平安時代の宮中行事を再現 「第26回 追儺(ついな)のまつり」開催

一般社団法人 明和観光商社

2025.11.05 09:00

〜一年の厄を祓い、新たな年の幸福を願う行事〜

明和町の持続可能な観光地域づくりに取り組む一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、以下「明和観光商社」)が運営する「いつきのみや歴史体験館」では、平安時代の宮中行事として行われていた「追儺(ついな)」を再現するイベント「追儺のまつり」を、2025年11月23日(日・祝)に開催いたします。 「追儺のまつり」は、冬の訪れとともに一年の厄を祓い、新しい年の幸福を願う行事です。 平安期の年中行事をもとに再現され、地域の方々とともに続けられている催しとして、毎年実施しています。

追儺のまつりとは

「追儺」は、日本では奈良時代に宮中で行われ始め、平安時代には大晦日の恒例行事として定着しました。鬼や疫病神を追い払うことで国と人々の安寧を祈る儀式であり、後の「節分行事」にも通じるものとされています。

今回の「追儺のまつり」では、陰陽師(おんみょうじ)、方相氏(ほうそうし)、侍子(しんし)などの登場人物が、当時の儀式をもとに練り歩きを行い、参加者とともに邪気を祓う行事を再現します。

また、弓を用いた「けじめの弓矢」体験も行われ、来場者が実際に矢を放ち、一年の締めくくりとして新しい年を迎える準備をすることができます。

 

平安の文化を、地域とともに今に伝える

いつきのみや歴史体験館は、「斎宮の歴史と文化を学び・体験し・交流し、未来につなぐ」場として運営しています。十二単着付けや平安遊び体験など、五感で歴史を感じる体験を通じて、来館者が平安の文化に親しむ機会を提供しています。

「追儺のまつり」は、そうした体験事業のひとつとして位置づけ、地域の方々が実際に装束をまとい、行列に参加するなど、歴史にふれる体験を通して季節の節目を感じられる内容となっています。

出演者は地域から募り、住民とともに行事を作り上げることで、地域の文化活動の場としても機能しています。

 

名称:第26回 追儺のまつり

開催日:2025年11月23日(日・祝)

時間:13:30〜14:30(儀式・練り歩き)/12:30〜15:30(けじめの弓矢)※体験館にて随時受付

会場:いつきのみや歴史体験館(〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮3046-25)

主催:一般社団法人明和観光商社

協力:明和町 斎宮歴史博物館 明和町日本遺産活用推進協議会 地域の皆さま

詳しくは明和観光商社HPまで

 

一般社団法人明和観光商社について

明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。

代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2

 

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