子ども食堂支援に繋がる参加費無料の親子参加型イベント『てんとう虫となかまたち(クリスマス編)』を開催しました

アスト株式会社

2024.12.13 14:00

イベント開催毎に認定NPO法人全国こども食堂支援センター”むすびえ”へ寄付を行う大阪の家庭紙卸商社による独自の取り組み

「家庭紙から生まれる支援の輪プロジェクト」を展開する家庭紙卸商社、アスト株式会社(大阪市中央区)は、親子で楽しくイベントに参加しながら「子ども食堂」のことを知ってもらうための無料イベントを12月7日エディオンアリーナ(大阪市浪速区)にて開催いたしました。

 現在、こども食堂の数は増加の一途をたどり、全国の公立中学校数約1万箇所と並ぶ約9,000箇所にものぼっています。多くのこども食堂は、多世代が交流できる居場所として開かれているところが大半ですが、ある調査によると、こども食堂が「年齢や生活環境によらず誰でも利用できる」と知っている人は29.0%と限られた人にしか利用されていないのが実態です(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ「2023年度こども食堂に関する認知調査結果」)。

 また、こども食堂の運営は、ほぼボランティアで行われているため、すべての子供が利用できる状態にするためには、より多くの方々の理解や支援が必要であることも現在課題になっています。

 「家庭紙から生まれる支援の輪プロジェクト」は、当社が取り扱う商品購入対象者の約8割が女性であることから、当初は女性支援に繋がる「ホワイトリボン運動」の支援に取り組みました。その女性支援を進める中で、食事を満足にとれない子どもや孤食の実態、またこども食堂が単に食事提供だけでなく、地域との交流や学びの場でもあることなど、実際の「こども食堂」へのボランティア活動を通して、貧困家庭の子供だけが利用するところというイメージが世間一般に強いということも知りました。

 そこで、私たちは2024年4月から年間を通して親子で参加できる無料のイベント『てんとう虫となかまたち』の開催を開始。イベントを開催する毎に認定NPO法人全国こども食堂支援センター”むすびえ”への寄付を行うことを決め、女性支援のみならず子ども支援にも取り組むことにしました。

 

■『てんとう虫となかまたち』とは

 1~3歳前後のお子様とパパさん、ママさんに親子で楽しく参加してもらいながら、イベントの中で「孤食」や「こども食堂」のことを知り、考えていただくきっかけづくりをしています。そこには児童の成長を願い、どんな境遇の子供たちも笑顔で暮らせる社会にするという“未来へつなぐアストの思い”を込めています。

 メンバーは1年間参加できる親子でペア募集し、1期生として年間で5回(4月・7月・10月・12月・3月)のそれぞれ〈知育〉〈食育〉〈体育〉イベントに参加します。

■「てんとう虫となかまたち(クリスマス編)」のイベント内容

イベントの始めには、こども食堂を正しく知ることの他に、毎回内容の異なる講話の時間を設けています。今回は「アンガーマネジメント」をテーマにお話しました。言葉を聞いたことはあっても内容までは知らないという親御様が多く、講話後の感想では様々なお声をいただきました。

 

〈体育の会〉クリスマス編では、この後の様々なエクササイズに備えて親子でストレッチを行うことから始めます。

 

 今回の〈体育の会〉クリスマス編では、「親子で楽しむ」をコンセプトに山南美沙子氏が開発した”ベビリック”という新しいエクササイズを通して、運動や親子のコミュニケーションを高めます。「親子ウェーブ」「借り物競争」「ティッシュ運びレース」「みんなでジャンプ」「そり乗り」「パラバルーン」に親子で取り組んでいただきました。

 

 

 

 

 

 

今回はクリスマス編のため、最後はサンタさんから子供たち一人ひとりにお菓子のプレゼントがありました。

 

また当日クリスマスカラーの服装で参加された親御様には、私たちの活動に賛同いただいたクオレ株式会社(化粧品製造販売、大阪府吹田市)提供のコスメプレゼントもありました。私たちの支援だけでは限界があるため、今後も活動に賛同してくれる企業仲間を増やす取り組みも継続して行っていきたいと考えています。

■12月7日『てんとう虫となかまたち(クリスマス編)』参加者の声

・初めてのサンタさんに大興奮の娘でした。講話もベビリックの内容も毎回違って、本当にたくさんたくさん準備していただいているんだなぁといつも感動します。

・アストさんのイベントには3回目の参加でしたが娘の名前を呼んで下さったりもして嬉しかったです。本当に無料でいいのかというくらい楽しく学びのあるイベントでした。

・数日前からいつも楽しみなイベントで、娘もとても素敵な刺激をもらってます。どんなに機嫌が悪く、泣いていてもたくさんお話ししてくださり、会場内で自由にさせていただいてても笑顔で接してくださりとても居心地がよくありがたい環境です。

・子ども食堂だけでなく、アンガーマネジメントについても普段考える事がなかったので、立ち止まるきっかけになりました。

・怒りは自分でも気づかないうちに溜まっていて、子供に爆発してしまうことが時々あるのでうまくコントロール出来るスキルをつけたいと感じた。

・怒ると叱るの違いなんて考えたことなかったのでお話伺えてよかったです。

 

 次回『てんとう虫となかまたち』のイベントは、今期最後の会として1期生を対象に卒業式を兼ね、株式会社メフォス(給食受託事業、東京都港区)の協力を得て〈食育の会〉を2025年3月8日(土)クレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター中央館、大阪市天王寺区)にて開催いたします。

 「家庭紙から生まれる支援の輪プロジェクト」は、2025年も継続して「こども支援活動」に取り組んで参ります。

 

⇩アストCSR活動公式Instagram

https://www.instagram.com/ast_csr/

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