製品の特長と「新しい三陸の味」

　「天然真鯛の贅沢茶漬」は、三陸の海で獲れた新鮮な天然真鯛を贅沢に使用した、解凍するだけで手軽に本格的な茶漬けが楽しめる冷凍商品です。

新しい三陸の味として多くの皆様から好評のお声をぞくぞくいただいています。

• 天然真鯛の旨味と甘み、それを最大限に引き立てる特製だれ

三陸産の真鯛は、なんといってもその旨味が特徴的です。噛むほどに広がる上品な味わいの旨味と天然真鯛の脂の甘みが絶品でいくらでも食べられそうなほどのおいしさです。さっと皮目を炙ることによって味わいのアクセントにしています。さらに、味付けを真鯛の旨味と甘みを引き立てる秘伝のごまだれにすることで、箸が止まらないほどの美味しさに仕上げています。このまま食べてもおいしいのですが、さらにおいしく召し上がっていただけるよう、特製だしを添付し贅沢な出汁茶漬けをご提案しています。カツオと昆布の合わせ出汁をベースにした特製だしは、あっさり上品でありながら真鯛との相性を考え抜かれた味わいをご家庭で手軽に味わっていただけます。

• 高鮮度を実現する急速凍結技術

    石山水産はご家庭でいつでも手軽に召し上がっていただけるように、アルコールを用いた液体急速凍結機を導入しています。魚の細胞を壊さず、獲れたての鮮度や味、見栄えを保ったまま冷凍できるため、ご家庭でいつでも高鮮度の海の幸をお楽しみいただけます。石山水産の熟練した目利きで原料を選りすぐり、長年培われた手腕と高鮮度を実現するこの最新技術を合わせることで三陸の海の幸のおいしさを海からそのまま全国にお届けしています。

    そのなかでも真鯛は「噛むほどに広がる上品な味わいは食べ飽きない、いくらでも食べられそうなほどのおいしさ」と評されています。

三陸の海の豊かさと未来への願い

　石山水産は、「三陸の海とともに生きる」という思いを大切にし、おいしさを追求する情熱と、ふるさとに暮らす人々を元気にしたいという願いを持って事業を行っています。新しい魚にいかに価値を持たせるか、まずはその魚を知り、その美味しさを届けていくことで、地域全体で新しい魚種を受け入れる循環を目指しています。

　天然真鯛は近年三陸での漁獲が急激に増えている魚種の一つです。2024年は過去最高レベルの豊漁になるなど著しい変化がみられています。本製品には、三陸の海の豊かさと、その恵みが変化し続けている現状に、皆様の関心を向けていただきたいという思いを込めています。私たちは、これからも技術革新と適応力をもって、変わりゆく三陸の漁業の未来を切り開き、三陸の美味しい海の幸を皆様にお届けしてまいります。

海洋環境の変化と「三陸の新たな恵み」

　「天然真鯛の贅沢茶漬」は変わりゆく三陸の海の恵みの現状をお伝えする一面も持った商品です。マダイはもともと九州北部や近畿地方において漁が盛んなことで知られています。しかし、近年では環境変化の影響によってか、三陸沿岸での漁獲量が著しく増加しており、2024年は過去最高レベルの水揚げ量が記録*されていることから新たな三陸の海の恵みとして注目が集まっています。

　三陸沖は、親潮（寒流）と黒潮（暖流）がぶつかり合う世界三大漁場の一つとして知られ、豊かな海の幸に恵まれてきました。しかし近年、海水温の上昇という深刻な環境変化が起きています。

• 伝統魚種の不漁

    サンマ、サケ、スルメイカといった三陸の主要魚種では、深刻な不漁が続いています。サケの適水温の短縮や餌となる動物プランクトンの不足が報告されています。

• 暖水系魚種の増加

   一方で、マダイやブリなどの暖水系魚種の漁獲量が急激に増加しており、岩手県でのマダイの水揚げ量は2024年11月末時点で151トンに達し、過去最多を更新しています。

主要魚種と言われるものは気候変動の影響なのか水揚げ量が落ちていて、それを主力とすることは難しい状況が続いています。そのため、それ以外のものを開拓していく必要があると考え、この変化を「新しい三陸の恵み」と捉え、新たな魚種の活用に積極的に取り組んでいます。

「天然真鯛の贅沢茶漬」は、変わりゆく三陸の海が育む、新しい海の幸を多くの食卓にお届けしたいという石山水産の強い思いが込められた商品です。

*岩手大漁ナビより、2024年 岩手県内全市場における生鮮規格は149,457.6 kgを記録

製品概要

• 商品名: 天然真鯛の贅沢茶漬
• 価格: オープン価格
• 内容量: 天然真鯛 漬け刺身（ごまだれ）80g × 1パック、特製だし 30g × 1パック
• 販売場所: 石山水産公式オンラインショップ（https://ishiyama.base.shop/） および一部提携店舗

企業情報

石山水産株式会社は、岩手県下閉伊郡山田町に本社を置き、創業150年を超える歴史を持つ水産加工会社です。山田本社工場と大槌工場の2拠点で事業を展開し、イカやサケ・ブリ等のフィレ加工といった水産一次加工から、漬魚・干物加工、生食向け加工まで幅広く手掛けています。東日本大震災からの復興を経て、「三陸の海とともに生きる」という思いを胸に、地域の恵みを全国にお届けしています。

石山水産 株式会社

所在地：〒028-1343岩手県下閉伊郡山田町境田町3-19

代表者：代表取締役社長　石山 勝貴

設立：1978年3月

事業内容：水産一次加工および最終製品加工品 製造販売

URL： https://www.big-advance.site/c/197/1466