PressWalker ファンギミックス株式会社福島市大町にセルフカフェ「Book Cafe Awesome」　長居できる場所に

福島市大町にセルフカフェ「Book Cafe Awesome」　長居できる場所に

食・グルメ

福島市大町の学習塾「福長塾」に併設するセルフカフェ「Book cafe Awesome（ブックカフェオーサム）」（福島市大町、TEL 080-5901-8161）が3月20日、オープンした。

同塾は主に中高生を指導する学習塾。塾長の橋本長武さんが店主となり、塾と同じ建物内にセルフカフェを開いた。「福島市のまち中には長居できる場所がないため、ゆったり作業できるカフェを作ろうと思った」と話す。

　同店はスタッフが常駐しないセルフカフェ形式で運営する。入り口でQRコードを読み込み、LINE登録を済ませてから入店。券売機で入場料500円を払うことで、コーヒーは1杯、レモン水や麦茶などの他の飲料は何杯でも利用できる。時間制限はなく、飲食物の持ち込みも可能。再入場の際は、再度500円を払う必要がある。塾生や学生に限らず、誰でも利用できる。

　壁際に設けた本棚には、漫画や小説から、新書、受験用の参考書まで幅広く並び、自由に閲覧できる。橋本さんは「本は主に中古で、塾の生徒から漫画をもらったりもした。寄付という形で本を頂けるとうれしい」と笑顔を見せる。壁には黒板となっている部分もあり、塾生によるカラフルな「落書き」も楽しめるようにした。席数は、カウンターやテーブルなど約20席。

コンセプトは「ずっと作り続けるカフェ」。並ぶ本を日々更新するほか、壁の黒板の「落書き」も更新していくという。橋本さんは「黒板には塾の卒業生からのメッセージスペースもあるので、毎年卒業生が書くようにできれば。本は寄付も受け付けているので、皆でこのカフェを作っていけたら」と話す。

　橋本さんは「スターバックスと漫画喫茶の中間のような場所。気軽に休憩や作業をしに来てほしい」と呼びかける。今後については「作業スペースとしてだけでなく、休日にボードゲーム大会なども開いてみたい」とも。

　営業時間は9時～22時。