昨年12月、政府は「敵基地攻撃能力」「防衛費大幅増額」を盛り込んだ安保関連3 文書の改定を決定しました。国会での議論もなく閣議決定だけで、このような重大事が進められていいのでしょうか？　危機感をあおられるまま、戦争に備える国、戦争ができる国になるのを、わたしたちは見過ごしていいのでしょうか？　

このような状況に、憲法学者の木村草太さんは、「複雑な国際問題を一発で解決する手段などない。軍事力への幻想に惑わされてはいけない」（「朝日新聞」2023年1月28日）と警鐘を鳴らし、憲法9条の国内にとどまらない意義と普遍性を説いておられます。

憲法は国家権力を縛るもの。だからこそ、わたしたちはいつも憲法に立ち返り、そこからの議論を求める必要があります。憲法が骨抜きにされるのを許さないために、なし崩しに戦争に巻き込まれないために、みなさんとご一緒に学びます。

オンライン配信もございますので、全国どちらからでもご参加いただけます。ぜひ多くの方にご参加いただきたく、貴媒体での情報掲載をどうぞよろしくお願い致します。

講師プロフィール：木村草太（きむら・そうた）神奈川県に生まれる。東京大学法学部を卒業後、同大助手を経て2006年から首都大学東京（現・東京都立大学）准教授を務め、2016年から同大教授。著書に『木村草太の憲法の新手』①～③（沖縄タイムス社）、『ほとんど憲法　小学生からの憲法入門』上・下（河出書房新社）、『憲法学者の思考法』（青土社）など多数。愛棋家でもあり、日本将棋連盟から三段を授与されている。

クレヨンハウス「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」4月29日（土・祝）10：00～11：30

・講師：木村草太さん（憲法学者）

・企画、進行：落合恵子（作家、クレヨンハウス主宰） ・参加費：1,000 円（税込）

・会場：クレヨンハウス東京店（吉祥寺）B1Fギャラリー

・オンライン配信（再配信は当日 18 時～　＊1 回のみ）

https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2206090013670/

・お問い合わせ：ミズ・クレヨンハウス josei@crayonhouse.co.jp 　tel.0422-27-1447（11：00 ～ 21：00）

＊募集状況確認のため、ご掲載くださる際には下記へご一報いただけますと幸いです。

Tel.0422-27-6782　編集部／戸来（へらい）・吉原