日本博2.0事業 「トキワ荘の時代のマンガ100選」 1月31日発表!
マンガ家・里中満智子選書委員長出演のプレス向けイベントも同日開催、後日動画コンテンツとして公開
令和6年度日本博2.0事業(委託型) マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化(主催 レインボーバード合同会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁)にて、「トキワ荘の時代のマンガ100選」の特設ウェブサイトを2025年1月31日に公開いたしました。

◆「トキワ荘の時代のマンガ100選」プロジェクトについて
「トキワ荘の時代のマンガ100選」は、「トキワ荘」が存在した時代=1952年~1982年に発表された日本のマンガ作品から、永久に読み継がれたい100タイトルを選書委員会によって選出・発表し、国内外の読者に伝えていく事業です。
【マンガを介して「トキワ荘の時代」と「令和」をダイレクトに接続する 】をコンセプトに、マンガの持つ、話者の解釈やノスタルジーを含まずリアルタイムの文化や空気感が反映されたまま誰でも手に取れる形で現在に遺されているというメディアとしての特殊性を活かし、「トキワ荘の時代」(=今のマンガの礎となった、いわゆる「戦後ストーリーマンガ」の黎明期・成長期の時代)を伝えるマンガの選書を通じて、国内外の幅広い世代に、「トキワ荘の時代」のマンガの手触りを感じてもらうことを目指します。
特に、すでに高い評価が定着している作品だけではなく、時代の移り変わりの中で消費され、現在ではあまり語られることがなくなった「時代とともにあったマンガ」にもスポットを当てることを目指しています。

●当時の読者である漫画家で選書委員会を組生
100タイトルの選出作品(以下・100作品)は、一般社団法人マンガジャパン代表の里中満智子氏を選書委員長とし、マンガジャパン会員の漫画家を中心に組織する選書委員9名による合議で選出されました。
選書委員(敬称略):里中満智子(選書委員長)、秋本治、いわみせいじ、木村直己、倉田よしみ、志賀公江、庄司陽子、三浦みつる、すがやみつる
◆特設ウェブサイトについて
100作品を公開するウェブサイトは日本語と英語の二カ国語の表記で作成され、マンガを通じ昭和の日本・日本文化を世界に伝えることを目指します。
また、幅広い世代が100作品やトキワ荘の時代に興味・関心を持てるよう構成されています。
作品ごとの紹介ページでは、同時代を併走したマンガ家である選書委員の推薦コメントのほか、若い世代も含めた、文化人、アーティスト、研究者、ライター、海外の研究者等のレビュアーのコメントも掲載します。
更に、サイト公開後も読者によるコメントを順次掲載していくことで、作品に対するさまざまな解釈が可視化されるページとなります。
また、メディア芸術データベース( https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/)、マンガぺディア( https://mangapedia.com/)の作品紹介ページへのリンクを掲載することで、書誌情報とともに収蔵館の確認を可能にしました(※一部作品を除く)。
「トキワ荘の時代のマンガ100選」特設ウェブサイト


◆発表イベントを動画コンテンツとして配信予定
当プロジェクト特設ウェブサイト公開に伴い、記者発表イベントが2025年1月31日(金)に開催されました。
イベントでは主催代表であるレインボーバード合同会社代表・山内康裕によるプロジェクトについての説明、選考委員長・里中満智子氏によるお話 、山内より里中氏へ質問形式の対談などが行われました。
イベントの模様は動画コンテンツとしてYoutubeにて公開されました。(3/26更新)
再生リスト【「トキワ荘の時代のマンガ100選」ウェブサイト公開・発表イベント】

【令和6年度日本博2.0事業(委託型)マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化】
「マンガの聖地としま」トキワ荘のまちエリアへの海外からのファン・観光客の来訪を促し、日本のマンガ文化を世界に広めることを目的に、各種取組を公と民間で協働して実施し、「トキワ荘マンガミュージアム」を中心としたトキワ荘通りのインバウンド活性化を進めています。
取組「トキワ荘の時代のマンガ100選」
主催:レインボーバード合同会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
企画制作:一般社団法人マンガナイト 企画協力:一般社団法人マンガジャパン
令和6年度日本博2.0事業(委託型)
「日本博2.0」は、2025年日本国際博覧会に向けて、日本の美と心を体現する我が国の文化芸術の振興及びその多様かつ普遍的な魅力を発信する国家プロジェクトです。
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