公民連携で地方のスタートアップを支援する「一般社団法人ローカル・スタートアップ協会」4名の役員と10名のアドバイザリーボードで始動。4月3日(水)に東京・霞ヶ関で公民連携イベントを開催

一般社団法人ローカル・スタートアップ協会

2024.03.15 17:00

4月3日(水)18時から東京・霞ヶ関で公民連携のスタートアップ支援イベントを開催。ローカルスタートアップ協会のビジョンや地方の起業家支援を軸にした活動紹介を行います。また北海道の上川町などの自治体関係者やCVC投資を検討する企業などのビジネスマッチングも実施します。参加希望の団体やメディア関係者はホームページから受け付けております。

概要

一般社団法人ローカルスタートアップ協会(北海道上川町、以下、LSAという)は、全国の産官学金が連携し、地方の起業家を支援し、新たな産業や雇用が生まれるエコシステムの創出を目的とする団体を設立したことをお知らせいたします。

公式HP:https://local-startup.jp/

背景

北海道の中心部に位置する人口約3000人の上川町では、スタートアップや大企業との公民連携プロジェクトを多数推進し、都市部を始めとした外部人材活用などにも積極的に取り組んでいます。

2023年12月、上川町と連携するNewsPicks Creations(株式会社ユーザベース)が、新しい経済とつながりを創発する官民連携イノベーションを目的とする「KAMIKAWA未来共創サミット」を開催しました。

そこで、全国の産官学民の機関が連携して地方の起業家を支援する重要性が議論され、2024年2月22日(金)に上川町のスタートアップ支援コワーキングスペース設立に至りました。


上川町役場 東京事務所ゼネラルマネージャー 三谷様のコメント
上川町は北海道のほぼ中央に位置し、大雪山連峰と北海道第一の河川、石狩川の清流にも恵まれた自然豊かな観光の町です。

最近では全国から注目を集める地方創生酒蔵「緑丘蔵」や移住した若者達が立ち上げたまちづくり会社「Earth Friends Camp」など、注目の新規ビジネスが次々と生まれ続けている中、さらにそこを後押しするような組織であるLSAが設立されてワクワクしています。

LSAの設立により、町自体もLSAと協力して、官民の垣根を越えて新しいサービス・ビジネスの創出や起業家の支援・誘致を行い、町を活気づけていければと考えておりますのでこれからが楽しみです。

総務省のローカルスタートアップ支援制度について

地域の資源と資金を活用して、地域に雇用を生み出す事業を支援する「ローカル10,000プロジェクト」も全国各地で活用されています。
参照:総務省「ローカルスタートアップ支援制度について」


総務省Webサイトより抜粋

詳しくはこちらリンク
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/local10000_project.html

ローカル・スタートアップ協会の特徴


・地方の起業家育成

ビジネスを手段として社会課題の解決と持続可能な成長のための利益を創出する起業家の育成を自治体や企業と連携して実施します。

・ビジネスマッチング
公民が連携し、地方の起業家が持続可能に成長するための機会を創出します。

4月3日(水)東京・霞ヶ関で招待制の公民連携イベントを開催予定

参加表明の皆様(2024.03.15現在)

スタートアップ
・Edieee
・株式会社ぐるり
・株式会社Another works
・紀尾井町戦略研究所
・株式会社ADDLiv
・株式会社あしたの寺子屋
・クラフトシップス株式会社
・株式会社スタジオプレーリー
・株式会社MoonJapan
・株式会社PIXEL

自治体
・上川町東京事務所
・宇都宮市東京事務所
・京都市東京事務所
・沖縄県東京事務所
・堺市 / 堺市東京事務所
・福島市

CVC・投資家
・株式会社大滝
・株式会社トラストバンク
・オムロン ヒューマンルネッサンス研究所
・積水ハウスイノベーション&コミュニケーション
・弁護士法人中央総合法律事務所
・サイバーエージェント・キャピタル
・ルークコンサルタンツ株式会社
・AFQ institute
・ユナイテッド株式会社

イベント申込リンクはこちら
https://localstartup-japan-senq0403.peatix.com

会員種別(2024年3月時点)


※詳細はHPと合わせてご確認ください。
※ご入会方法:HPの申込フォームよりお申し込みください。ご入会には審査があります。

役員


会長理事 岡村 充泰 / Mitsuyasu Okamura
株式会社ウエダ本社 代表取締役

1963年京都市生まれ。1986年繊維専門商社である瀧定株式会社入社、1994年独立創業しイタリア生地を中心とした輸入業務と日本企業の営業代行を行なう。

自身のビジネスで訪れた家業であるウエダ本社が倒産の危機にある事を知らされ、手も打たず倒産するのは勿体ないと2000 年から常勤として改革に着手、事務機のウエダと言われたハードでの展開から、人にスポットを当て、人の個性、多様性を生かした“働く環境の総合商社”としての転換を図り6年で無借金状態とする。

現在は、そのノウハウを地域にも展開し、その地域の人や技術と外部の人、知恵などを掛け合わせて価値を創出していく地域商社として展開している。

又、2008年創業70周年を記念に、”数値化されない価値が重要”と価値観の変革を訴えて主宰した京都流議定書は、その後15年間、ソーシャルイノベーター達の登竜門とも言われる場となっている。

<コメント> 失われた30年の間に、ユニコーンと言われる企業の数、規模において比較にならないほど遅れをとった我が国では、“何故日本ではGAFAMは生まれないのか?”の問いの下、産官学、全国一斉にスタートアップに予算が投じられ、支援組織も乱立してきました。

その様な中、我々ローカルスタートアップ協会では、農、林、水産をシーズとして、グローバルにも活躍していけるスタートアップの輩出や、一方では後継者問題などから継続が難しい事業者から継承を行なっていくアントレプレナーの発掘、マッチングなど、掛け替えのない技術を残し、新たな価値創出を行なっていくためのエコシステムを形成して参ります。

食料、水資源などの問題に対して、日本の正確さ、誠実さ、技術とそれらへの信頼は、世界に対しても大きな役割を果たしていけるものであり、“GAFAMの次は?”に対しての一つの答えを提示していきたいと思います。


代表理事 齋藤 潤一 / Junichi Saito

AGRIS株式会社 代表取締役社長 / 一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事

理事 久保 匠 / Takumi Kubo
ソーシャルセクターパートナーすくらむ 代表

監事 古里 圭史 / Keishi Furusato
株式会社リトルパーク 代表取締役

アドバイザリーボードメンバー(順不同・2024年3月時点)


阿座上 陽平氏(株式会社Zebras and Company 共同創業者/代表取締役)
猪熊 真理子氏 (OMOYA Inc. 代表取締役社長)
海野 慧氏(CarpeDiem株式会社 代表)
小田切 香澄氏(上川町役場 東京事務所 パブリックリレーションマネージャー)
佐合 純氏(iC株式会社 代表取締役)
佐藤 真希子氏(株式会社iSGS Investment Works 代表取締役/ 代表パートナー)
白木 智洋氏(株式会社LIFE BASE 代表)
立石郁雄氏(株式会社ヒューマンルネッサンス研究所 代表取締役)
比屋根 隆氏(株式会社うむさんラボ 代表取締役)
山本 雄生氏(NewsPicks POTLUCK YAESUプロデューサー)
順次、追加予定

詳しくはこちら
https://local-startup.jp/about

今後の展望

ローカルスタートアップ市場の成長促進を目的としたフォーラムを2024年5月に京都、そして8月宮崎県で開催予定です。今後も、賛同いただいている全国の会員企業や共創パートナー、政府や行政と協働し、ローカルスタートアップの支援、推進に向けて取り組んでまいります。

当協会は会員団体を募集しております。
入会特典や、手続き、その他お問い合せは以下に記載のWebサイトまたはメールアドレスまでご連絡ください。

※ご入会には審査があります。

ご入会や取材に関する問い合わせ
公式HP:https://local-startup.jp/

企業担当者の連絡先を閲覧するには
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種類
イベント

カテゴリ
自治体など

サブカテゴリ
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