【不動産売却時の”本当の理由”ランキング発表】不動産売却の“本当の理由”を伝えない人は13.4%
“本当の理由” 第1位は「死別や離婚での家族構成変化」(25.6%)。「近所付き合いが嫌」(10.3%)や「隣人トラブル」(10.3%)も1割程度
株式会社トナリスク(本社:東京都豊島区、代表取締役:松尾 大史)は、不動産を売ったことがある23~84歳の男女290名を対象に「不動産売却の本当の理由について」調査しました。
不動産売却時に不動産屋に売却する本当の理由を伝えたかどうかを尋ねると、86.6%は「伝えた」と回答しましたが、13.4%と1割以上の人が「本当の理由は伝えなかった」と回答しました。
不動産売却の “本当の理由” ランキング
不動産屋に本当の理由を伝えなかった人の“本当の理由”第1位は「家族構成が変わったため(親が亡くなる、離婚など)」(25.6%)、第2位「新しい不動産を購入したため」(23.1%)でした。この上位2つの理由は、不動産屋に売却の理由を伝えた人のなかでも、上位の理由でした。
本当の理由を伝えた人では、3.2%と少数だった「近所づきあいが嫌だったため」や「隣人や近隣の人間関係に問題があったため(騒音、におい、トラブル等)」は、理由を伝えなかった人では10.3%と1割以上でした。
近隣関係に関する理由での売却は、不動産屋に伝えにくいようです。
<近隣関係が“本当の理由”で不動産を売却した人のエピソード>
- 親が遺したマンションに1年住んだが、建物も住人も古くなり修繕が必要になった。その話し合いの中で年をとった住人たちの経済状態に格差が出ていて、ちょっとした争いに巻き込まれた。ここで長く暮らすのは嫌だと思ったので売った。本当の理由は言わずに、引っ越すためと伝えた。(60代女性)
- 草むしりと近所づきあいが面倒だった。夫の転勤の時期だったのでそちらを理由にした。(40代女性)
不動産購入時には売り手からの情報だけではなく自分で情報収集を(トナリスク松尾)
売り手にとっては、物件が売れるかは死活問題のため、「言いたくないこと」は言わないケースは出てしまうもの。今回の調査では、約13%の人が「本当の理由」を言わずに不動産を売却していることがわかりました。そのうちの約10%は「近所付き合い」や「隣人・近隣の人間関係」が理由でした。
隣人トラブルの遭遇率はわずか数%ではありますが、その数%に該当してしまうことで、生活の質が著しく下がってしまうリスクがあります。買い手は、売り手からの情報だけを頼るのではなく、自分で情報を調べることがやはり大事です。
【調査概要】
- 調査期間:2023年1月20日(金)~23日(月)
- 調査対象:23~84歳男女、不動産を売ったことがある人
- 有効回答数:290件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
【会社概要】
株式会社トナリスクについて
隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社。隣人調査・トラブル仲裁事業を通じ、「平穏な日常生活」の実現への貢献を目指す。
代表:松尾(隣人トラブル予防・対策の専門家)
日本最大手の探偵「株式会社MR」の取締役を経て、㈱トナリスクを代表として創業。
隣人調査や仲裁事業の現場経験も豊富であり、テレビ・メディアでの登壇も多数。不動産系YouTuberとのコラボも多数。
- 住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-36-7アルテール池袋2F
- 事業内容:引越し前の隣人調査事業
- 代表:松尾 大史
- 設立年月:2020年4月 ※2020年4月に株式会社MRの隣人調査事業を分社化
- HP:https://tonarisk.co.jp/
- ファクトブック・掲載実績:https://tonarisk.co.jp/media.php
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