ヒートショックの認知度や、入浴時の対策の実施率は?|ヒートショックについてのアンケート調査
株式会社マーケティング・リサーチ・サービス(本社:東京都豊島区、代表取締役:岩川恵理子)は、「ヒートショックについてのアンケート調査」を実施し、マーケティング情報メディア『digmar(https://digmar.jp/)』に調査結果を公開致しました。
冬本番になり、寒さが厳しくなると家の中でも冷えを感じることがあるのではないでしょうか。
これからの時期に気を付けたいことの一つに「ヒートショック」があります。
「ヒートショック」とは、“気温が低い脱衣所・浴室から、温かい湯船に入るなどの、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動するなどによって起こる健康被害”*1のことをいいます。
温度差の大きい場所へ移動する際にリスクが高まるため、暖房のきいたリビングから冷えた廊下やトイレへの移動、脱衣所やお風呂場からお湯を張った浴槽へ入る際など、心臓や血管に大きな負荷がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあります。
高齢者や持病のある方は特に注意が必要ですが、年齢に関係なく若い人でもヒートショックが起こる可能性はあると言われています。*2
昨今、メディアで取り上げられることも増え周知されていることから対策をしているという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「ヒートショック」の認知度やおこなっている対策について、20代~60代の男女517名にアンケートを実施しました。
*1 消費者庁:COLUMN 住環境における高齢者の事故について
*2 消費者庁:(別添)「高齢者の事故に関するデータとアドバイス等」
調査結果の詳細は「こちら」をご覧ください。
【POINT】
・約7割が「ヒートショック」の意味や内容を理解していると回答。
・入浴時のヒートショック対策を「常におこなっている」の割合が最も高かったのは60代。
・最もおこなわれている入浴時のヒートショック対策は「入浴前に脱衣所や浴室を暖めている」。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20~69歳の男女(インターネットモニター)
調査期間:2024年12月10日~12月12日
有効回収数:517名(性別年代均等割りえ付け)
調査主体:弊社(株式会社マーケティング・リサーチ・サービス)
ヒートショックの認知度
設問1
あなたは「ヒートショック」という言葉を知っていますか。

「ヒートショック」という言葉を知っているか聞いてみたところ、89%の人が「ヒートショックという言葉を聞いたことがある(「言葉の意味や内容を理解している」と「言葉は聞いたことがあるが、意味や内容は分からない」の計)」と回答していました。さらに「言葉の意味や内容を理解している」と回答した割合は72%でした。
入浴時のヒートショック対策
設問2
あなたは冬の時期、入浴時に「ヒートショック」対策をおこなっていますか。

「ヒートショック」という言葉を聞いたことがある人に対して、冬の入浴時に「ヒートショック」対策をおこなっているか聞いてみたところ、55%の人が何らかの対策をおこなっていると回答していました。
具体的なヒートショック対策
設問3
あなたが、冬の入浴時におこなっている「ヒートショック」対策をすべてお答えください。(複数回答)

前問で入浴時のヒートショック対策をおこなっていると回答した人に対して、実際におこなっている対策を聞いてみたところ、最も高かったのは「入浴前に脱衣所や浴室を暖めている」で64%、次に高かったのが「入浴時にかけ湯をしている」で55%、3番目に高かったのは「お湯の温度を高くしすぎないようにしている」で39%でした。
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