【夫婦の営み 第12報】レス状態の不倫、「割り切り」か「本気」か
──配偶者ではない相手に気持ちが傾く瞬間
株式会社リンクス(東京都港区)は、マッチングアプリ「既婚者クラブ」ユーザーを対象に、全国の既婚男女3,000人を中心とした「夫婦の営みに関する意識調査」を実施しました。
シリーズ第12報では、夫婦の営みが“ない“既婚者のうち、「浮気・不倫」で性欲を解消していると答えた91人にフォーカス。
“不倫相手との出会い方“や”関係への本音“、”選ぶのは配偶者か、不倫相手か“という葛藤を明らかにしました。
■ 不倫相手の出会い方1位は「職場・取引先」──マッチングアプリも2割超


不倫相手との出会いのきっかけを尋ねたところ、最も多かったのは、
- 「職場・取引先」…37.1%
- 「もともと知り合い・友人」…28.6%
- 「人からの紹介」…17.1%
- 「マッチングアプリ」…14.3%
と続き、身近な人間関係から関係が発展しているケースが多いことが明らかに。

- 子どもがいる人は「アプリでの出会い」が多く、
- 子どもがいない人は「友人・職場」経由が多いなど、家庭環境と不倫傾向には相関も
■ 不倫相手との関係、「割り切り」or「好きだけど別れない」が8割超

不倫相手に対する本音については、以下のような回答結果に。
- 「好きだが配偶者と別れるつもりはない」…42.9%
- 「体だけで割り切っている」…38.6%
- 「好きで将来を真剣に考えている」…18.6%
約2割の人が、不倫相手との“未来“まで視野に入れていることが判明しました。
- 男性は「体だけで割り切っている」が多数派
- 女性は「本気で将来を考えている」が男性の2倍以上
この結果からも、女性は一度気持ちが離れると戻らない傾向が強く、
「帰る場所があるから遊ぶ」よりも「もう気持ちは戻らない」が本音のようです。
■ 年代が上がると“人生再構築“願望が強くなる傾向も

年代別では、
- 30代以下:割り切った関係/別れる気はないが多数派
- 40代・50代:相手と“今後を考えている“割合が増加
特に50代では、家庭内が落ち着いたタイミングで「このままで良いのか?」と自分自身と向き合い、“配偶者以外“との人生を本気で考えるケースが増えている可能性があります。
■ まとめ:「レスで満たされない」気持ちは、どこへ向かうのか?
今回の調査で明らかになったのは、夫婦の営みがなくなったとき、
「満たされない性」よりも、「満たされない承認欲求」や「存在意義の欠如」が不倫の背景にあるということです。
そしてその出口は、
- 体だけで解消する“割り切り型”
- 気持ちごと持っていかれる“本気型”
の2つに分かれ、女性ほど後者へ傾きやすい傾向が明確になりました。
【 次回予告】(最終報):営みがないことが原因で“離婚“は起こるのか?
次回の第13報(最終報)では、「営みがないことをきっかけに夫婦喧嘩・離婚に発展したケース」について調査。
夫婦の“最後の一線“を超えるきっかけと、そこからの軌跡を探ります。
【調査概要】
- 調査期間:2025年3月17日
- 対象者:既婚男女3,000人中、夫婦の営みが「ない」、さらに性欲解消方法で「浮気・不倫」を選択した91人から、ランダム抽出した男女70人
- 有効回答数:70(男性:54人・女性:16人)
- 年代構成:20代3人/30代7人/40代26人/50代34人
- 調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
- 引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/21
報道関係者のお問い合わせ
株式会社リンクス(担当:鈴木)
〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青山3階
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