株式会社ICEと株式会社CrowdChem、iPS細胞培養上清液配合コスメのAI処方技術開発で共同研究を開始
〜AIを活用した処方システムで美容DXを推進〜
株式会社ICE(本社:東京都中央区、代表取締役:阪本 欣也、以下ICE)と株式会社CrowdChem(本社:東京都品川区、代表取締役:池端 久貴、以下CrowdChem)は、この度、iPS細胞培養上清液を配合した化粧品処方技術開発の共同研究を開始したことをお知らせいたします。本共同研究は、ICEが培ってきた化粧品原料および試作製造のノウハウと、CrowdChemが開発したAI活用型処方システムを組み合わせることで、美容業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進することを目的としています。
共同研究の背景と目的
近年、美容業界では個々人の肌質やニーズに合わせたパーソナライズされた製品への需要が高まっています。特に、再生医療分野で注目されるiPS細胞培養上清液は、その高い美容効果から次世代の化粧品成分として大きな期待が寄せられています。
ICEは、長年にわたる化粧品製造業の知見を保有し、多種多様な化粧品の試作製造を手がけてまいりました。一方、CrowdChemは、AI技術を駆使して膨大な処方データから最適な組み合わせを導き出すシステムを開発に着手しており、化粧品開発の効率化と品質向上に貢献するべく取り組みを進めています。
本共同研究では、両社の強みを融合させることで、これまでの開発プロセスでは実現が困難だった、iPS細胞培養上清液を最大限に活かした革新的な化粧品処方を、AIの力でスピーディーかつ精密に創出し、美容のDX化を加速させてまいります。
共同研究の内容
本共同研究では、以下の取り組みを推進してまいります。
■iPS細胞培養上清液の最適配合処方開発: ICEが提供するiPS細胞培養上清液を基に、CrowdChemのAI処方システムが多角的なデータ分析を行い、効果を最大化する配合比率や組み合わせを探索します。
■AIを活用した処方最適化: AIが様々な成分との相互作用を予測し、安定性、使用感、効果効能に優れた最適な処方を自動的に生成します。これにより、従来の手法では時間を要した試作・評価プロセスを大幅に短縮します。
■化粧品試作製造と評価: AIが導き出した処方に基づき、ICEが実際に化粧品試作製造を行い、その効果や安全性を共同で評価・検証します。
今後の展望
本共同研究を通じて、ICEとCrowdChemは、iPS細胞培養上清液を配合した高品質かつ革新的な化粧品を市場に投入することを目指します。AIを活用した処方システムは、完全オーダーメイドを始めとするコスメの処方開発期間の短縮、コスト削減、また、個人個人の肌質や好みにマッチした処方のAI予測などを可能にし、美容業界に新たな価値を創造します。
両社は今後も連携を強化し、美容のDXを推進することで、お客様の「美」と「健康」に貢献してまいります。
【株式会社ICEについて】
iPS細胞に関する最新の研究成果や技術開発ノウハウを提供し、再生医療分野における知見を活かします。また、iPS細胞培養上清液を軸にした「ニューウェル(特化型)ジャンル」の美容・美容医療サービスおよび製品、OEM・PB(コスメ・サプリメント)商品、iPS細胞の研究所や美容クリニックの運営などを手掛けます。
【株式会社CrowdChemについて】
株式会社CrowdChemは、化学産業に関連する情報やソリューションを提供し、モノづくりの支援を行っています。今後も化粧品業界をはじめ様々な分野での研究開発を効率化し、新たな価値創造に貢献してまいります。
HP:https://crowdchem.net/
プロダクト: https://app.crowdchem.io/ プロダクト紹介ページ:https://lp.crowdchem.net/crowdchem-data-platform
株式会社CrowdChem プレスリリース一覧 https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/103204
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ICE 営業部
Email: info@ice-ips.com
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