墓じまい=申し訳ないことではない──シニア世代の不安に寄り添うカウンセラーの声

株式会社22世紀アート

2025.11.14 12:39

都市部への移住が進む中、親世代のお墓について「墓じまい」を検討する人が増えています。しかし多くの方が口にするのは「ご先祖に申し訳ない」という気持ち。前期高齢者世代を中心に広がるこの不安に対し、カウンセラーの弥和山眞氏は「ご先祖様と気持ちの上でつながれるのなら、新しい供養の形でもいい」と伝えています。

時代の変化により注目される墓じまい・新しい供養

「墓じまい」とは、先祖代々の墓を撤去し、遺骨を別の場所に移すこと。少子化や都市部への移住が進む中で「遠方のお墓の維持が難しい」という声が増え、近年注目されるようになりました。

 

墓じまいを行った後の供養方法も、様々な新しい選択肢があります。

〇別のお墓へ引っ越しをする「改葬」

〇寺院や霊園に遺骨の管理・供養を任せられる「永代供養墓」

〇墓石の代わりに樹木を植える「樹木葬」

〇火葬した遺骨を粉末状にして海や山、空などに撒く「散骨」

〇遺骨を骨壺のまま屋内のスペースに収蔵・供養する「納骨堂」(マンション型のお墓)

 

しかし実際に墓じまいを考え始めると、「親族に理解してもらえるだろうか」「やはり申し訳なさを感じてしまう」といった悩みに直面する方が少なくありません。

 

「前期高齢者を中心に、こうした相談を多くいただいています」と語るカウンセラーの弥和山眞氏に、お話を聞きました。

 

 

墓じまいはいけないことではない

——弥和山さんは墓じまい、そもそもお墓については、どのように考えていますか?

 

弥和山眞氏(以下、弥和山):

もともと居住範囲が狭かった時代は、自分の村の中にご先祖様のお墓があって、そこにお参りをしていました。頻度は人によって違うでしょうけれど、そうしてご先祖様と、気持ちの上でつながろうとしていたわけです。しかし人口が増え、遠くの都市部や海外に住まいを移す人も増えていますね。

 

そうした中で、なかなかお墓に行けなければ墓じまいをする、お墓を近くに移せるなら移して、決まった時期にお参りする。その方が、ご先祖様と気持ちの中でつながれるんじゃないかと思います。だから墓じまいはいけないことではないし、樹木葬や散骨など、新しい形の供養にしてもいいんです。

 

形にしばられなくても、「ご先祖様と気持ちや心の中、魂でつながっている」という意識が、とても大切です。

 

「申し訳ない」ではなく「ありがとう」を伝える

リーディングも行っている弥和山氏によると「霊界にいらっしゃるご先祖様は、私たちのことを見守ってくださっている。亡くなった方の魂をしっかり供養した私たちの気持ちは、きちんと伝わっています」とのこと。

 

弥和山:

それに対して、お礼をいうことが大切です。特別覚えてお経をあげなくてもいいので「お守りいただいてありがとうございました」と伝えましょう。

 

家族のお墓について「どう整理すればよいのかわからない」「家族と話しづらい」と感じる人は少なくありません。 そんなときは、心の声を話してみるのもひとつの方法です。

弥和山氏は、墓じまいをめぐる不安や葛藤に寄り添いながら、「その人らしい魂とのつながり方」をサポートするカウンセリングを行っています。 「申し訳ない」を「ありがとう」に変える第一歩として、気持ちを言葉にしてみませんか。

 

カウンセラー略歴

 

◆弥和山眞(やわやま・まこと)

シャーマニック・セラピスト。

1993年からスポーツアスリートを対象にメンタル・コンディショニングを開始。自律神経失調や統合失調の方々を対象に精神状態バランス調整法を開始。1995年からシャーマニック・セラピー、光の遠隔ヒーリングを始める。1996年にクリスタルボウルと出会い、セラピーに応用する。

『夢のユメ・トレ! : ユメージトレーニングで夢の実現をしよう』など、著書13冊。



カウンセリング詳細

営業時間は、8~23時(緊急時は夜間も可)年中無休。

対応エリアは全国になります。

 

費用や期間などは、応相談。必要であれば、資料の送付も行っています。

まずはご都合のよい方法で、下記連絡先にご連絡ください。

 

◆住所 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町3-16-15

◆TEL 090-3512-5332

◆Fax 0422-29-9018

◆メール kissgarden@rondo.ocn.ne.jp

◆HP やわやままこと.com

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