一般社団法人 日本人形協会（所在地：東京都台東区、会長：山田 德兵衞）は、節句文化の継承と啓発を目的に、全国の会員企業と連携して地域発信活動を展開しています。
　このたび、大阪府東大阪市の会員企業・株式会社松よし人形が「東大阪市オープンファクトリー2025」に参加し、職人の技にふれながら“人形づくりの魅力”を体感できるイベント「こーばへ行こう！松よし人形に集まれ！」を開催します。会期は2025年11月7日（金）と8日（土）の二日間。本取り組みは、地域住民や若い世代に節句人形文化への理解を深めてもらうことを目的としたもので、工房公開や制作体験、ワークショップを通して「つくる・飾る・つなぐ」喜びを伝えます。

　協会では、今後も全国の会員と連携し、地域社会と共に伝統工芸の魅力を発信してまいります。

★見どころ

職人の技を間近で体感
ひな人形制作の現場を公開。伝統の手仕事を体験できる工房見学ツアー。

素材から文化を再発見
人形衣裳の正絹ハギレ詰め放題や節句小物販売など、素材を通して文化に触れる企画。

地域とともに未来へつなぐ
就労支援施設や学生との協働ワークショップ、茶文化を融合した「はいから喫茶」など。

★イベント概要

イベント名：こーばへ行こう！ 松よし人形に集まれ！

開催日時：2025年11月7日（金）・8日（土）10:00〜16:00

会場：株式会社松よし人形（大阪府東大阪市荒川1-10-4）

参加費：入場無料（一部体験は有料）

申込方法：公式予約フォーム（QRコード）より事前申込制

予約フォーム：https://reserva.be/matsuyoshidoll

★担当者コメント★

「“人形は飾るもの”ではなく、“人の想いを形にするもの”。工房の空気を感じて、職人たちの想いを受け取ってもらえたら嬉しいです」
—— 株式会社松よし人形　代表取締役社長　小出道子さん

★今回の取り組みについて（日本人形協会コメント）★

「節句人形を通して、家族の絆や日本の美意識を次の世代へ伝えることが私たちの使命です。地域の職人や市民の方々と共に、節句文化の新しい形を育てていきたいと考えています」

―― 一般社団法人 日本人形協会