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この度、ヨコハマ・フットボール映画祭2023（主催：特定非営利活動法人横浜スポーツコミュニケーションズ／ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会）は、6月17日（土）の映画祭開幕に先駆けて、サッカー界、映画界の有識者による審査会を実施しました。

熱気あふれる討議の結果、ミーガン・ラピノーを先頭にアメリカ女子代表選手が男女同一賃金実現に向けて闘った姿を描いたドキュメンタリー『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』がYFFFアワード2023 グランプリに輝きました。

また、ベストクラブ賞には、チームとフロントスタッフ、サポーターが一つになり、見事2022シーズンのJ1リーグを制覇した横浜F・マリノスが選ばれました。6月18日の『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』上映前に受賞セレモニーが行われます。

今週末の開幕にむけて、ますます盛り上がりを見せるヨコハマ・フットボール映画祭をぜひ貴媒体でご紹介ください。

YFFFアワード2023　受賞結果

グランプリ          『LFG-モノ言うチャンピオンたち』

                    アンドレア・ニックス・ファイン監督、ショーン・ファイン監督　2021年 アメリカ映画

審査員特別賞        『バック・トゥ・マラカナン』   ホルヘ・グールビッチ監督 2018年 イスラエル、ブラジル、ドイツ映画

                   『ある日突然に』　チーロ・デミリオ監督 2018年 イタリア映画

ベストクラブ賞       横浜F・マリノス　『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』

ベストチーム賞       サッカーアメリカ女子代表チーム　 『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』

ベストプレイヤー賞   アントニーン・パネンカ　『ザ・ロングウォーク-トラウマと贖罪-』

ベストサポーター賞   サミュエル・スピヴァク　『バック・トゥ・マラカナン』

YFFFアワード2023　審査員（５０音順）

笹木かおり　タレント

菅原慎吾　　J SPORTSプロデューサー

矢田部吉彦　前 東京国際映画祭ディレクター

アワード受賞作品への審査員コメント

グランプリ　『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』

笹　木：ラピノーたちの戦いは、彼女たちだけのものではなくて、同時代の私たち、そして、未来の子供たちの戦いでもある。サッカーファンはもちろん、すべての人に観てほしい映画。

菅　原：ミーガン・ラピノーの圧倒的なリーダーシップに惹かれた。

課題にみんなで取り組んでいこうとする姿勢が「LFG」という言葉に象徴されている。

矢田部：今の時代にとても重要なことを成し遂げている人々のドキュメンタリー。

男女平等の戦いに負け続けながらも向かっていく選手たちの姿勢に感動しました。

審査員特別賞　『バック・トゥ・マラカナン』

笹　木：フットボールに人生を賭ける主人公たちに自分自身を重ねながら楽しみました。

矢田部：ユダヤとドイツの歴史を踏まえつつさらにブラジルを絡めるという巧みな脚本。

ドイツ戦の惨敗から前向きなエンディングに至る流れがとても見事でした。

審査員特別賞　『ある日突然に』

笹　木：報われないけれども表にも出せない、そんなふつふつとした感情が作品全体から伝わってきた。

菅　原：レモンの黄色とトマトの赤が光輝く感じが印象的だった。そのレモンの酸っぱさが象徴する

感情から目が離せなかった。

ヨコハマ・フットボール映画祭2023

6月17日(土)、18日（日）　かなっくホール

横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1

東神奈川駅(JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分　東白楽駅(東急東横線)から徒歩10分

6月19日(月)～23日（金）　シネマ・ジャック&ベティ

横浜市中区若葉町3丁目51 

黄金町駅(京浜急行)から徒歩5分　阪東橋駅(横浜市営地下鉄)から徒歩7分

プログラム　映画上映 ７作品、 トークイベント５本、アート出展７ブース

チケット　　Teketにて好評発売中

主  催　　　特定非営利活動法人 横浜スポーツコミュニケーションズ / ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会

公式サイト https://yfff.org/yfff2023/

【ヨコハマ・フットボール映画祭とは】

世界で毎年100本近く制作されるサッカー映画のなかから、日本のサッカーファン、映画ファンとともに楽しみたい作品をサポーター自ら選定、字幕翻訳、運営して上映する映画祭。2011年にスタートし今年で13回目の開催。