ・休憩設備などで、快適な環境の改善に取り組んでいます。また、LGBTQ2+コミュニティやその他の配慮が必要な社会課題に対しても、ユニット製品を活用いただくことで貢献する他、近年増加している災害に対応するための防災用品の提供も行っています。
本件製品の「mamaro solana™」においてもユニット製品の即効性を活かし、赤ちゃん連れ世帯の外出先設備の未充足という社会的な課題解決に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:株式会社 ハマネツ
本社所在地:浜松本社:静岡県浜松市中央区砂山町325番地の6 日本生命浜松駅前ビル3F
東京本社:東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング4F
代表取締役社長:河藤 一博
事業内容: 屋外ユニット製品の製造・販売 防災用品の販売
除菌・脱臭装置の製造・販売 排水処理設備の設計・施工
設立:1962年 3月
ホームページ:https://www.hamanetsu.co.jp/
グループ会社
ハマネツグループ
- 株式会社 ハマネツ
- 株式会社 CADネットワークサービス
- 株式会社 ファーストクルー
- ハマネツトレーディング(上海)有限公司
- 株式会社 SKYannex
名称:ユニット型ベビーケアルーム 「mamaro solana™」
快適で落ち着いたベビーケア環境を実現するため、鍵付きの完全個室、エアコンを装備
【仕様】
サイズ:幅2100 x 奥行き 1314 x 高さ2226(mm)
重量 :280㎏
主な仕様:
- 家庭用エアコン装備
- 内鍵付きドア
- おむつ替え台に変形するソファー(mamaro sofa™)
- フック(小物掛け、コート掛け)
- 設置後に移動させるためのキャスター付き
※納品時は、完成品をトラックで輸送します。
株式会社ハマネツ
広報担当 マーケティング部 藤本・越峠
TEL:03-4329-1015
email: hamanetsu-pr@hamanetsu.co.jp
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。