AI骨格推定でジャンプ力を可視化するアプリを開発

米国スポーツ/へルステックベンチャーTNQ Tech,Co.は、ジャンプ力をスマートフォン1台で簡単・正確に測定できるアプリ 「JUMP!」 を正式リリースしました。追加機器やウェアラブルセンサーは一切不要。iPhoneがあれば、どこでも即座にジャンプ高を計測できます。

計測できるジャンプは

• 垂直跳び
• カウンタームーブメントジャンプ
• リバウンドジャンプ
• ランニングジャンプ

の4つ。ジャンプの高さを簡単に計測できるという今までありそうでなかったこのアプリ、AIによる姿勢推定と物理演算を活用しジャンプ高を自動で算出します。

スポーツ選手はもちろん、フィットネスや学校現場でも活用できる、簡単で高精度なジャンプ評価ツールです。

JUMP!のダウンロードはこちらから

ジャンプ高で「見える化」される身体の状態

ジャンプ高は、筋出力や神経系の働きに敏感に反応するため、疲労やオーバートレーニング、回復の指標としてトップアスリートに活用されています。

たとえば、先週比でジャンプ高が低下していれば、蓄積疲労のサインかもしれません。また、長期的に記録を蓄積すれば、個々の最適なピーキングの判断材料にもなります。

こうした計測には今まで特別な器具が必要だったのですが、JUMP!ならスマートフォン1台でいつでもどこでも計測が可能に。ジャンプの高さやパフォーマンスの指数として使われるRSI(Reactive Strength Index)も自動記録されるので、専門的な管理が可能に。

ジャンプ高計測だけじゃない。 コンディショニングプラットフォームとしても機能！

同社は他にもスプリント計測や運動負荷管理、認知機能測定などのアプリをリリースしていますが、これらアプリの計測データはJUMP!内で全て連携され、日々のコンディショニングを把握するプラットフォームとしても機能するようになっています。こうしたデータ連携は従来まで様々なデバイスで得られたものをスプレッドシートで管理するなどしていましたが、JUMP!であればシームレスに統合可能になっています。

ユーザー登録はなんと無限!そのため、人数が多いチームでもアカウント一つで全体管理が可能になっています。これだけの機能が使えて料金はたったの月額¥250。

すでにプロチームなどでも導入開始

JUMP!はリリースされてから1ヶ月半程度ですが現在すでに1,000ダウンロードに迫る勢いになっており、国内外のスポーツチームやジムで活用され始めています。反響の大きさにTNQ Tech,Co.代表の山木伸允氏も驚いていると言います。

山木氏コメント:

「ジャンプの高さはスポーツパフォーマンスに直結するし、コンディショニング管理にも活用できる有用なデータ。それを簡単に視覚化できればアスリートの役に立てるのでは？と思い開発しましたが、想像より多くの方にダウンロードされ嬉しく思っています。特別な器具や高価な装置が不要で簡単に持ち運びができるモバイルパフォーマンスラボを多くの方に楽しんでもらえたら最高です。」

TNQ Tech,Co.が目指す未来

TNQ Tech,Co.は米国デラウェア州を本拠地として2025年6月にサービスインし、すでに10個を超えるアプリを短期間でリリース、世界中でユーザーが増加しています。主に身体運動の計測アプリをメインとして開発していますが、従来の計測アプリと異なり同社は世界ランキング表示やSNSシェア画面などを盛り込み、「楽しく続けられる事」を念頭に置いてプロダクトを作っていると言います。

「運動は楽しいもの。測定も楽しみながら行わないと、本来のパフォーマンスを発揮できません。専門的な分析ももちろん可能ですが、運動を楽しむ世界中の方々が楽しく使えるプロダクトにこそ意味があると思っています。」

ジャンプ高を計測しコンディショニング管理をするだけでなく、「運動の楽しさを引き出す」ことがJUMP!の真の目的なのかも知れません。

ぜひ皆さんもJUMP!してみませんか？