変われなかったトップが、変わった――「働きがい1位」連覇の原点は "あの日の挫折"
~皆様に支えられて、石井陽介は経営者として20周年、株式会社あつまるは成長を続けています~
株式会社あつまる(本社:福岡市中央区・東京都渋谷区、代表取締役社長:石井陽介、以下「あつまる」)は、代表の石井陽介が経営者として20周年を迎えたことをご報告いたします。この記念すべき節目を迎えるにあたり、これまで支えてくださったお客様、パートナー様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 あつまるは設立以来、データドリブンを軸に中小・ベンチャー企業様の集客支援を主軸として事業を拡大してきました。現在では、新卒採用や新規事業、さらには芸能事業部など多角的なサービスで、出逢った人々の無限の可能性を追求しています。 私たちは「全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、出逢った人たちに無限の可能性を伝え続ける」という企業理念のもと、お客様の課題解決に寄り添い続けています。先日開催した21期目の決起集会では、今期を「変化」の年と位置付け、大きな変化を起こしながら、無限の可能性に挑戦していくことを皆様の前で表明いたしました。
代表 石井陽介 ご挨拶:経営者歴20年の感謝と未来への誓い
この度、私が経営者として歩み始めて20周年を迎えることができました。これもひとえに、お客様、パートナー企業様、そして共に歩んできた社員の皆さんのおかげであり、心より感謝申し上げます。
かつて経験した挫折から、「全従業員の物心両面の幸福」を追求する経営へと舵を切り、社員一人ひとりの夢と会社の成長を結びつける「個人ビジョン経営」を確立してまいりました。その結果、私たちは「働きがいのある会社」ランキングで4年連続全国1位という快挙を達成することができました。
これからも私たちは、この感謝の気持ちを胸に、社員と共に新たな挑戦を続け、社会に貢献してまいります。今後とも、あつまるの挑戦にご期待ください。
株式会社あつまる 代表取締役社長 石井陽介

経営者20周年記念特別企画:どん底からの再起、そして「働きがい」全国1位へ
石井が経営者として20周年を迎える記念すべき節目に、その並々ならぬ道のりを紐解きます。自身が立ち上げた会社を離れるという経験を経て、同年にあつまるを再出発させた石井。「社員が再び離れるのではないか」という不安と向き合い、これまでの価値観をゼロベースで見直しました。新たな師のもとで経営哲学を深く学び、その教えを実践する中で、従業員一丸となって事業に取り組む体制を構築。その結果、現在のあつまるの盤石な基盤を築き、今日の成長へと繋がっています。
かつての「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉とは真逆の人間性だった石井が、いかにして「働きがいのある会社」ランキングで4年連続全国1位の会社を作れるまでに変貌を遂げたのでしょうか。
25歳で起業、そして30歳で味わった“どん底”
石井は地元福岡県・久留米市で生まれ、高校卒業後、アルバイト、フリーターを経験しながら、2005年、25歳の若さで初めての会社を設立しました。当時、石井は「若さとがむしゃらさ」を武器に、ある種の自信に満ち溢れていたのかもしれません。しかし、その自信は、いつしか「ビジョンなき売上至上主義」へと傾倒し、社員が離れていく原因となりました。「もっと売上を上げろ」「数字がすべてだ」━━。そんな言葉が飛び交う組織は、やがて従業員の反発を招きます。結果として、30歳を迎える年に、経営者としての道を一度、自ら降りるという苦渋の決断を下しました。それは、石井にとって初めての、そして重い挫折でした。
この時、多くの授業員が会社を去っていきました。しかし、たった一人だけ、石井についてきてくれた従業員がいました。その従業員が、後に当時の石井を振り返って語った言葉に、石井は猛省したと言います。「誰のことも信用してない」「攻撃的」「ルーズ」「金遣いが荒い」「マナーがなってなさすぎる」「時間を守らない」「社員をコマのように思っている」。まさに、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とは真逆の、傲慢な経営者を体現していたのです。この経験こそが、石井にとっての大きな転機となりました。人を変えるきっかけは、時に想像を超えるほど大きな挫折や出逢いの中に隠されているものです。
稲盛和夫氏との出逢い、そして「感謝」の経営へ
どん底を経験した石井は、2010年に現在の株式会社あつまるを設立し、経営者としてゼロから学び直すことを決意します。彼は、京セラ創業者である稲盛和夫氏が主宰する「盛和塾」に入塾しました。そこで石井は、「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という企業理念の重要性に気づかされます。これは、それまでの「売上至上主義」とは対極にある考え方でした。

▲故・稲盛和夫氏(左)
さらに、石井が2人目の師と仰ぐ柴山文夫氏との出逢いを通じて、「幸福とは、より多くの深い感謝をいただくこと」という人生哲学にたどり着きます。
この気づきこそが、石井の経営者人生を大きく変える原動力となりました。感謝の心を持って経営に取り組むこと。それは、単なるビジネスの成功を超え、従業員や顧客、そして社会全体に貢献し、真の「利他」に基づいた関係性を築く上で不可欠な要素であると、確信したのです。

▲故・柴山文夫氏(左)
従業員と会社の夢を繋ぐ「個人ビジョン経営」の確立
これらの学びから生まれたのが、あつまる独自の「個人ビジョン経営」です。これは、「全従業員のビジョンの集合体」を「会社の経営計画」に結びつける経営スタイルです。会社からの「やらされ仕事」ではなく、従業員が「自分自身のビジョン実現」のために迷いなく仕事に打ち込めるよう、従業員一人ひとりの挑戦心や夢を尊重し、それを会社の成長へと繋げています。
このユニークな経営哲学が功を奏し、あつまるは、Great Place To Work® (GPTW)が毎年実施している「働きがいのある会社」ランキング(小規模部門)にて2022年から4年連続で全国1位を達成しました。今回の受賞では、『全従業員のビジョンの集合体=会社の経営計画とする、「個人ビジョン経営」を手法として徹底しており、従業員同士が相互理解を深め、高め合うコミュニケーションの頻度が非常に多く、そのことが高い「信頼」や「連帯感」へと繋がっている』と、評価をいただいております。

「個人ビジョン経営」が拓く新たな挑戦:芸能事業部設立秘話
「個人ビジョン経営」は、時に予期せぬ化学反応を生み出します。直近では、元タレント業を行っていた福岡・久留米出身の従業員が「地元・久留米を再び芸能のまちにして盛り上げたい」というビジョンを掲げました。奇しくも、当社のWebサービスにおいて、宣材写真やナレーターなどのタレント起用ニーズが高まっていたことから、この従業員の個人ビジョンと会社の事業が合致。2025年1月、社内に「芸能事業部」を新設し、その責任者を、ビジョンを掲げた担当者が務めています。これは、従業員の夢を会社の成長に繋げる「個人ビジョン経営」を象徴する新たな挑戦です。
▼ReNestエンターテインメント 公式HP(https://renest-ent.com/)
▼ReNestエンターテインメント 事業責任者・田中奈月
未来を担う高校生へ「ビジョン授業」を始動
石井は自身の過去の経験と価値観から、次世代を担う高校生たちに「ビジョンを持つことの重要性」を伝える「ビジョン授業」の始動を目指しています。この授業は、社会に明確な正解がない中で、特に高校卒業後の進路を考える上で、自身の羅針盤となる「ビジョン」を描く力が不可欠であるという石井の強い信念から生まれました。大学は「理想の社会人」になるためのプロセスを学ぶ場であり、漠然とした選択ではなく、未来を見据えたビジョンを持つことでその価値が最大限に高まります。授業では、石井の挫折と成功に裏打ちされた経験談を交えながら、「自分だけのビジョン」を見つけ、実現へと繋がる具体的な方法を学んでいただきたいと思っています。
「働きがいのある会社」ランキング4年連続全国1位という実績を持つ経営者が、なぜ高校生向けに「ビジョン授業」を行うのか? その背景には、若者の未来に対する熱い想いと、具体的なビジョンを育むことへの強い確信があります。未来を担う高校生たちが、自身の可能性を最大限に引き出し、夢や目標に向かって主体的に行動できる力を育むことは、教育に携わる先生方にとっても共通の願いでしょう。
創業20周年を迎え、これからも「感謝」を胸に、社員と共に新たな挑戦を続け、次世代育成にも情熱を注ぐ石井陽介の今後にご期待ください。
▼大学での代表・石井の講義風景

会社概要
会社名:株式会社あつまる
代表取締役:石井 陽介(福岡・久留米市出身)
事業内容: 集客コンサルティング | 新卒採用コンサルティング
所在地: ❚福岡 本社❚ 福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ7F
❚東京 本社❚ 東京都渋谷区神宮前1-5-8神宮前タワービルディング21F
お問い合わせ先:【電話番号】03-3470-1413(代表)
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