クレヨンハウス 「原発とエネルギーを学ぶ 朝の教室」第140回
地方自治から、 民主主義を取り戻そう!
2011年の5月にはじまった、クレヨンハウス「朝の教室」。 140回目となる3月の講師には、杉並区初、23区では3人目の女性区長として注目と期待を集める、岸本聡子さんをお迎えします。
「生きていく上で起こる、さまざまな理不尽や違和感を自己責任論に押し込めず、一人ひとりが当事者として問題化していく。その入り口になれるのが地域の課題だと思います」(『地域主権という希望』より)
劣化する政治に失望の日々です。しかし、希望は意外とすぐそばに、わたしたちの足元にあるのかもしれません。
いま、世界各地で自治体からの変革が進んでいます。住民自身が、市民生活を守る首長や議員を議会に送り出して政策決定に参加し、公共サービスの民営化などに抗っていく……。その潮流を日本でもと期待されるのが、岸本聡子さんの区政です。岸本さんは長年ヨーロッパで「ミュニシパリズム(地域主権主義)」を調査研究。水道の再公営化などを支援してこられました。そのご経験は区政をどう変えていくのか。そして、わたしたち一人ひとりがそれぞれの地域で、市民のための政治を実現するにはどうしたらいいのかも、岸本さんのお話をお聞きしながら考えます。
オンライン配信もございますので、全国どちらからでもご参加いただけます。ぜひ多くの方にご参加いただきたく、貴媒体での情報掲載をどうぞよろしくお願い致します。
講師プロフィール:岸本聡子(きしもと・さとこ)東京に生まれる。大学卒業後、国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」スタッフとして温暖化防止などのキャンペーンに尽力。2001年に出産後、パートナーの国であるオランダに移住。2003年から国際政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」で活動し、民営化された公共サービスを住民の手に取り戻す「再公営化」の事例を調査。2008年、ベルギーへ移住。2022年に帰国。「住民思いの杉並区長を作る会」からの要請を受け区長選に出馬し当選。
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