コーチングが教師を、学校を変える——新刊書籍『教師のためのアート・オブ・コーチング』発売!
教育現場の複雑化に対して「行動変容」を促す実践的手法を体系化した、日本初の本格ガイド!
福村出版株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:宮下基幸)は、2025年12月4日、新刊書籍『教師のためのアート・オブ・コーチング――学校を変革する効果的な方法』(エリーナ・アギラー著、江濵悦子・大関健道・武内流加・吉田新一郎訳、定価3,300円+税)を刊行いたします。 本書は、アメリカの教育改革現場で実績のある「変革(トランスフォーメーショナル)コーチング」を体系的にまとめ、日本の学校文化に適応できるよう大幅に訳注を加筆・解説した初の本格的ガイドです。教師の内面に働きかけ、対話を通して行動変容を促すアプローチは、離職、学級経営の困難、管理職の孤立など、複雑化する学校課題に有効な手段として注目されています。

近年、全国の公立学校では 若手教師の離職率上昇、学級経営の困難化、管理職の孤立 が深刻化しています。これらの課題は、個々の教師の力量だけでは解決が難しく、組織として持続的に学び合うための支援のあり方が問われています。
本書『教師のためのアート・オブ・コーチング――学校を変革する効果的な方法』は、アメリカの教育改革現場で成果が蓄積された「変革(トランスフォーメーショナル)コーチング」を体系的にまとめ、日本の学校文化に適用できるよう大幅に訳注を加えた 初の専門的ガイド です。
教師の内面に働きかけ、対話によって行動変容を促す本アプローチは、国際的にも“持続可能な学校改善”の基盤として注目されています。
本書では、問いのつくり方、観察とフィードバック、信頼構築の10ステップ、状況分析の「六つのレンズ」など、現場で使える400ページ超のツールと会話例 を収録。巻末には欧米のコーチング史を総括した解説を付し、理論と実践を一冊で学べる構成となっています。
日本語版は、国内で教師研修・教育コーチングに携わる専門家チームが翻訳を担当。「人が変わるプロセス」「組織開発」に関心のある読者にも広く訴求できる内容です。
■主な読者層
・学校現場の教師・管理職
・教育委員会(研修・学校改善)
・スクールカウンセラー
・教職大学院・教育研究者
■書誌情報
書名:教師のためのアート・オブ・コーチング――学校を変革する効果的な方法
著者:エリーナ・アギラー
訳者:江濵悦子・大関健道・武内流加・吉田新一郎
仕様:A5判・並製・456ページ
定価:本体3,300円+税
ISBN:978-4-571-10208-0
発行:福村出版株式会社
■目次
はじめに
第Ⅰ部 コーチングの基礎
第1章 コーチングはどのように学校を変えられるのか?
第2章 コーチングとは何か?
第3章 よりよいコーチになるために役立つ信念とは?
第4章 コーチに必要な知識とは?――六つのレンズ
第Ⅱ部 クライアントとのコーチング関係を確立する
第5章 コーチング関係を始めるには――クライアントとの信頼関係をどう築くか?
第6章 調査段階――初めに知っておくべきこと
第7章 作業計画の作成――何をすべきかをどのように決定するのか?
第Ⅲ部 コーチとクライアントが一緒に踊るダンス
第8章 聴くことと質問すること
第9章 促進的なコーチング会話
第10章 促進的なコーチング活動
第11章 指導的なコーチング会話
第12章 指導的なコーチング活動――積極的に学びに導く
第13章 コーチングをする際のヒントと思考の習慣
第14章 振り返りと評価――その次のステップは何?
第Ⅳ部 コーチの継続的な学び
第15章 コーチにとっての研修とは?
おわりに
解説――アメリカを中心にした欧米諸国におけるコーチングの歴史とその普及の経緯(吉田新一郎)
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