【江戸時代版・住みたい街ランキング⁉】新視点で東京の歴史を読み解く書籍が発売!
「住みたい街」という切り口から見えてくる、新たな東京の姿
株式会社彩図社(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役:山田有司)は、2025年10月28日より【書籍】『住みたい街の東京史』(青山誠 著、定価:本体1600円+税10%)を発売いたします。

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【「住みたい街」をキーワードに“東京”の姿を大解剖!】
・江戸のお殿様は○○駅に住みたかった…⁉
・芸術家は田端駅に住みがち…⁉
・「住みたい街」は将来なくなる…⁉
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身分別に居住地を厳密に定められていた江戸時代、庶民に与えられた土地は江戸市中のわずか15%しかなく、その大半が環境劣悪な低湿地だった。狭い長屋は日当たりが悪く湿気が充満している。大雨が降れば道は川のようになって家の中まで水浸し、燃えやすい木造住宅が密集する街は常に大火事の危険もあった。
不快なだけではなく危険な場所なのだが、当時は大半の人々がそれで満足していたようである。勝手に居住地を選ぶことのできない時代、そういったことに不満を抱くような思考が欠落していたのかもしれない。
たとえ居住地域を厳しく制限された状況でも、人々は選択可能な範囲内で、自分にとって最も居心地の良い場所を探して住んでいたと考えると……江戸時代に住みたい街ランキングなんていうものがあれば、どんな結果になっていただろうか?
さらに居住地が自由に選べるようになった維新後、郊外の住宅地開発がさかんになった関東大震災後、団地が林立するニュータウンが次々に造成された高度経済成長期、そして、都心部の駅前に超高層タワーマンションが建つようになった現代と……東京は激しく変化しつづけている。
100年前まで、いや、それよりもさらに昔の江戸時代にまで遡って、それぞれの時代に生きた人々の「住みたい街」を調べてみようと思う。
<著者略歴>
青山 誠(あおやま・まこと)
大阪芸術大学卒業。著書に『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社)、『戦術の日本史』(宝島社)、『小泉八雲とその妻セツ』『やなせたかし 子どもたちを魅了する永遠のヒーローの生みの親』(角川文庫)、『戦艦大和の収支決算報告』(彩図社)などがある。web「さんたつ」で「街の歌が聴こえる」を連載中。
<商品Amazonリンク>
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4801307973/
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