特別展 「シベリア虜囚の祈り 抑留画家・佐藤清の足跡」
平和祈念展示資料館(東京都西新宿)は、特別展として九段生涯学習館 (東京都九段南)で「シベリア虜の祈り 抑留画家・佐藤清の足跡」を開催します。本展では、ソ連参戦や抑留の記憶を生涯伝え続けた画家・佐藤清氏(1925~2014)を取り上げます。
特別展 「シベリア虜囚の祈り 抑留画家・佐藤清の足跡」開催概要
- 期 間:令和6年2月7日(水)~2月13日(火) 午前9時~午後5時
- 会 場:九段生涯学習館2階 九段ギャラリー 〔東京都千代田区九段南1-5-10〕
- 主 催:平和祈念展示資料館(総務省委託)https://www.heiwakinen.go.jp/
- 後 援:千代田区
- 協 力:昭和館、しょうけい館
- 入場料:無料
- 出典数:約50点
- 内 容:彩画やペン画を中心とした自筆の絵画や遺品、佐藤氏が編集した画集『きらめく北斗星の下に』に収録された他の抑留体験者の絵画を展示します。
佐藤氏は、1944(昭和19)年に陸軍から召集されて満州に渡り、幹部候補生となって石頭予備士官学校に入校し、そこでソ連軍の侵攻に遭いました。さらに終戦後、ソ連軍によってシベリアのフルムリ地区へ連行・抑留されたのです。そして、1947(昭和22)年末に日本へ帰還後、西洋画を学び、建築士として働くかたわら、数多くの絵と文で自身の体験を描き残しました。2024(令和6)年は佐藤氏の没後10年に当たります。本特別展では、作品や遺品などを通してその活動の足跡を紹介します。
※昭和館、しょうけい館との連携企画
- 昭和館 〔千代田区九段南1-6-1 TEL:03-3222-2577〕ニュースシアターで関連するニュース映画の上映を行うほか、図書室では、関連書籍を紹介します。
- しょうけい館 〔千代田区九段北1-11-5グリーンオーク九段2階 TEL:03-3234-7821〕戦傷病者の証言映像を上映するほか、手記などの関連図書を図書室で紹介します。
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