6月27日(金)「古着deワクチン」を家庭紙卸が城東区関目のこども食堂で実施
~古着で救える命のプロジェクトを通して地域とこども食堂を繋げたい~
家庭紙卸商社アスト株式会社(大阪市中央区博労町)が取り組む社会貢献活動「古着deワクチンプロジェクト」は古着のリサイクルを通して参加者にSDGsをより身近に感じていただく取り組みです。この度、地域とこども食堂の繋がり強化や、コミュニティをより活性化させるべく、関目こどもカレー食堂(大阪市城東区)にて実施することになりました。
■ 年間約46万トンもの洋服が廃棄される現状
現在、日本では年間約70万トンの洋服が家庭から手放され、そのうち46万トンがゴミとして焼却・埋め立て処分されています(環境省データ)。洋服の供給量が増え、購入時の選択肢が増えたことで、消費者は新しいものを購入し、その結果クローゼットには使わなくなった、いずれゴミとして処分される洋服が沢山眠っている現状があります。
■ポリオワクチンの寄附につながる「古着deワクチン」とは
「小児まひ」とも呼ばれるポリオはウイルス性の病気で、ワクチン接種により予防することができます。
しかし、発展途上国ではまだワクチンが行き届いておらず、依然として脅威となっています。古着でワクチンは、回収した古着をカンボジアの直営センターに輸出して販売、売れた衣類1点につき1人分、専用の回収キットを購入することで5人分のワクチンがラオス政府保健省に寄付され、そこから発展途上国のこども達へと送られます。また直営センターに届いた古着は、選別後、世界中の発展途上国へ再輸出される仕組みになっています。
■アストが「古着deワクチンププロジェクト」を始めた理由
弊社では大阪事務所や仙台支店札幌営業所、新潟支店に回収ボックスを設置し古着を集め、大袋16袋、レギュラー袋1袋の325人分のワクチン寄付に繋がる古着や服飾雑貨が集まり、社内だけでも想像を超える不要な洋服が沢山眠っていることを知りました。そこで、この取り組みを社外でも実施したいと考え、弊社のこども支援への取り組みの一環でボランティア活動を継続している「関目こどもカレー食堂」に回収ボックスを設置することを企画しました。
■こども食堂運営者の想い×「古着deワクチン」
私たちは別のプロジェクトで、こども支援活動にも取り組んでおり、その一環として大阪市城東区にある「関目こどもカレー食堂」へのボランティア活動を継続しています。関目こどもカレー食堂の運営者とコミュニケーションをとる中で、こども食堂を貧しいこどもだけではなく、老若男女地域の人が気軽に集まり交流できる場にしていきたいという想いを伺いました。「古着deワクチン」の取り組みは、誰でも簡単に参加することができるというだけではなく、SDGsを学ぶきっかけになったり、こども食堂に地域の方が訪れるきっかけを作ることができるのではないかと考えました。この企画を運営者にご提案したところ、ご賛同いただくことができ今回の企画実施に至っています。
■「古着deワクチンプロジェクト」を通して地域とこども食堂の交流に繋げたい
この取り組みを通して、こども食堂と地域の方のコミュニティをより活性化し繋がりを強化することができれば、運営者が思い描くこども食堂の在り方に1歩近づくことができるのではと思っています。5月のこども食堂開催日に、古着deワクチンについて説明し、SDGsについて知っていただく機会を設けました。「来月こども食堂に来るときは洋服を持ってくるね」「お母さんにチラシを渡して話してみる」というお声をいただき、日常でSDGsを意識し、ものを大切にすることや、人の役に立つことなど、参加する方が考えるきっかけにもなればと願っています。
【内容詳細】
・古着回収日時:2025年6月27日(金)12:00~19:00 (こども食堂開催は17:00~19:00)
・場所:大阪市城東区関目3丁目2-10関目こどもカレー食堂
・予約有無:当日持ち込み可
・回収可能品:衣類全般、ベビー&マタニティウェア、靴・鞄、服飾・アクセサリー、毛布、タオル
※回収不可品:汚れや破損が酷いもの、和服・着物、下着類、パジャマ、服飾以外のもの(ぬいぐるみ・食品・傘など)
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