口腔がんの増加に伴い、口腔がん検診システムの導入進む

株式会社きすう

2024.12.25 15:21

千葉県内の歯科医師会に続き、埼玉県内の歯科医師会でも導入

口腔がんは食生活、飲酒・喫煙、口腔環境の劣化そしてストレス等の影響があるといわれており、日本では増加傾向にあります。男性に多いガンといわれていましたが、近年では女性の罹患率も増加している。そうした背景に伴い、口腔がんの検診システムへの需要も高まっている。株式会社きすうは口腔がん検診システム「Octees(オクチーズ)」を埼玉県内の歯科医師会に向けて提供開始。先行導入した千葉県内の歯科医師会に続き2例目の導入事例。

口腔がんは早期発見が重要

口腔がんは、舌や、歯ぐきにできることが多く、他のガンと比べた場合に、生活の質(QOL)の低下にもつながりやすい(喋りにくい、噛みにくい、食事しづらいななど)。

そのため、早期発見し、なるべく小さい範囲で治療を行うことは、命を救うことと同時に、生活の質を守る上でも非常に重要なことです。

口腔がん検診は、がんの検出率が高い

Octees(オクチーズ)」を先行導入した歯科医師会では、3,000名ほどの検診を行い、9名の早期ガンを検出することができました。

これは、他の5大がん検診(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん)と比較しても、2〜3倍と高い検出率です。

さらに、口腔がん検診は、他のがん検診と比べると、費用も少なく、簡便で、検診に伴う負担も少ないことから、非常に有用な検診手法であると言われております。

口腔がん検診システム「Octees(オクチーズ)」を埼玉県内の歯科医師会が導入

株式会社きすうは、口腔がん検診システム「Octees(オクチーズ)」を埼玉県内の歯科医師会向けに提供開始、先行導入した千葉県内の歯科医師会に続き2例目の導入事例となる。口腔がん患者は年々増加しており、検診システムの需要もそれに伴い増加している。 

「Octees(オクチーズ)の機能

口腔がん検診システム「Octees(オクチーズ)」は、患者の口腔内をパーツごとに撮影した写真と症状を記述してクラウド上に保存して、過去の診察内容の閲覧や患者毎の集計機能を備えてます。また診断に不安がある場合担当医から、より専門性の高い歯科大等の医師に相談することができるシステムです。

投稿した症例はデータベースに保存されて、以降、参照できるようになります。蓄積されたデータベースについては暗号化されており、個人情報の漏洩対策として患者の個人情報はシステム上に一切保持しておりません。

また、検診データごとにレポートをPDF出力できるため、保険請求時のエビデンスとしても活用されています。印刷したレポートを患者へ渡すことで、これまでよりわかりやすい説明と正確な情報伝達も可能となりました。

歯科医師会ごとに相談先を設定

Octees(オクチーズ)」は担当医が診断に不安がある場合に、より専門性の高い歯科大等の医師に相談ができるシステムです。そのため、各歯科医師会ごとに相談先の歯科大を指定することができます。

それにより、歯科医師会と歯科大の連携などを生かしつつ、これまで以上に密な情報共有、相談が可能なシステムです。

利用歯科医師会の声

口腔がん検診システムOcteesの導入により、専門性の高い歯科大の医師に相談できる仕組みが整い、これまでより精度の高い診療を患者へ届けることが可能となりました。歯科医同士の技術交流のきっかけや、情報共有、相談できる環境づくりにも役立っています。

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