【広島・福山発】“捨てない文化”をつなぐ革職人。Leather Studio Thirdが革供養とランドセルリメイクを実施
■ ひび割れたランドセルも、必ずなんとかする。 断られたランドセルを、どうすれば再生できるか。 Thirdでは、表面のひび割れに特殊コーティングを施したり、革にパンチング模様を抜いてその隙間からランドセルが覗くように仕立てるなど、素材と想いを両方残す独自技法を開発しています。
福山市の革工房「Leather Studio Third(サード)」は、使われなくなったランドセルを再生する活動を実施中。 多くが合皮製・ひび割れた状態ですが、「壊れていても必ずなんとかします」を合言葉に再生へ挑戦。 毎年3月10日の「革供養」では、命ある素材への感謝を伝え、“捨てない文化”を未来に残す取り組みが注目されています。
広島県福山市の革工房「Leather Studio Third」は、
全国から届くランドセルをリメイクし、財布や小物として“第二の人生”を与える活動を続けています。
年間約300件、合皮やひび割れた素材も多い中、
「壊れていても必ずなんとかします」という信念のもと、
特殊コーティングやパンチング加工などで想いを残す工夫をしています。
また、毎年3月10日には「革供養」を開催。使われなくなった革製品に感謝を込め、
命ある素材を大切に扱う日本の文化を発信しています。
新年度を前に、役目を終えるランドセルが増える今、
Thirdの活動が改めて注目を集めています。
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