サッカー界の男女の待遇格差解消を訴えたミーガン・ラピノーとアメリカ女子代表の ドキュメンタリー『LFG -モノ言うチャンピオンたち-』を国内初上映!

特定非営利活動法人横浜スポーツコミュニケーションズ

2023.03.25 21:14

ヨコハマ・フットボール映画祭2023 6月17日(土)18日(日)に開催決定

FIFA女子ワールドカップとオリンピックで合計8回の優勝を誇るアメリカ女子代表。実績、影響力、ビジネス面でも男子代表を上回っている女子代表の選手たちの生活はコーチ業などで成り立っている。ミーガン・ラピノーや選手たちは、アンフェアな状況を改善するためのキャンペーン“イコールペイ”を立ち上げる。その動きはサッカー界のみにとどまらず、ついにトランプとバイデンの新旧のアメリカ大統領を巻き込んだ社会現象に発展する。果たして、サッカー界にフェアな状況は訪れるのか?世界のサッカー映画祭で注目された話題作を日本でいち早く上映いたします!

 

 平素よりお世話になっております。

 この度、特定非営利活動法人横浜スポーツコミュニケーションズとヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会は、13回目となるヨコハマ・フットボール映画祭2023を6月17日(土)18日(日)にかなっくホール(横浜市神奈川区東神奈川)にて開催することになりました。


 ラインナップ第1弾として、今年7月に開催されるFIFA女子ワールドカップでも活躍が期待されるミーガン・ラピノーとアメリカ女子代表のドキュメンタリー『LFG -モノ言うチャンピオンたち-』の上映が決定しました。

 FIFA女子ワールドカップとオリンピックで合計8回の優勝を誇るアメリカ女子代表。実績、影響力、ビジネス面でも男子代表を上回っている女子代表の選手たちの生活はコーチ業などで成り立っている。ミーガン・ラピノーや選手たちは、アンフェアな状況を改善するためのキャンペーン“イコールペイ”を立ち上げる。その動きはサッカー界のみにとどまらず、ついにトランプとバイデンの新旧のアメリカ大統領を巻き込んだ社会現象に発展する。果たして、サッカー界にフェアな状況は訪れるのか?世界のサッカー映画祭で注目された話題作を日本でいち早く上映いたします! 

 なお、本作はヨコハマ・フットボール映画祭で上映される女子選手が活躍する11本目のサッカー映画となります。映画祭では、今後も性別を超えてさらに多くの方がサッカーを楽しめるように、上映や企画を発信してまいります。その一環として、映画祭のメインビジュアルは女性イラストレーターのミヤザキさんに、世界の舞台に挑む女子選手を応援するイラストを描き下ろしていただきました。

『LFG -モノ言うチャンピオンたち-』

アメリカ/ドキュメンタリー/105分/2021年
監督:アンドレア・ニックス・ファイン、ショーン・ファイン
出演:ミーガン・ラピノー、ジェシカ・マクドナルド、ベッキー・サワーブラン、ケリー・オーハラ、クリステン・プレス、ジュリー・ファウディー
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=PhwF0TrUMR8

ミーガン・ラピノー Megan Rapinoe

1985年7月5日生まれ。
4歳で初めてサッカーボールを蹴り、少年チームでは男子を圧倒、十代で頭角を現し、アメリカ女子代表選手に。
2012年ロンドンオリンピックで金メダル獲得し、2015年と2019年の女子ワールドカップでも優勝。2019年大会では最優秀選手賞と得点王に輝く。同年、女子バロンドール(その年の世界最優秀選手)も受賞。
サッカー選手の男女間の賃金格差解消運動“イコールペイ”では先頭に立ち、トランプ大統領との壮絶な舌戦などの末に実現にこぎつける。
さらにはLGBTQの権利擁護、黒人差別への抗議行動など社会的な活動も積極的に行ない、世界の熱い注目を集め、2019年、グラマー ウーメン オブ ジ イヤー アワードを受賞、また2020年TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されている。
初の著作「ONE LIFE ミーガン・ラピノー自伝」(海と月社より日本語版発売中 翻訳:栗野さつき)はナタリー・ポートマン(俳優)やパトリス・カラーズ(Black Lives Matter共同創設者)の賛辞のもと「ニューヨークタイムズ」ベストセラーに選出!

ミヤザキ

イラストレーター、アーティスト。
1992年島根県生まれ、大阪府在住。イラストレーションの仕事と並行して展覧会での作品発表も積極的に行う。
どこか懐かしさを感じるスタイルや曲線を用いたシンプルな表現を得意として、飽きの来ない絵を目指している。
2021年には台湾で、2022年には渋谷パルコ ニュースタアギャラリーでの個展を成功させている。
https://www.instagram.com/miyazaki1992/

ヨコハマ・フットボール映画祭2023

日程    2023年6月17日(土)~6月18日(日)
会場    かなっくホール    横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1    
            東神奈川駅(JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分 東白楽駅(東急東横線)から徒歩10分
チケット    2023年4月22日(土)より発売開始

主催 特定非営利活動法人 横浜スポーツコミュニケーションズ / ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会
後援 横浜市市民局
メインビジュアル ミヤザキ
公式サイト https://yfff.org/
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グッズ通販 https://suzuri.jp/yfff        
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ヨコハマ・フットボール映画祭で上映された女子選手が活躍するサッカー映画

『アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパン』
日本/ドキュメンタリー/107分/2010年/YFFF2021にて上映
監督 中村和彦
2009年9月、台北で開催された世界大会に初出場したろう者サッカー女子日本代表チームの挑戦に密着したスポーツドキュメンタリー。国際経験の不足やフィジカルの違いをなでしこたちは乗り越えることはできるのか?中村和彦監督は、本作にて山路ふみ子映画福祉賞を受賞。

 

『フットボール・アンダーカバー -女子サッカー・イスラム遠征記』 “Football Undercover”
ドイツ/ドキュメンタリー/86分/2008年制作/YFFF2013にて上映
監督 デイビッド・アスマン、アヤット・ナジャフィ
試合でのスカーフの着用により国際舞台から締め出されたイランの女子サッカー。ベルリンでアマチュア女子サッカーチームに所属するマーレンは、イランは、イランを訪問し、史上初となるテヘランでの女子代表チームの公式戦開催を目指す。政治、文化、言葉の違いなど、様々な障害にぶつかるも、多くの仲間の助けを得て奮闘する姿を描く。

 

『べッカムに恋して』 “Bend it like Beckham”
イギリス・アメリカ・ドイツ/ドラマ/112分/2002年/YFFF2014で上映
監督・脚本 グリンダ・チャーダ 出演 パーミンダ・ナーグラ、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・リースマイヤーズ
ジェスは、サッカー、特にベッカムを愛するインド系女子。友人に誘われてサッカー・クラブに入ったジェスだったが、厳格な両親からはサッカーを禁止される。しかし、隠れて練習を続け、才能を開花させていく・・・・。

 

『じゅういちぶんのいち』
日本/ドラマ/80分/YFFF2016にて上映
監督 片岡翔  出演 池岡亮介、竹富聖花、工藤阿須加
中村尚儁原作の同名の人気コミックを、若手俳優を起用して実写映画化!
中学卒業を機にサッカーを諦めた主人公が、不思議な少女との出会いをきっかけに、サッカーへの情熱を取り戻すのだが・・・。
元サッカー日本代表の山口素弘、大竹七未の演技にも注目。

 

『スナカリ』 “SUNAKALI”
ネパール/ドキュメンタリー/51分/2013年/YFFF2017にて上映
監督 ボジラジ・バタ
ネパールの山奥の村でボール遊びに興じる少女たちに、サッカー大会出場のチャンスが訪れる。
それまで村を出たこともなかった少女たちは、家族の反対を押して、初めての対外試合に挑み勝負の厳しさ、敗北の悔しさ、勝利の喜びを知る。

 

『ピッチの上の女たち』 “COMME DES GARÇONS”
フランス/コメディ/90分/2018年/YFFF2019にて上映
監督 ジュリアン・アラール  出演 マックス・ブーブリル、ヴァネッサ・ギド、ルカ・ジンガレッティ
1969年、フランス北部の街ランス。地元紙のポールは、軽い気持ちで女子サッカーの試合を企画する。しかし「サッカーは男のもの」という強い偏見が彼らの行く手を阻み、サッカー協会をも敵に回してしまう。それでも諦めることなく突き進むポールたちの熱意は、やがてフランス中を巻き込み、国内初の女子サッカーチーム誕生へと発展する。事実から着想を得た物語。

 

『冷たい汗』 “Cold Sweat”
イラン/サスペンス/88分/2018年/YFFF2019にて上映
監督 ソヘイル・ベイラギ  出演 バラン・コーサリ、アミル・ジャディディ、サハル・ドラトシャヒ
女子フットサルのイラン代表チームの主将をつとめるアフルーズは、自らの活躍で長年の念願だったアジア選手権大会の決勝進出を決める。しかし決戦の地マレーシアへ向かう空港で予期せぬ事態が彼女を待っていた。夫パンテアが彼女の出国を認めず、書類にサインしていないことが発覚したのだ。アフルーズは夫との話し合いを重ねるが、両者の溝はいっこうに埋まらない。

 

『蹴る』
日本/ドキュメンタリー/118分/2018年/YFFF2019にて上映
監督 中村和彦
電動車椅子サッカー選手たちを6年間に渡り追い続けたドキュメンタリー。
永岡真理は生まれながらにして難病「SMA(脊髄性筋萎縮症)」を患い、生涯で一度も歩いたことがないが、ひとたび試合が始まれば、華麗かつ激しいプレーで観客を魅了する。東武範は筋ジストロフィーにより、呼吸器が手放せず、食事を摂ることも辛いが、国内でも屈指の実力を誇る。
真剣なトレーニング、家族のサポート、自らの障害との折り合い、恋愛模様、そして夢のワールドカップ。。。

 

『オリンピック・リヨン -女子サッカー最強チームの真実-』 “Les Joueuses #PASLÀPOURDANSER”
フランス/ドキュメンタリー/87分/2020年/YFFF2021にて上映
監督 ステファニー・ギラード
国内リーグを17回、UEFA女子チャンピオンズリーグを7回(いずれも歴代最多)の優勝を誇るオリンピック・リヨン女子チーム。男子の試合さながらに、満員の観客を沸かせるチームの2018-19シーズン終盤、三冠をかけて闘う姿を追ったドキュメンタリー。
熊谷紗希などすべての選手からプロアスリートとしての誇りを感じさせる姿にも圧倒される。

 

高校演劇「フートボールの時間」
日本/58分/2018年/YFFF2021にて上映
作 豊嶋了子と丸亀高校演劇部  編集 坂本春菜  出演 香川県立丸亀高校演劇部
1920(大正9)年、香川県の丸亀高等女学校の校庭では、女学生たちがボールを楽しく蹴っている。この学校では、明治時代からフートボール(現在のサッカー)が授業に取り入れられていたのだ。しかし、ある時「女が足を広げてボールを蹴るなどはしたない!」と保護者からのクレームが殺到し・・・
大正時代に女学生がサッカーを楽しんでいたという事実を後輩生徒たちが熱演し全国高等学校総合文化祭で最優秀賞に輝いた話題作。(2018年7月15日第19回四国高等学校演劇祭での上演を収録)

 

『壁を壊せ!-ドイツ女子サッカー 台北の奇跡-』 “Das Wunder von Taipeh”
ドイツ/ドキュメンタリー/83分/2019年/YFFF2021にて上映
監督 ジョン・ダーヴィト・ザイトラー
1981年、女子サッカー世界選手権の開催が発表される。西ドイツサッカー連盟にも代表派遣が打診されるが、連盟は1955年以来、クラブが女子チームを持つことを禁止していた。「女の子はバレエを習え、トラップは乳房に毒だ......。」そんな声にもひるまず、ひたむきにサッカーに打ち込んできたBグラートバッハ女子チームが、決戦の地・台北に向かうのだった。

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