楽しく「工作」することで美術を「鑑賞」する感性も養う『作って発見! 西洋の美術』が9/30(金)発売

株式会社東京美術

2022.09.09 12:00

鑑賞教育の比重が強まる教育の現場へ、家庭で楽しむ親子へ、小学生向け実用書

東京美術(本社:東京都豊島区池袋本町3-31-15、代表取締役:永澤順司)は、世界の美術作品をヒントに考えた「工作」を体験することで、美術を「鑑賞」する感性を養い、視点をもたらす小学生中・高学年向け実用書『作って発見! 西洋の美術』を刊行します。 昨今、小学校の美術教育の現場は親世代の時とは様変わりし、工作・絵画制作だけでなく、鑑賞にも目が向けられています。そうした時流をとらえ、本書では、美術館の学芸員として西洋美術を中心にした展覧会を制作してきた著者が、美術鑑賞のために、様々な作品のエッセンスを抜き出した工作とその制作の手順を提案します。そして、作ることで読者に作品鑑賞における発見を促します。読者がまず素朴に作品を「見る」ことから始め、実際に「作る」、そして鑑賞における「発見」へと至り、総合的に美術の楽しみを味わってもらえる一冊となります。 ※2022年12月には、第2弾『作って発見! 日本の美術』(金子信久著)も刊行予定。

作って発見! 西洋の美術

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本書の特徴

  1. 美術を「見る」「作る(工作する・描く)」「発見する」楽しみを一冊で提供
  2. 総ルビ・堅牢製本で、子供が一人でも楽しめる内容。親子で取り組めば親にも気づきを促す
  3. 100円ショップを中心に、手軽に入手できる素材・道具による15の工作を提案

工作例

  • のぞいてびっくり! ぴかぴかモザイクドーム
  • びゅーんと登場! ヴィーナスの誕生
  • ヒエロニムス・ボスのヘンテコ生き物
  • スーパーのチラシが大変身! スーパー・アルチンボルド
  • 夢中になっちゃう! ゴッホのぐるぐる絵画
  • つければ芸術的な顔!ピカソなお面
  • ペタペタ楽しい! お野菜カンディンスキー

著者略歴

音 ゆみ子(おと・ゆみこ)
府中市美術館学芸員。東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学分野前期博士課程修了。専門はフランス近代美術史。「世紀末、美のかたち」展、「マリー・ローランサン」展、「藤田嗣治展」などを担当。「かわいい江戸絵画」展、「へそまがり日本美術」展など、日本近世絵画の展覧会にも関わり、「動物の絵 日本とヨーロッパ」展を企画する。府中市美術館のマスコットキャラクター「ぱれたん」の生みの親として、隔年開催の夏のぱれたん展覧会では、鑑賞と制作の両方を体験できる機会づくりに取り組んでいる。

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