【テープ一枚でコリや痛みを解消する】  東洋医学の知恵に基づいた、コリや痛みが簡単に解消できるテーピング法とテープ商品がが開発されました。  日本には伝承医学としての鍼や灸と言った治療法が有ります。  このテーピング法はまさに刺さない鍼(ハリ)とも言えるものです。  東洋医学には西洋医学には無い独特の英知に基づいた方法が伝承されて来ました。  ペインフリーと名付けられたこのテープは痛みを情報と捉えて、誰もが簡単に鍼と同等かそれ以上の様な効果が得られる様、東洋的発想に基づいて開発されたものです。

有限会社東洋物療研究所

2023.01.30 13:55

【痛みは情報である】  この全く新しい東洋的な発想から生まれたテーピング法とテープ商品は、コリや痛みを人の発する情報と捉え、その情報に従って皮膚に貼るだけで簡単にコリや痛みを解消すると言う、東洋医学に根ざし、かつ従来には無かった発想によって生まれた方法であり商品です。  その効果についての検証結果は、海外の理学療法系学会の国際学術大会でも発表され、その後研究者による学術論文も発表されています。

【鍼を取り巻く社会の現状】  日本には古来から伝承された鍼や灸と言った治療法が有りますが、昨今は痛い、熱いと言う理由でこれらの治療を望む人が激減しています。  日本古来の東洋医学の一翼を担う鍼治療ですが、鍼を刺すと言う行為が注射を連想させる事や、施術時の感染リスク、また鍼が折れる事故のリスクなどもあって、アスリートなどの一部を除き、鍼の施術を希望する人が徐々に減りつつあります。  そこで私は20年余りの歳月を費やし、コリや痛みに対して鍼と同等かそれ以上の効果を発揮するテーピングの方法とそれに特化した商品の開発に取り組みました。 【このテープへの期待】  私たちの生活を取り巻く社会の環境は、決して安定したものでは有りません。  その最も判りやすい例が〝ストレス〟です。  職場での人間関係から来るストレスや、家庭でのストレス、子育てのストレスなど、多くの生活者は何らかのストレスを抱えていて、それらのストレスが高じると、常に筋肉が身体のどこかに不調を感じ、肩こりや腰痛などの筋肉の緊張を抱えて日々を過ごす事になります。  今では必需品となったスマホや、リモートなどで仕事の中心となっているパソコンなどでは長時間の目の酷使を強いられていて、その結果酷い肩こりや頭痛など、不定愁訴を抱えての生活を余儀なくされています。  しかし仕事を休んでまで病院などの医療機関に行く程でも無く、貼り薬や塗り薬を使用したりマッサージ器を使ったりして対処している人が大半の様です。  もし家庭の中にこのテープが普及すれば、コリや痛みに対して自宅にいながら治療出来、コリや痛みで低下したQOL(生活の質)が大きく改善出来る事が期待されます。 【医療の一助として】  最初は一般家庭で誰もが簡単にコリや痛みから解放される事を目指したのでしたが、実際には使い方が判らないと言う理由でなかなか広がりませんでした。  そんな中で現在このテープを使って著しい効果を上げている医院が鳥取県にあります。  その院長曰く、90%以上の痛みに解消に効果があり、中には完治した例も多くあるとの事です。  整骨医院や鍼灸院などでは無く、医院でそこまでの結果を出されているところがあると言う事は、開発者からして想定外の結果です。  またその医院では日々の臨床に使われているだけでは無く、患者さんからの要望によって販売もしていて、購入された方々からは高評価をいただいているとの事です。

【きっかけは自分の痛み】
 開発のきっかけの一つは、開発者の私自身が抱える頸椎の変形から来る痛みでした。
 変形性頸椎症の原因は、過去に複数回あった交通事故の影響だと思います。
 仕事柄、鍼灸はもとより洋の東西を問わず様々な物理的治療を試みましたが、期待する程の効果は得られず、効いても一時的な効果しか得られなかったのです。
 そこで痛みに対する向き合い方を変えて、痛みを消す方法を、痛みが自ら出す情報から知ることが出来ないのか、と考えたのでした。
 その発想から得られた結論は、痛みを感じている部分を押さえながら、上下左右に誘導する事で痛みが和らぐ、または消える方向を探ると言う事でした。
 数年に渡る実験の結果、多くの痛みには誘導する事で消えたり和らいだりする方向と、逆に悪化する方向がある事が判って来たのです。
 最初は市販のテープを加工して試していました。
 ある時、試作のテープを知人の同業者のところに持ち込んで、使い方を教えて私に試して貰ったところ、帰りの車の運転中に、長年ストレスの原因となっていた頸の痛みや肩などの異常な緊張がすっかり消えている事にふと気づきました。
 次に私がこのテーピング法の効果に確信を持ったのは、骨に転移した癌の患者さんに試した時でした。
 いわゆる癌性の疼痛です。
 この患者さんは元々腰痛で来られていたのですが、年齢的な事もあってか癌を発症してからは進行も早く、通常の腰痛の痛みでは無い、癌特有の痛みで悩んでおられました。
 そこでこのテーピング法を試して見たのですが、信じられない事に、その場で痛みが解消したのです。
 その後も、テープが貼られている間は殆ど痛みを感じること無く過ごせたと言う事でした。
 この二つの体験が私に取って、このテーピング法の効果を確信する決定的な体験となりました。
 その後も私は自分の臨床を通して膨大な試行を繰り返し、コリ、痛み解消に特化したテーピング技術と、これに特化した専用のテープ商品の開発を手がけ、テープのメーカーさんや加工業者さんの協力を得て一応の完成を見たのです。
 このテープ商品は〝ペインフリーテープ〟と名付けられましたが、従来の〝貼る〟タイプの商品の様に、磁力や、テープの素材に頼った物や、薬剤などを使った物とは異なり、純粋に貼り方だけでコリや痛みなどを解消すると言う点が大きな特徴です。
【開発者のストーリー】
 私は東洋医療の治療家や、武道家、スポーツトレーナーとして40年近く歩んで来ました。
 私自身が治療の世界に入ったそもそものきっかけも、交通事故でムチ打ちになった事でした。
 入通院を経てもはなかなか良くならず、鍼灸の治療を受けて何とか社会復帰出来た事がきっかけとなりました。
 当時私は大学の建築学科を出たばかりの建築士の卵でしたが、交通事故が原因で長時間製図台に向って図面を引く事が困難になり、設計事務所を退職し治療に専念し、様々な治療法を遍歴していました。
 そして鍼灸治療で救われた事を契機に東洋医学の世界に入ることになった訳です。
 その後鍼灸師やマッサージ師、柔道整復師などの資格を取得し、学生の頃から続けていた少林寺拳法の道場を開きながら、第二の人生をスタートした訳です。
【このテーピング法の特徴(痛みは情報である)】
 治療家の道を歩み出した私は、それなりに治療家として、また武道家としての道を歩み出したのですが、やはりムチウチの後遺症には悩まされていました。
 その後も大きな交通事故に見舞われる事もあって、常に頸や腰に痛みを抱えていましたので、自分自身が抱える痛みを何とか解消したいと、痛みの研究に取り組み始めました。
 自分で出来る範囲の文献や論文を調べ、痛みに対する西洋医学的なアプローチも東洋医学的なアプローチも試して見ました。
 そんな中で以前から私が自分の施術法のメインとしていた〝操体法〟の原理に思いが至りました。
 〝操体法〟と言うのは、元々仙台におられた医師の橋本敬三先生(故人)が提唱された運動療法の一種です。
 原理は簡単で、例えばある関節に痛みがあるとすれば、曲げて痛いのか、伸ばして痛いのかを確認して、患者さんには痛みの無い方に動かして貰いながらその動きに抵抗を与えてコントロールして行く事で、痛みや動きを改善すると言う方法です。
 私はその〝操体法〟の原理を身体に現れた痛みに当てはめる事が出来ないだろうか、と考える様になったのです。
 そして行き着いた方法が、痛みの出ている場所を押さえながら上下左右に或いは四方八方に誘導して、痛みが楽になる方向が無いかどうかを探ると言うものでした。
 その時は痛みを訴えて、来る患者さん来る患者さんに試させて貰いました。
 その結果、8割以上の痛みには方向性があると言う印象を得ると共に、痛みが消える方向さえ判ればその痛みの大半を解消、或いは緩和出来る事が判って来たのです。
 その後過去にこのような研究は無かったか、どこかで発表されていないかについて、人の手も借りて探してみましたが、見つけるには至りませんでした。
 そこでこの知見は恐らく私独自の知見であり発見なのだと確信したのです。
 さらに痛みとして認識される感覚だけでは無く、コリと言った筋肉の緊張状態も押さえる強さによって痛みに変換できる事が確認され、コリから変換された痛みにも先の方向性の原理が当てはまる事が確認されて行ったのです。
【テープの抱える問題点】
 この様に時間をかけながら形作られて行ったテーピング法でしたが、問題が無い訳では有りませんでした。
 それは、誰もが簡単に使えるはずのテーピングなのですが、何故か出来る人と出来ない人がいると言う事でした。
 そこで様々な機会を利用して、例えば『テープ1枚で肩こり解消』などと銘打って一般の方向けの使い方セミナーなども開催しましたが、その1時間程度のセミナーを受講された方は全員確実に使える様になります。
 また説明を聞いただけで使える様になった方も沢山おられるし、YouTubeの解説動画見て使える様になった方もおられますが、そうで無い方も沢山おられます。
 でも中には難しくて上手くいかないと言われる方もおられる様です。
 そう言う方の為に解説本も出版しました。
 署名は〝ペインフリー〟で出版社はデザインエッグ社、価格は1,100円と880円(電子書籍)で、アマゾンでは何時でも購入出来るようにしています。
 さらにもう一つの問題はかぶれの問題でした。
 私が非常にかぶれやすい体質で、長時間テープを貼っていると自分の汗でかぶれてしまうのです。
 幸いこの問題についても、事前に皮膚面にかぶれ予防の処理をする事でほぼ解決出来る様になりました。
【このテープにかける期待】
 この様に、時間と手間と費用をかけながら何とか一応の完成を見たテーピング法とペインフリーテープでした。
 権利化の為に日本国内の特許も2件取得し、アメリカでは鎮痛用テープとしての特許も取得しました、解説本も出版しました。
 たまたま関心を持っていただいた研究者の方のお陰で、国際学会での発表や学術論文などのエビデンスも取れました。
 商品が完成した当時は銀行や商工会などが関わる様々な機会を利用して、BtoBのマッチング等にも出かけて行き、アピールもしましたがなかなか広がりません。
 さらに東洋医療系の用品などを扱う複数の会社などとも何度も協議を重ねましたが、大体開発サイドでは好印象を得るのですが、最後に営業サイドでダメ出しを貰うと言う結果になりました。
 一度親しくなった開発の担当者に、「何故営業サイドで駄目になるのでしょうか?」と聞いた事が有りましたが、「恐らく経験の無い商品を扱うのが嫌なのでは無いでしょうか」と言う回答を貰った事がありました。
 そんな状態が何年か続いた事で、開発者としての私は、このテープの普及に対して少し投げやりになって来ていましたが、その矢先にたまたま別の用件で何気なくサンプルを送った鳥取の医院でお使いいただいた事がきっかけとなり、想定外の評価をいただき、開発者の私自身があらためてこのテーピング法やペインフリーテープを見直すと共に、気持ちを新たにして向き合う機会をいただき、再びモチベーションが高まるきっかけとなりました。
 それと言うのも、自分が開発し育てて来た商品が間違いなく社会の役に立つと言う確信が持てたからでしょう。
 特に自分の歩んできた医療に関する分野や、一般家庭の中で健康の一助となると言う確信をあらためて持ったからだと思います。

【関連WEBサイトなど】
有限会社東洋物療研究所のサイト(http://www.toyobutsuryo.co.jp/)
ペインフリーテープの専用サイト(http://www.painfree-jp.com/)
テープ開発者の紹介サイト   (http://www.ki-jp.com/makoto_fujita/)

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商品サービス

カテゴリ
美容・健康