こころ豊かな「とき」をはこぶ「旅するモーバイルーム」始動開始。4月10日から西日本を縦断します。

株式会社アカリネ

2023.03.27 08:04

最初の訪問地は、4月10日に東京都品川区の品川八潮パークタウン。4月18日には、常滑市にあるINAXライブミュージアムに訪れ一般公開も行います。

2010年から「灯り」と「オーディオ」を組み合わた商品を始めとする「ココロの時代に向けたプロダクト」を提供してきた株式会社アカリネ(所在地:千葉県千葉市 代表取締役社長 森宮祐次)は、こころ豊かな「とき」をはこぶ「旅するモーバイルーム」プロジェクトを本日発表します。

■「モーバイルーム」とは

モーバイルームは、株式会社クロコアートファクトリーの「ルーメット」のショートサイズをベースにカスタマイズしたトレーラーです。

モーバイルームは、ギャラリーと音楽鑑賞空間を組み合わせたコミュニケーションスペースでもあり、「サードプレイス」といえます。

■「モーバイルーム」の概念

モーバイルームは、このダイアグラムにあるように、本来ファーストプレイスである個人宅から、部屋だけ切り離されて移動し、街中に出現することで「サードプレイス」として機能することを概念としています。アサダワタルの提唱する街に向かって個人の場を開放する「住み開き」は、場所が家の中に固定されているが、モーバイルームは移動できることの違いがあります。これを称して「居動(いどう)するサードプレイス」と名付けました。「居」は居住や居するというように動かない状態を示すが、あえて「動」と組み合わせた造語で、「居ながらにしても動ける」という意味を持たせました。

モーバイルームは、ウォーカブル推進社会実験に協力するカタチで、これまで千葉公園、花見川団地などの公共的な場所や、商業施設であるティンバーヤードや千葉みなとのさんばしひろばで展示してきました。そこでは、個人のオーディオルームであるモーバイルームから流れる心地よい音楽が聞こえる。いずれも「アナログレコードの試聴体験」を中心に、かつてレコードを聴いていた時代の記憶との出会いから、結果として会話作りのきっかけから「居動(いどう)するサードプレイス」としてこころ豊かな「とき」を提供してきました。

 

■「旅するモーバイルーム」プロジェクト

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。

松尾芭蕉の「奥の細道」の旅立ちは、この言葉で始まります。現代語に訳すと、時は永遠の旅人であり、次々に移ってゆく年もまた旅人である。

ここに続けて、縁側に月を浮かべ、海を眺める者は、毎日が旅であって、旅そのものをすみかとしているようなものである。と加えてみました。

私たちは「居動(いどう)するサードプレイス」であるモーバイルームを牽引しながら、4月10日から5月26日まで西日本を中心に日本縦断の旅に出ます。また9月から11月にかけては、東日本を縦断する予定です。

最初の訪問地は、4月10日に東京都品川区の品川八潮パークタウンです。4月18日には、常滑市にあるINAXライブミュージアムに訪れ一般公開も行います。また企業や大学では一般公開は行いませんが、モーバイルームの次の展開としてモビリティーの未来形に関する共同開発や移動する場づくり等のテーマで産学協同研究も視野にあります。

モーバイルームでは、音楽と共に縁側で月を浮かべ海を眺めるような、こころ豊かな「とき」を体験できます。セレンディピティに満ちた出会いと共に、皆様の町にも訪れるかもしれません。こころ豊かな「とき」をはこぶ モーバイルームの旅にご期待ください。

訪問先の詳細や日程は、アカリネWEBサイト「旅するモーバイルーム」にあるGoogleカレンダーを参照してください。

アカリネWEBサイト:https://sites.google.com/acarine.jp/tmr/home

 

■「モーバイルーム」のオーディオ

その音のコンセプトは、「サスティナブル・ナチュラルサウンド」です。

「ナチュラルサウンド」は、ヤマハのスピーカーシステム開発において現代にも持続している重要なコンセプトである。モーバイルームでは、CDが登場する以前のオーディオシステムを中心に機器を構成。アナログプレーヤー:GT-2000、パワーアンプ:B4、スピーカー:NS-1000M。カートリッジは、オルトフォンのSPU-AEとSPU MONO A(Aシェル専用ロングアームに取付)、フォノステージは、iFi-Audioのmicro iPhono 3 Black Labelを使用することで、ほとんどすべてのアナログレコードを最適なEQカーブで対応可能。モーバイルームの車内を構成する曲面ボディは、平行な平面で囲まれた室内空間で生じやすい定在波の発生を少なくした理想的な音響再生空間(広さは約7㎡)です。最新のデジタル機器ではなく古いオーディオシステムでありながらも、こころ豊かな「とき」を提供する「サスティナブル・ナチュラルサウンド」を是非ご体験ください。

 

■旅するモーバイルーム:第一弾 モーバイルームが品川八潮パークタウンにやってくる! 

⽇時:2023年4⽉10⽇(月) 【音楽試聴体験】12:00~17:00  ※雨天・強風時は中⽌

入場無料

場所:潮路南第2ハイツ33号棟横エリア

 

コンセプト:都内でも貴重な水辺と木々に囲まれた上質なエリア「品川八潮パークタウン」に、レコードによる極上のアナログサウンドが体験できるモバイルルームを設置し、音楽のある心地よい空間体験を多くの方に提供します。今回は「レコードの記憶に出会うために」をテーマに、かつてレコードを聴いていたお年寄りから、CD以降のメディアで育った若い世代や子供達にアナログレコードの魅力を伝え、その試聴体験と会話からこころ豊かな「とき」を過ごしていただくことを目的とします。

 

主催:株式会社アカリネ

アカリネWEBサイト:https://sites.google.com/acarine.jp/tmr/home

 

■旅するモーバイルーム:第二弾 モーバイルームがINAXライブミュージアムにやってくる!

⽇時:2023年4⽉18⽇(火) 【音楽試聴体験】12:00~17:00  ※雨天・強風時は中⽌

入場無料

場所:INAXライブミュージアム 窯のある広場

 

INAXライブミュージアムHP

https://livingculture.lixil.com/ilm/

 

INAXライブミュージアム アクセス

https://livingculture.lixil.com/ilm/guide/#section5

 

協力:INAXライブミュージアム

 

主催:株式会社アカリネ

アカリネWEBサイト:https://sites.google.com/acarine.jp/tmr/home

 

■「旅するモーバイルーム」youtubeチャンネルの公開

「旅するモーバイルーム」の専用チャンネルから、訪問地からのドキュメント記録動画を順次公開していきます。

https://www.youtube.com/@TravellingMobileroom

主な内容

・モーバイルームを体験された方との会話(公開許諾済みのみ)

・訪問地のロケーションを活かしたモーバイルームの縁側から眺める風景

・セレンディピティに満ちた出会いとハプニングなど

・個人で活躍しているモノづくり作家のアトリエ訪問

・大学訪問でのゼミの様子や学生達との交流

 

■「モーバイルーム」のロゴ

ロゴタイプは、2017年に商標登録済み(商標 第6029263号)で、ロゴの呼び名として「モーバイルーム」と、そのプロジェクトとして「旅するモーバイルーム」を新たに商標として申請中です。

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
イベント

カテゴリ
観光・レジャー

サブカテゴリ
デジタル
交通・物流