『#発言する女性として生きるということ』刊行記念 著者来日イベント!

株式会社クオン

2023.04.10 12:36

「私たちは共に、絶えず声を上げ、 お互いを思いやり、 しっかりと手を携えて生きていける」。今注目の韓国SF作家、チョン・ソヨン来日トークイベントをCHEKCCORIにて4月14日(金)開催。

株式会社クオン(本社:東京都千代田区)は今年3月に刊行した『#発言する女性として生きるということ』の著者チョン・ソヨンを招き、4月14日(金)に韓国書籍専門書店CHEKCCORI(東京・神保町)にてトークイベントを開催します。

今注目の韓国SF文学界においてチョン・ソヨンは早くから小説を発表してきた作家の一人であり、翻訳家として英語圏のSFを韓国の読者へ紹介し、創作の自由や権利を守る韓国SF作家連帯の初代代表も務めました。
日本語で読める作品としては短編集『となりのヨンヒさん』(吉川凪訳、集英社)、「ミジョンの未定の箱」(古川綾子訳、『最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』收、河出書房新社)などがあります。
また、チョン・ソヨンは人権弁護士としても活動しています。

『#発言する女性として生きるということ』は、多方面で活躍するチョン・ソヨンが新聞等に寄稿したコラムや、SFの作品解説など全66編を収録したエッセイ集です。
フェミニズムに関するテーマや韓国社会が抱える課題(少子化対策、非正規労働、人種差別……)の多くは、日本が直面している状況と重なる部分が少なくありません。そのため読者からは、勇気づけられたという熱い感想が数多く寄せられています。

読者の皆さんの感想より

ーエピソードごとに文末はどこか前向きで、そして読み手に問題提起をしているように感じました。
 こんな問題がある、では私たちはどうするのか。
 どう考えてどんな社会を作りたいのか。
 理解されないと嘆くだけではないこの問いは深く心に残りました。(あおいさん)

ー私も今のままではいけない、どんなに困難な状況であろうと声を出すことを渋っていてはいけないと強く思ったエッセイでした。声をあげることで今はまだ良くなることはないにしても、次の世代、また次の世代と良くなっていく糧となるのなら、それはとても良いことだし無駄にはけっしてならないんだと。(雨風さん)

ー韓国は日本とめちゃくちゃ似ている。韓国と日本の女性たちはきっと連帯できる、本当は世界中でみんな連帯できるんじゃないかってこの本を読んで強く思った。(真夏日和さん)

ーはっとさせられる言葉の数々に、性別は関係なく、ぜひたくさんの人に触れてもらいたい。(memmiさん)

著者と読者が直接出会うこのトークイベントが、新たなエンパワーメントの場になることを願っています。

 

イベント概要

日 時:2023年4月14日(金)19:00~20:30
参加費:イベント参加券1,650円
会 場:CHEKCCORI+オンライン(Zoomミーティング)
*通訳付き
*書籍付き参加券あり
*アーカイブ視聴(1ヶ月)あり

詳細・お申込み   Peatix イベントページ

『#発言する女性として生きるということ』

著者:チョン・ソヨン
翻訳:李聖和
刊行:2023年3月8日
価格:2,000円+税
ISBN:978-4-910214-44-3

ためし読みはこちらから

<目次>
はじめに
第一部 信念を軽んじる世界で
第二部 発言する女性として生きるということ
第三部 私たちが物語になるとき
終わりに これが私の遺言
日本の読者の皆様へ
訳者あとがき

著者 チョン・ソヨン プロフィール

ソウル大学で社会福祉学と哲学を専攻。
大学在学中にストーリーを担当した漫画「宇宙流」が2005年の「科学技術創作文芸」で佳作を受賞し、作家としてのスタートを切った。
小説の執筆と翻訳を並行する傍ら、延世大学法学専門大学院を卒業し、現在は弁護士としても活動している。〈韓国SF作家連帯〉初代代表。
邦訳書に『となりのヨンヒさん』(吉川凪訳、集英社)、「ミジョンの未定の箱」(『最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』収、古川綾子訳、河出書房新社)がある。

写真クレジット:©ONEUL

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エンタメ