「お墓参りに行けない時代」にどう供養する?──カウンセラーが語る気持ちをつなぐ方法

株式会社22世紀アート

2025.11.17 17:00

お盆やお彼岸のたびに「お墓参りに行けず、申し訳ない」と感じていませんか?都市部への転居や高齢化、家族の距離が広がる中で、「行きたくても行けない」人が増えています。多くのクライアントに寄り添ってきたカウンセラーの弥和山眞氏は、そうした悩みに対して「足を運べなくても、気持ちの上で供養するのが大切」と語ります。

都市部に増える“お墓参りに行けない”悩み

都市部への移住が進む中で、先祖代々の墓を撤去し、遺骨を別の場所に移す「墓じまい」が増えています。

 

墓じまいまでは考えていなくても、遠方のお墓になかなか行けず「お彼岸や命日も、忙しくてお墓に行けなかった」「時間を見つけてお墓参りに行ってるけど、これでいいのか」と悩む方は多いでしょう。

 

他にも「大切な人のお葬式に行けなくて悔やんでいる」「お墓に行けなくて申し訳ない」という悩みもあります。

 

そんな悩みに対しカウンセラーの弥和山氏は「申し訳ないと思わなくていい」「気持ちの上で供養することが大切」と語ります。

 

お墓に行けなくても、心の供養はできる

——前回は墓じまいや、新しい供養についてお聞きしました。弥和山さんは新しい形の供養に対して、申し訳ないと思わなくていいとのことでしたね。

 

弥和山眞氏(以下、弥和山):

墓じまいや永代供養を含む新しい形の供養は、いけないことではありません。ご自身の生活の中で、ご先祖様の意識とつながっていればいいんです。ご先祖様だけでなく、恩師など大切な人が亡くなった場合も同じです。ご家族の許可をいただいてお参りするのもいいですが、「お彼岸だからお墓に行く」というのもいいし、直接行けないなら仏壇。あるいは紙や木に名前を書いて、お水やお線香をあげるのもいいでしょう。

 

また墓じまいに行けない場合も、霊界にご先祖様がいらっしゃるので、ご先祖様に自分の気持ちの中で感謝の気持ちを持てば大丈夫です。ちなみに私は、不安な方に向けた昇霊の作業もしています。

 

——供養の形は一つではないのですね。ちなみにお葬式についてはどうですか?

 

弥和山:

市町村や国々、宗教によって様々な捉え方がありますよね。黒澤明のオムニバス映画『夢』の最終話では、おばあさんが亡くなったから村でお葬式をあげているんですが、笛太鼓を鳴らしてにぎやかにやっている。「神様のもとに行ったから」というお祝いごとの式なんです。だから必ずしも故人を偲ぶときに、悲しむのではなく「この世を、人生を卒業された」という捉え方でお祝いをするのも、それはそれでいい。

あとは天界にうつられた方を時々、個人でもグループでもいいから、供養の会をするのもいいと思いますが……著名人はファンが多くてお葬式ができない場合もある。そういうときはあえてお邪魔するより、遠隔地から気持ちだけお祈りするのも、供養の仕方ですよね。

 

——足を運べなくても、気持ちの上で供養をするのが大切なんですね。

 

弥和山:

「行けなくて失礼だ、申し訳ない」と反省する、後悔する必要はありません。自分の生活をしっかりしつつ、思い出せれば大丈夫。お葬式じゃなくても、命日やお彼岸などの機会に自分なりにお参りをさせていただく形でよろしいですね。



“思うこと”が供養になる――弥和山氏が語る心のつながり

リーディングも行っている弥和山氏は「物体としての肉体から離れた魂が浮遊している、それが霊界。霊界からは私たちが見えているんですよ」と教えてくれました。

 

弥和山:

それも物体として人間が見えるだけじゃなく、気持ちや思いも感じられるんです。最愛のお子さんに対してなど、守護霊としてサポートしてくれる場合もあります。自分がいて、親がいてご先祖様がいて……霊界から私たちを見守ってくださっている。そこをもっと意識して生活すると、豊かになります。

 

さらにご先祖様以外にも、これまで関わってくれた人がいます。見えない世界があって、そこに自分が組み込まれているんです。もちろん、生きている人の人間関係も大切にしてください。

 

葬儀やお墓参りについて「後悔の気持ちが消えない」「どう気持ちを整理すればいいのか分からない」と感じる人も少なくありません。
弥和山氏は、そうした思いを受けとめ、心を整えるカウンセリングを行っています。

大切な人への思いを、そっと言葉にしてみませんか。
その一歩が、心を軽くし、穏やかな日常を取り戻すきっかけになるかもしれません。

 

 

カウンセラー略歴

◆弥和山眞(やわやま・まこと)

シャーマニック・セラピスト。

1993年からスポーツアスリートを対象にメンタル・コンディショニングを開始。自律神経失調や統合失調の方々を対象に精神状態バランス調整法を開始。1995年からシャーマニック・セラピー、光の遠隔ヒーリングを始める。1996年にクリスタルボウルと出会い、セラピーに応用する。

『夢のユメ・トレ! : ユメージトレーニングで夢の実現をしよう』など、著書13冊。



カウンセリング詳細

 

営業時間は、8~23時(緊急時は夜間も可)年中無休。

対応エリアは全国になります。

 

費用や期間などは、応相談。必要であれば、資料の送付も行っています。

まずはご都合のよい方法で、下記連絡先にご連絡ください。

 

◆住所 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町3-16-15

◆TEL 090-3512-5332

◆Fax 0422-29-9018

◆メール kiss567@ezweb.ne.jp

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
商品サービス

カテゴリ
ライフスタイル

サブカテゴリ
エンタメ