画家セザンヌの絵画哲学や手紙を収録した『ポール・セザンヌの思い出と手紙』【新訳・電子版】が配信開始!

ヒラタ印刷株式会社

2025.01.28 11:00

巨匠セザンヌが語る、絵画、芸術、人生。

近代絵画の巨匠セザンヌが語る絵画論が豊富に収録された名著が、新訳で電子書籍化しました。セザンヌからの手紙やベルナールの取材で明らかになる、セザンヌ芸術の真髄。

近代絵画を革新させた孤高の画家ポール・セザンヌ。本書は、セザンヌが語った言葉や、セザンヌが書いた手紙で構成され、充実した絵画論が多角的に収録されています。「球体、円錐体、円柱体」などのセザンヌによる有名な言葉は本書が出典元となっているほど、多く参照され、長く読み継がれてきた名著として知られます。

著者は、セザンヌよりも29歳若い画家エミール・ベルナール。ベルナールにとってセザンヌは、16歳の頃から憧れの画家であり、長らく心の師でした。ゴッホやゴーガンとの親交を糧に画家として実績を重ね、36歳になったベルナールは、1904年2月に意を決してセザンヌの自宅を訪問します。1ヶ月にわたった交流は貴重な体験記を生み、その後の文通で、絵画の指南が豊富に書かれたセザンヌの手紙を受け取ります。

セザンヌの死後、ベルナールが師と過ごした日々の思い出と手紙をまとめた書籍が、1921年に出版された本書『Souvenirs sur Paul Cézanne et Lettres(ポール・セザンヌの思い出と手紙)』です。

セザンヌという希代の画家がその手法を惜しげもなく開示した本書は、美術を志す人のみならず、表現活動に従事している人にとっても、大きな気付きや道標となる啓示に満ちています。セザンヌがベルナールに語った絵画哲学は、そのまま後世の私たちへと向けられた希望の言葉でもあるのです。

 

Souvenirs_sur_Paul_Cezanne_et_Lettres

 

ポール・セザンヌの思い出と手紙(新訳電子版)
著者:エミール・ベルナール
訳者:青岳那苑
価格:1,980円(10%税込)
※希望小売価格
電子書籍(EPUB、リフロー形式)
ISBN 978-4-902324-25-9 C0072
配信:主要電子書店

本書の解説ページ
https://www.banshodo.com/books/cezanne_bernard.html

 

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