まさに現代の竹取物語。 竹害を解消し、「竹」を再利用した循環型経済の実現に奔走する経営者。

宮城県よろず支援拠点

2023.07.13 13:00

特許出願技術を持つ「竹ものづくり企業」と、宮城県仙台市の青葉神社がともに開発した、世界で1つだけの「竹の清め炭」を社殿で頒布します。

宮城県石巻市で竹の活性炭を用いた商品製造・販売をしている株式会社バンブーファクトリー(代表:平塚 宜治)では、仙台市青葉区の「青葉神社」へ参拝に来る方を対象に、境内の竹を伐採し当社で製造した竹の活性炭、「清め炭」の頒布を、社殿にて開始しております。  活性炭は、気になるニオイや不純物を吸着し脱臭する効果を持っています。特許出願中である竹の活性炭製造の技術を持つ当社と、青葉神社で生えている霊験あらたかな竹を用いた品です。活性炭によって空間洗浄を行う効果により、皆様のご自宅の気になる箇所のお清めに使っていただく品です。

※宮城県よろず支援拠点(仙台市青葉区上杉)は、中小企業庁が設立した、中小企業のための無料の経営相談所です。本リリースは当拠点で経営サポートを行った、地域に根差す特色ある中小企業の取り組みを報道関係者向けに発行するものです。

 

当社は、「竹は資源」と考え最大限に活用することで、CO2削減等をはじめ地球環境改善を行う事業を行っております。日本では放置竹林による「竹害」が無視できないほどの問題となっています。当社では、竹の伐採による竹害の解消をはじめ、捨てられるはずだった竹を活用した竹炭・活性炭の製造、および消臭剤などの最終製品の製造販売までを実施。伐採から製品販売まで一貫して実現しているのは宮城県内では当社だけです。竹を有効活用しSDGsを実現する、「現代の竹取物語」として活動しております。

1.コンセプト

青葉神社の竹を使った、世界で1つだけの清め炭。
青葉神社の霊験あらたかな竹 × 特許出願中の活性炭製造技術 との掛け合わせ。

 

2.顧客ターゲット

仙台市青葉区の「青葉神社」へ参拝に来る方。

 

3.商品の特徴

①活性炭による、ニオイや不純物を吸着し脱臭する効果が高いこと。

竹炭も脱臭効果がありますが、活性炭は竹炭に更に加工を加えることで製造するもので、表面には顕微鏡でも見えないくらいの小さな穴が開いています。
その小さな穴に有機物質を閉じ込めるため、脱臭/除湿効果が高く、不快なにおいをなくす効果があります。1gの活性炭の中に、比表面積に換算し1,439㎡の隙間があります。このため、活性炭は、水処理、排気ガス処理等多くの環境システムにも活用されています。

 

②特許出願中。竹から活性炭を直接製造するオンリーワンの技術で製造していること。

 竹チップから竹の活性炭を直接製造する技術は特許出願中であり、当社だけのオンリーワン技術です。これまでに専用の炉の開発など、経済産業省の革新的ものづくり技術を補助する「ものづくり補助金」などを活用しながら、高品質の活性炭づくりを3年にわたって試行錯誤を続けてきました。今後も更なる生産性向上を続けています。

③青葉神社の霊験あらたかな竹を使っており、どこにもない品であること。

 青葉神社境内の竹林から切り出した竹を使用しており、世界でどこにもないオリジナル商品です。

 

4.当社について

当社は竹の伐採からその後の活用までをトータルで実現し、竹の持つパワーを使って循環型社会を実現する会社です。伐採した竹から活性炭を製造する技術については特許出願中であり、効率的に高品質の活性炭を製造する技術を持つオンリーワンの企業です。

竹の活性炭を普及させるために商品開発をする中で、青葉神社とのコラボが実現しました。当社の取り組みを通じ、SDGsやサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現しております。

日本では放置竹林による竹害が問題視されています。当社は竹の伐採から、活性炭の製造、及び最終製品まで一貫したものづくりを通じて、捨てられるはずの竹を再利用します。竹の活性炭の用途は多様で、消臭・脱臭剤として水処理、排気ガス処理等多くの環境システムに活用されるほか、農地に撒くことで活性炭表面の穴に微生物が住み込み土壌改良を行うことから農業にも活用されています。近年、やっかいものとして課題になっている竹を再利用することで、経済や社会に良い循環をもたらしていると考えます。以下、当社の主な製品等を示します。

  • 竹活性炭 「厄除け炭」 ・・・・ お住まいに配置し脱臭・除湿に。


  • 活性炭 スーパーカーボン9696 ・・・・ パウダー状の活性炭を気になる部分にふりかけ脱臭。

 

5.バンブーファクトリーの経歴・事業内容

代表の平塚 宜治は、1950年生まれの73歳。農家の長男として生まれ、農家を継ぎました。花卉栽培を経て1980年に造園会社を設立。その際に、枯れかかり大きなキノコすら生えていた梅の巨樹に、竹パウダーを使ったのが竹との出会いでした。これまで何をしても効果が無かったのに見事に立ち直り、あれから20数年経っても元気なままです。竹のパワーに驚き、竹の殺菌力を活用したいと思いながらも、竹の活性炭を作るには、竹の伐採→粉砕→炭化→賦活(ふかつ・・・炭素を多孔質に変換する工程)など多様な工程があり、高コストのため事業化は困難と思い、造園資材として仕入れて活用を進めるにとどまっていました。


 本格的な事業化のきっかけは、粉砕した竹チップにカブトムシが産卵し繁殖していたのを見たことです。カブトムシの幼虫1匹が生み出す廃棄物を肥料として活用できれば、自然の肥料工場ができるとひらめきました。調べてみると、カブトムシ幼虫の体内では、カブトムシディフェンシンと呼ばれる抗菌性ペプチドを生成しており、このたんぱく質が雑菌を退治して清潔な環境を維持する効果に着目されていることが分かり、カブトムシの廃棄物を用いた肥料が、一部地域の果樹栽培などで活用されていることが分かりました。また、竹チップをエサとしたことで抗菌作用が増加し、山形県農業総合研究センターで調査した結果、顕著な殺菌・抗菌成分を有することが分かりました。

 これを機に65歳で株式会社バンブーファクトリーを設立し、竹を活用した循環型社会の実現に向けて活動を開始。カブトムシの堆肥事業の他、竹を使った活性炭製造・販売を事業の2本目の柱とし、研究開発を実施しました。各種補助金なども活用し、3年がかりで竹から高品質の活性炭を作り出すことに成功。今後は、堆肥と活性炭販売に取り組んでいきます。

 

 当社は、放置竹林の伐開(伐採)を通じて竹林管理を行うほか、竹を活用してカブトムシの育成・堆肥づくり、竹の活性炭製造と販売を行います。当社が願うことは、「里山の竹林保全と、そこから生まれる新たな創造」であり、放置竹林を解消して竹を活用することにより、安全で質の高い畜産物・農産物ができるだけでなく、労働環境の改善を促し、人も動物・植物もストレスフリーな豊かな生活に寄与することです。

 

■当社概要

株式会社バンブーファクトリー
【設立】平成29年7月21日
【資本金】720万円
【事業内容】竹活性炭事業/竹酢液製造販売/カブト虫養殖事業/有機栽培農産物販売事業/筍加工販売/土壌改良剤の開発/有機栽培コンサルタント事業。
邪魔者扱いの竹に新たな息吹をと、竹の様々な用途開発に取り組んでおります。食の安全・安心に土壌改良剤として・・・。水、空気、環境保全にと新たな市場開拓を目指しています。

■商品概要

商品名

青葉神社 清め炭

頒布先

青葉神社社殿(宮城県仙台市青葉区青葉町7−1)

 

■宮城県よろず支援拠点について

当拠点は中小企業庁が設置した無料の経営相談所です。県内中小企業・小規模事業者の皆様は無料で何度でも相談できます。令和4年度の相談件数は延べ3,800件超。売上拡大から資金繰りまで幅広く対応します。

電話番号:022-393-8044
メール:sato_0211@office.miyagi-fsci.or.jp
住所:〒980-0011 仙台市青葉区上杉 1-16-8 プロスペール本田3階
Webサイト:http://www.yorozu.miyagi-fsci.or.jp/

 

■資料に関してのお問い合わせ先

株式会社バンブーファクトリー  広報担当:平塚 宜治(ひらつか よしじ)
電話:0225-75-3067    E-Mail:y-hiratsuka@hiratsuka-green.co.jp
Webサイト:https://www.bamboo-f.jp/
住所:〒986-1111 宮城県石巻市鹿又字八幡下189-1

 

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