【夫婦の営み】セックスレスで夫&妻が浮気・不倫をしたらどうする?

株式会社リンクス

2025.10.29 10:30

既婚男女3,000人にアンケート調査:第9報

既婚者向けマッチングアプリ「既婚者クラブ」を運営する株式会社リンクス(東京都港区)は、全国の20歳〜59歳の既婚男女3,000人を中心に「夫婦の営み」に関するアンケート調査を実施しました。

 

<これまでの調査>

 

本稿(第9報)では、セックスレスを解消したいか、そしてセックスレスが原因で配偶者が浮気・不倫した場合の対応を尋ねました。

 

■セックスレスを解消したいと思いますか?

 

前回(第8報)で「営みがない」と回答した1,604人のうち、「浮気・不倫」以外の解消手段(自己処理/性的サービス/運動等/性欲がわかない/その他)を選んだ1,573人を対象に実施。

 

  • はい(解消したい):357人(22.7%)
  • いいえ(解消したいと思わない):1,216人(77.3%)

 

大多数が現状維持を選択。男女差は顕著で、女性は868人中757人(87.21%)が「解消したくない」と回答しました。

 

年代別では若年層ほど「解消したい」割合が相対的に高いものの、いずれの年代でも少数派にとどまります。

 

■セックスレスが原因で喧嘩をしたことは?

 

  • ある:229人(14.56%)
  • ない:1,345人(85.44%)

 

男性のほうが「ある」の比率がやや高い傾向

年代別では20代が最多(20.69%)、50代が最少(13.67%)で、年齢が上がるほど「喧嘩なし」が増える傾向が見られました。

 

■セックスレスが原因で配偶者が浮気・不倫したら?

(対象:セックスレス原因での夫婦喧嘩「なし」の1,344人:男性580人・女性764人)

 

  • 条件をつけて許す:493人(36.68%) ← 最多
  • 離婚する:444人(33.04%)
  • 自分も浮気をする:180人(13.39%)
  • 全面的に許す:130人(9.67%)

 

約3人に1人が「離婚」を選択。一方で「条件付き容認」が最多となり、感情と生活実務のはざまでの現実的判断が浮かび上がりました

 

<男女別の傾向>

  • 男性「離婚する」「自分も浮気する」が相対的に高い
  • 女性「条件をつけて許す」「全面的に許す」が相対的に高い

 

 

<年代別の傾向>

  • 離婚する:20代が最多(47.83%)→年齢が上がるほど低下
  • 全面的に許す:40代が最多。
  • 自分も浮気する:40代が最多。

 

<自由記述(抜粋)>

「まず話し合う」「状況次第で判断」「病気等の事情なら責められない」「家計に影響しないなら容認」「許さないが離婚はしない」など、一律判断が難しいという声が多数でした。

 

■まとめ

  • 解消意向は少数派:セックスレス当事者1,573人中、「解消したい」は22.7%。女性は「解消したくない」が87.21%。
  • 喧嘩経験は2割弱:若年ほど衝突が生じやすく、50代は落ち着く傾向。
  • 配偶者の不倫対応は拮抗:「条件付き許容」が最多だが、「離婚」も3割超。年代・性別で判断軸が分かれる。

 

感情(傷つき・不満)と現実(子ども・生活・健康・愛情)の間で、夫婦それぞれの「最適解」を模索している実態が明確になりました。

 

【次回予告】

(第10報・最終報)

営みはあるが満足していない」人に焦点を当て、不満の理由や将来見立て(関係への影響・改善策)を深掘りします。

 

【調査概要】

  • 調査期間:2025年3月17日
  • 対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚男女
  • 有効回答数:3,000(男性:1,471人・女性:1,529人)
  • 年代構成:20代150人/30代558人/40代970人/50代1,322人
  • 調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
  • 引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/21

 

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株式会社リンクス(担当:鈴木)
〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青山3階

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種類
調査レポート

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ライフスタイル